「サロマ湖100kmウルトラマラソン」の完走を目指して、去年の12月から始まった「サロマ練習会」。
練習会開始当時は、サロマ開催の可否も不明な状態で、イマイチ練習にも身が入っていない状態でしたが、今年は4年ぶりにサロマの開催が決定されました。
6月末の大会まであと2ヶ月ちょっとということで、大会参加予定の皆様の気合いも入り、今回の練習会は、10人近くの参加者で賑々しく行われました。
この日の釧路は最高気温が9.3度と肌寒く、南東の風が強かったですが、1〜2月の「冬のサロマ練」に比べれば、雪がないだけありがたい環境です。
本日の目的地は「細岡展望台」。
釧路の誇る「釧路湿原」には、全部で11ヶ所の展望台があるのだが、その中でも「最もメジャー」な展望台で、JR釧網本線の釧路湿原駅から徒歩で行くことができます。
「展望台」というからには、当然高いところにあるわけで、アップダウンのある厳しい道のりになりそうであるが、今月も50km超元気に行ってみよう!
キロ6分〜6分半ぐらいのペースで、山道をうねうね進み、約19kmで細岡展望台到着。
久々に来たけど、やっぱこっから見る釧路湿原が、一番全体像が見えていいね。
まだ観光シーズンでないのもあって、静かで落ち着いた雰囲気の展望台でした。
札幌ではすでに桜が咲いているようであるが、こちらはまだ冬枯れの原野が拡がっていますな。
こっから線路沿いに走り、細岡駅を経由して、国道391号線へ。
ここまで26km。
あとは今来た道を引き返すだけの簡単なお仕事です。
過去のサロマ練と比べると、やっぱ雪がなくて走りやすいんで、30km過ぎても消耗度はそこまでじゃなかったですね。
展望台への登り返しがちょいキツかった以外は、割合淡々と進むことができました。
冬の間、地道に鍛えてきた甲斐があったと言うものだ。
42km過ぎてもまだ脚が残っていたので、あと10kmなら大丈夫だろうと、一気にキロ5ペースに上げてスパート!
…と思いきや、爆風向かい風で、心拍数は150超えてるのにキロ6ペースで変わらずという悲しい結果に終わってしまいました。
まあ、サロマ80km過ぎの「ワッカ原生花園」は、気象条件次第では暴風が吹き荒れることもあるんで、その練習だと思えば、向かい風に立ち向かったことも無駄にはならないだろう。
だからと言って、本番で風が吹き荒れてほしいとは1mmも思わないわけだが。
52km、獲得標高368m、休憩を除いた走行時間5時間20分の今回のサロマ練習会でした。
参加された皆様、お疲れ様でした&ありがとうございました。
今日のようなアップダウンのあるタフなコースを6時間以内で走れれば、本番の完走はほぼ間違いないでしょう。
あと2ヶ月、故障しない程度にしっかり仕上げていきたいものです。
今後の「超ロング練」としては、ゴールデンウィーク中にレースペースに近いスピードで「60km走」を入れて、そんでもって、自分でもなかったことにしたいのであるが、5月の下旬に「小樽から苫小牧まで150km走る」やべぇイベントがあるんで、これをサロマ前の最後の仕上げの超ロングにして、6月中は疲労を抜きつつ調整していきたいと思います。
さようなら。