ゴシラン

走ることについて語ります

「2023板橋Cityマラソン」反省会とサブスリーへの決意

レースレポはこちら。

 

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《結果は満足、過程は不満》

 

レースが終わった段階では、「あぁ、やっちまったあ。PB更新ならずかあ」と、ちょっとガッカリしましたが、それ相応の練習をしなかったのだから、結果を残せなかったのは当たり前。

むしろ、ほとんどスピード練習をしてこなかった中で、PBより1分半遅れですんだという結果には満足しています。

2レース連続で「3時間一桁」を出すことができ、半年前の別海はフロックではないことがわかり、確実に実力はついてきています。

 

フルマラソンでは練習した成果以上のものは出せません。

改めて、フルマラソンには「ラッキー」や「会心の一撃」などというものはなく、努力がそのまま反映される清々しい競技であるということを学びました。

 

スピード練習ができなかった言い訳として、「1〜2月は雪や氷に覆われた雪国の路面状況」というのがありますが、そんなことは初めからわかっていること。

地元の速いランナーは、冬季でも室内ランニングコースを使って、スピードを磨いています。

3月にガチでフルマラソンを走るという覚悟が足りませんでした。

 

通勤&帰宅ランにこだわりすぎて、帰宅ラン後、室内でスピードを磨こうというまでの体力&モチベーションがなかったです。

通勤&帰宅ランオフ日を設け、最低でも週に一度は「室内練習デー」を設けるべきだったと思います。

 

《ガーミンデータ振り返り》

 

 

数年前まで、ガチでフルマラソンを走ったときは平均心拍数が170ぐらいにはなっていたのですが、今回は160も超えず。

これが老化なのですね。

50代に足を踏み入れたことを実感する結果となりました。

いかに低い心拍数で、身体に負荷をかけずに走る「ランニングエコノミー」を磨いていけるかが、これからますます重要になっていくと思います。

もう体力任せ筋力任せでは通用しないお年頃になったことを、正面から受け止めていきましょう。

 

平均ピッチは197と、別海と同じ。

序盤は200ぐらいのピッチを刻んでいましたが、終盤は195ぐらいに落ちていきました。

一方ストライドは、スタートからゴールまでほぼ115cmを保てていました。

 

別海後は「あとはストライドを伸ばせばサブスリーは近づく」と思っていましたが、以下の本を読んで、「おっさんランナーはピッチを磨いた方が早道なのかな」と、考えを変えつつあります。

 

 

本の中のデータによると、力強く弾むような走りをしている松田瑞生選手や鈴木亜由子選手でもピッチは200超えで、間違いなく彼女たちよりも筋力が劣る私は、もっとピッチ走法を磨いていくべきかもしれません。

もうピッチには伸びしろはないかなと、ずっと思っていましたが、200オーバーのピッチで走る練習をしていきましょう。

 

《「どうせ」と「どうしても」は永久禁止》

 

今回のレース前に、飛行機とホテルで読んだ本がこれ。

 

 

フルマラソン30km以降の限界状態で、メンタルを保つには非常にいい本だと思います。

 

辛い状況に置かれたとき、人間は「どうせ私なんて」とか「どうしてもできない」という思考になってしまいます。

しかし、厳しいことを言えば、そんなことを言っているうちは永遠に夢はかなえられないと言ってもいいでしょう。

自分の限界を自分で決めたところで、人間は絶対にそれ以上上に行くことはできなくなります。

 

なんて、エラソーなことを言っている私ですが、苦手なスピード練習で結果が出ないと「どうせ私はスピードがない」とか「どうしてもスピードが出ない」とか思ってしまう弱い人間です。

 

今日を最後に「どうせ」とか「どうしても」って言葉を使うのやめてみませんか?

 

多分、そうやって自分で自分の限界を決めて、何もしない日々を過ごしても、人生面白くないんじゃないかなと思います。

「どうせ」とか「どうしても」って言葉が頭に浮かんできたら、そこをグッとこらえて「どうにかならないか?」「どうすればできるんだ?」と自分に語りかけてみませんか?

 

自分への戒めもこめて、自分の殻に閉じこもる言葉を使わないように気をつけていきたいものです。

言葉の持つ力というのは、自分が思っているよりも大きいです。

 

サブスリーに憧れているうちは達成できない》

 

WBC勝戦を前に、大谷翔平選手からチームメイトへのお言葉。

 

 「僕からは1個だけ。憧れるのをやめましょう。ファーストにゴールドシュッミトがいたりとか、センターを見たら、マイク・トラウトがいるし、外野にムーキー・ベッツがいたりとか。野球をやっていれば、誰しもが聞いたことのあるような選手たちがいると思うんですけど、今日一日だけは憧れてしまったら超えられないんで。僕らは今日、超えるために、トップになるために来たので。今日一日だけは、彼らへの憧れを捨てて、勝つことだけを考えていきましょう。さぁ、いこう!」

 

やはり世界の頂点に立つ人の言葉は違う。

ホントに28歳の若者かってぐらいの、人生の酸いも甘いも知っている円熟味のあるお言葉であると思う。

 

憧れているうちは、その憧れのハードルを超えることはできない

 

サブスリーに憧れてるうちは、それが心理的な壁になってしまいます。

今日の練習会で、サブスリーランナーに「2時間55分切りを本気で目指すぐらいじゃないと、サブスリーは達成できない」と言われました。

サブスリーはできる!そこを超える練習をしていく」という心構えで、つくばまでの8ヶ月、それに見合う行動をしていきましょう。

それまでは毎日、ここに書いたことを読み直し「夢をかなえる強い心」を作っていきます。

 

んなわけで、つくばまではこの記事をトップに固定していくことにします。

 

私はできる!絶対にできる!

 

ここまでご清聴ありがとうございました。

 

さようなら。

2023 5/21~5/26 ランニング週記

先週土曜日の「超ウルトラキャノンボールランロス」で、抜け殻状態の私です。

 

筋肉系のダメージはほとんどありませんでしたね。

脚よりも腹筋が筋肉痛になっているという謎現象が生じていました。

脚があんまり使えなかったので、お腹を使って走っていたのかな。

その辺のメカニズムは知らんけど。

神経痛の痛みは、よくも悪くもなっていない感じ。

薬でごまかされているのかなって気もするが。

胃腸、内臓系の疲労はかなり回復したんじゃないかなと。

 

初めてサロマで100㎞走ったときに比べたら、「全然行けるな」というのが正直な感想です。

さすがに「今走れ」と言われれば、「無理」と即答するレベルですが。

それでも今日は30分ローラー台を回せるぐらいには回復しました。

 

 

週間走行距離は151㎞。

その約80%を1日で達成しているというおかしなことになっていますが、年に一回ぐらいはそういう日があってもいいでしょう。

結果的に、故障がよい大会前のテーパリングになったのではないかと思います。

 

 

 

 

 

 

 

今週は水曜まではローラー台を使った「アクティブレスト」にとどめ、また6月に入った木曜から、サロマに向けて始動していきたいと思います。

まずは心身ともに「回復優先」で、今週はゆっくり過ごしていきましょう。

 

さようなら。

「超ウルトラキャノンボールラン2」結果

昨日5月27日(土)、「日本海側の小樽から太平洋側の苫小牧まで走る」という変態イベント「超ウルトラキャノンボールラン2」に参加しました。

遅ればせながら、結果報告。

 

 

ずーっとこのブログで「痛い痛い」と言ってきて、「50km走れれば御の字」などと言っておりましたが、気がつけば121kmも走ってしまい、「痛い痛い詐欺」疑惑が出るような結果となってしまいました。

設定された150kmのコースを走り切ることはできず「DNF」という形になってしまいましたが、今の私の状態では出来すぎの結果となり、これから何か悪いことが起こるのではないかと、かえって不安になるぐらいです。

(ちなみに150kmの部の参加者は私も含め4名で、完走者はゼロ)

 

ロードの「超ウルトラ」の世界は初めての私でしたが、いい意味でサロマのような「競技」という空気がなく、「長い散歩」というか「旅」のようなゆるい感じで、15時間以上に渡る道のりを満喫させていただきました。

 

 

参加賞Tシャツ。

正に、Tシャツに書かれているような「長い旅の通り道 素敵な誰かが待っている」というフレーズがどんぴしゃで当てはまるような、非常にナイスなイベントでした。

主催者の「風たびRC」の皆様、このようなニッチなイベントに私設エイドまで用意してくださったチャーリーさん、最後、苫小牧市内での「夜のピクニック」にお供してくださったタマ子さん始め、今回のイベントで携わった皆様全てに心より感謝しています。

結果は先に書いたようにDNFでしたが、自分の中では4年前にサロマでサブテンを達成した以上の価値ある大会だったと思います。

 

あの伝説のウルトラトレイルランナー「スコット・ジュレク」が著書「EAT&RUN」の中で残したお言葉

 

人生はレースじゃない。

ウルトラマラソンだってレースじゃない。

そう見えるかもしれないけれど、そうじゃない。

ゴールラインはない。

目標に向かって努力して、それを達成するのは大事だけど、一番大事なことではない。

大事なのは、どうやってそのゴールに向かうかだ。

決定的に重要なのは今の一歩、今あなたが踏み出した一歩だ。

 

結果よりも、その結果に向かう一歩の質。

それが数字よりも大事であるということを知らしめてくれた、小規模ながらも心温まるイベントでした。

 

果たして、このような参加者20名程度のニッチなイベントのレースレポに、どのくらいの需要があるかはわかりませんが、「超ウルトラ」の魅力をこれから数日にかけて、余すところなく伝えられればいいなあと思います。

 

さようなら。

「超ウルトラキャノンボールラン2」2日前

ラソン大会って、参加申し込みをしたときは謎の高揚感につつまれるのだが、いざ大会が近づくと、夏休みの宿題に追われる新学期前のような気持ちになるのはなんでだろね?

 

gossy54200.net

 

とは言え、現実に「150km走る」クレイジーなイベントが2日後に迫っているというのは避けられない事実であるので、もう現実逃避の時間はおしまいだ。

覚悟を決めて、土曜日はスタートラインに立とうではないか。

 

一番気になるのは、現在、左大腿の痛みとしびれに悩まされていて、まともに走れないということですね。

おとといのブログに書いたように、昨日整形外科を受診して、腰椎椎間板ヘルニアなどの大きな疾患がないかチェックすることにしました。

レントゲンを撮ってもらって、診察室で脚を動かしたりなどして診てもらった結果、「大きな異常なし。とりあえず痛み止め渡しておくんで、3週間経ってまだ痛いようだったらまたおいで。MRI撮るから」という診断結果でした。

 

予想通りと言えば予想通りの結果に終わり、「なんだ、わざわざ休み取ってまで病院行かんくてもよかったな」という気持ちとともに、「ふー、大したことなくてよかったわ」と大いに安堵したのでありました。

人間というのは不思議なもので、原因不明のときは「これ、何かすげぇ悪いもんじゃないか?」と不安になり、痛みが3倍増しになるのだが、なんでもないということがわかると、痛みが一気にすーっと引いてくるものなのである。

病は気からってのは、半分ぐらいは本当なんだろうなあ。

 

安心したので、そのまま10km走ります。

 

 

濃いピンクだった八重桜も、すっかり色がくすんできて、日本一遅い釧路の桜シーズンも終わりを迎えましたね。

3週間ほど痛みに苦しんでいる間に、季節はすっかり進んだものだ。

 

 

土曜日のシューズはどうしようかなあと、あれこれ考えていましたが、結局、去年の「まちなかトレラン」で100マイルを走った実績のある「HOKAクリフトン8」をチョイス。

DEPOで3割引きで売ってたんでゲットしました。

 

 

どことなく30年ぐらい前の日本ハムファイターズを感じさせる色づかいがよい。

(画像はWikipediaより)

 

 

今日はおニューのクリフトン8を履いて、通勤&帰宅ラン。

お薬の力は偉大で、痛みをほとんど感じることはなく、感覚がなかった左脚にも力が入るようになりました。

月曜の段階では、本気でDNSを覚悟していたのですが、ギリギリ滑り込みセーフで、なんとかスタートラインに立つ資格がゲットできたかなあというところです。

あまり使いたくはなかったが、お薬の力に頼りながら、行けるところまで行ってみよう。

余計なことは考えず、キロ6分半〜7分ぐらいのペースで、淡々と歩を刻んでいくのみです。

 

本日、大会主催者である「風たびRCさん」より、大会要項とマップが郵送されました。

 

 

大体土地勘はあるところなので、コースロストはしないと思うのですが、一応曲がるポイントはストリートビューでチェックしておこうかなと。

150kmコースは、100kmの部のゴール地点である苫小牧のホテルに着いてから、更に25kmの周回コース2周というメンタルを削られるコース設定ですな。

まあ、今の私にとって、そこまで心配することは杞憂なのですが。

最低でも50km、もし痛みやしびれがひどくならない神展開であれば100km行ければいいなあというのが、現在の希望的観測です。

細かい計画は立てずに、シンプルに「行けるとこまで行く。ダメそうならすっぱりやめる」と決めて、土曜日は「長い散歩」を楽しむつもりで気楽に行きたいと思います。

 

明日の早朝の高速バスで現地入りするんで、今日はさっさと荷造りして寝なくてはな。

ま、忘れ物があったら、途中札幌で調達することにしよう。

 

さようなら。

孤独のグルメを見ながらローラー台

どうも左脚の故障は、このままだと慢性化するかもしれんなあということで、あまり脚に負荷のかからない「チャリトレ」に切り替えていこうかなと思います。

あのマリー・アントワネットも「走れないなら自転車に乗ればいいじゃない」って言っていたことだし(大ウソ)。

 

一時期、ロードバイクをメインの趣味としていたころは、「ローラー台の使える家に住みたい」という夢があったのです。

しかし、賃貸集合住宅に住んでいると、どうしてもローラー台の発する「騒音+振動」の問題があって、部屋でローラー台を使うという行為は近所迷惑甚だしく、「お家でローラー台」は叶わぬ夢なのかなあと半分あきらめかけていました。

 

趣味の中心はロードバイクからランニングに移った現在でありますが、「ローラー台の使える物件への憧れ」は潜在的に持ち続けていたのでしょう。

たまたま見かけたブログに、「バイクガレージ付きアパート入居者募集中!」と案内を見て、「これは引っ越すしかない!」と電光石火の早業で引っ越しを決意した私なのでありました。

ふふふ、バイクガレージがあれば、近所の目を気にせず、ガレージ内で心置きなくローラー台が使えるというものだ。

 

でも、人間って夢が現実になってしまうと意外と覚めてしまうものなのですね。

ガレージは夏は暑いし、冬は寒いし、ついでにロードバイクにもあんまり興味なくなったしということで、半年ぐらいガレージは「ただの自転車置き場」と化していたのでありました。

毎月、家賃とは別にガレージに3000円も払っているのに、なんともったいないことよ。

 

 

そんなわけで、せっかく(?)故障したことだし「ローラー部屋」を使わないのはもったいないなと、久々にロードバイクをローラー台にセッティングしました。

これでガレージは「トレーニングルーム」へと変身をとげるのである。

 

タブレットスタンドにiPadをセットして、アマプラで「孤独のグルメ」を見ながらくるくる回します。

「ローラー台は退屈すぎる」という声も多いですが、私はそんなに気になりません。

ドラマ2話分で約1時間と、夕食前の軽い運動にはちょうどいい感じです。

正直、腹減ってるときに、松重豊がうまそうに飯を食っているのを見るのは、精神衛生上良くないが、これを乗り越えた後の飯は本当にうまい!

ローラー台を漕いでいるうちに、電気圧力鍋で作ったサバの水煮はいい感じに仕上がっていて、調理中の時間も有効利用でき「一石二鳥」のローラー台生活なのであった。

 

 

ランニングに比べるとカロリー消費量は少ないですが、何もしないよりはいいでしょう。

状態が上がるまでは、「アマプラ+ローラー台」で、ガレージ引きこもりのトレーニング生活を送っていきたいと思います。

 

 

昨日の整骨院で、左臀部がものすごく硬くなっているという指摘を受け、「ボールを臀部の下に入れてグリグリするといいよ」と勧められたので、100円ショップでボールをゲットしました。

ぐぬぬ、これ結構痛いぞ。

しかし、グリグリした後は、気持ち脚の状態は改善しているので、地道に繰り返していこう。

今はトレーニングよりも、ケアの時間をしっかり取るべき時期なのである。

 

左脚の状態は正直よろしくないですが、幸い弊社はホワイト企業なので、明日の午後年休をゲットすることができ、おとなしく整形外科を受診する決心をしました。

サロマに向けて、少しは明るい光が見えてくればいいがな。

 

まあ、ローラー台生活も、それはそれで普段見ないドラマとかを見ることができ悪くない生活なので、状態が戻るまではクルクル回して心肺機能を維持して、スムーズにラン復帰できるような身体作りは継続していきましょう。

 

さようなら。

2023 5/14〜5/20 ランニング週記

故障時はうまく走れない現状に目をそむけたくなりますが、こういうときこそしっかり振り返りをして、今後に活かしていきましょう。

きっと、「あのときの故障があってこそ、今、楽しんで走ることができる自分がある」と、懐かしく感じるときが来るでしょう。

知らんけど。

 

 

当初の予定では、平日は朝4時起きで10kmジョグして「一部練」で終わりと考えていたのですが、故障箇所の痛みでなかなか眠れず、結局睡眠優先で「通勤帰宅ラン」の「二部練」でお茶を濁す形となりました。

自分の感覚では、帰宅ランの方が明らかに脚の感覚がなく調子が悪いんですが、タイムを見ると朝とそんなに変わんないですな。

月火は最悪の調子で、水曜にちょっと戻して、また木曜から下降線をたどると言った感じです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

左脚の方は、痛みはあまり変わらん感じだが、しびれが強くなり、感覚がなくなってきているのが気がかりだな。

2週間前は3km走ったぐらいからなくなっていった左脚の感覚が、今はもう走り出しから消失している。

片脚だけ正座した直後に走っているような感じ。

そろそろ整形外科に行って、腰のレントゲンやMRIを撮ってもらい、しっかり診察してもらう段階なのかもしれませんね。

 

とりあえず今週は1回だけ10kmぐらい走って、土曜日DNFにするのか、それともDNSにするのか判断していきたいと思います(さすがに完走する気はゼロ)。

人それぞれ考え方はありますが、私は貴乃花稀勢の里の例から、「その後の競技生活を犠牲にしてまで、痛みに耐える感動などクソくらえ」と心底思っていますので、「ここまで練習してきたのだからもったいない」という思考に陥らず、客観的な妥協をして、自分の身を守ることを最優先していきたいと思います。

今回はダメでも、故障を治せば、また次のチャンスはあるわけだから。

 

さようなら。

雨のクラブ練と現状把握

本日、北海道では「洞爺湖ラソン」が開催され、いよいよ本格的なマラソンシーズン到来と言ったところです。

5月の下旬からマラソンシーズンってのも、道外の方には理解しがたい感覚かもしれませんが、今日の洞爺湖は気温10度と、フルマラソンには絶好の気温だったのではないでしょうか。

雨が降っていたのはちょっと残念でしたが。

 

さて、洞爺湖から300km以上離れた、ここ道東の地も、今日は朝から冷たい雨が降っておりました。

気温は7度と洞爺湖よりも更に寒い。

 

 

そんな雨の寒い日でも、クラブ練習会は開催されました。

2018年サロマ湖100kmウルトラマラソンの「荒れたワッカ」のことを考えると、このぐらいの条件で走る練習もやっておくにこしたことはない。

 

 

さあ、雨ニモマケズ走り出すのだ!

 

昨日ロードバイクを漕いでいたときは問題のなかった左脚だが、走るとダメだねえ。

キロ6分20秒ぐらいでもかなりキツイ。

とにかく感覚がなくて左脚が動かんのよ。

 

というわけで、途中から集団を離れマイペースで単独走。

10km63分で今日の練習はおしまい。

 

うーん、今週土曜の「150km超ウルトラ」に向けてかなり不安の残る内容になったが、現状をしっかり見つめよう。

治療を始めても一向によくなる気配はなく、というかむしろ悪くなっている感じだな。

とにかく左脚のしびれるような感覚のなさがずっと続いている。

 

こっから劇的に症状が改善される見込みはかなり低そうなので、今できる範囲でどうにかコンディションをこれ以上悪化させないように整えて、当日もだましだまし無理しない範囲で無茶をするしかないだろう。

 

まあ、あんまり悲壮感を持っても楽しくないので、当日は最近お気に入りの「ランチューバー」である「酷道ランナー」のようにのんびり楽しみたいですな。

 

 

 

レースは結果も確かに大事かもしれんが、それ以上に楽しんだもの勝ちだ。

ウルトラマラソンのような頭のおかしいイベントに対しては、こっちもバカになってこそナンボである。

せっかくの機会なのだから、徹底的に楽しんでやりましょう。

関係者の皆様、当日はよろしくお願いいたします。

 

練習会終了後は、皆でスマホの画面越しに、洞爺湖ラソンに参加されているクラブメンバーの途中経過をチェック。

参加されたメンバーの皆様、お疲れさまでした。

特に「初サブスリー」を達成したT氏、本当におめでとう。

故障でモチベーションを見失いがちなここ数日であるが、必ず半年後のつくばまでには治して、ワシもサブスリー達成するぞ!

 

 

練習会終了後は、山花温泉で湯治。

普段は風呂に行ってもサウナメインで、入浴はテキトーなのだが、今回は湯船にガッツリ浸かって患部を温めます。

しかし、風呂から上がっても症状は改善されぬのう。

この文章を書いている現在も、左太ももがじんじんしていて、今日は本当に眠れるのかしらと不安になる次第である。

 

うーむ、故障の改善具合がイマイチということで、今日はネガティブな感じの文章になってしまったが、明けない夜はない。

ランニング以外で楽しみを見出しながら、せめて心だけは穏やかに過ごしていけるようにしていこう。

 

 

山花温泉で飲んだ「北海道限定」の炭酸飲料「リボンナポリン」が大変おいしゅうございました。

サロマでは80km過ぎのワッカのエイドで、リボンナポリンが振る舞われます。

コイツを飲むと元気100倍!

もうダメだと思ったところから300mは粘れるのではないかと思います。

というわけで、リボンナポリンの「1杯300mパワー」で、痛みやしびれとうまく共存しつつ、明日からの一週間も乗り切っていきましょう。

 

さようなら。

ストレッチポールの類似品で背骨をととのえよう

どうもイマイチですね。

 

故障した左大腿は、整骨院で施術を受けたときは「お、よくなったかも?」と思うのだが、一夜明けた午後ぐらいから「やっぱ、あんまり変わらんかも?」と振り出しに戻る日々が続いているのでありました。

 

そんなことを昨日整骨院の先生に言ったら、「ちょっと方針を変えてみましょう」と、今まで腸腰筋から大腿部にかけて、電気をかけるなどの治療がメインだったのが、神経の出どころである「背骨メイン」の治療に切り替えられた。

グリグリと背骨付近を揉まれたわけなのだが、これが相当に痛い。

「あー」とか「うー」とか悶絶し、「これだけ痛いことをされたのだから、効果は抜群に違いない」と整骨院を出たら、早くも左脚がビリビリしびれてきて、「これ逆効果なんじゃないか」と神を恨みたくなる気持ちになったのであった。

 

ただ、家に帰ったら左脚は落ち着き、でもって最近悩まされている「痛みで眠れない」という症状も出ず、今朝はさわやかな気持ちで目が覚めたのでありました。

安眠は人生において3番目ぐらいに大事なことです。

「じゃあ、1番と2番は何だ?」と言われれば、答えることができないのですが。

 

しびれで麻痺しているような左脚の感覚も戻ってきた感があります。

とは言え、「走ってまた元通り」ってことになるのは嫌なので、今日は着地衝撃のないロードバイクで遊ぶことにしましょう。そうしましょう。

 

 

故障時において予備の趣味があるのは、精神衛生上よい。

ロードバイクも、一時期色々凝りかけていたことがあったが、なんだかんだでランニングに比べると金食い虫だし、どんなに素晴らしいパーツを入手しても、肝心のエンジン(すなわち人間)がポンコツだと、ちっとも速くならないということがわかったので、今は「エントリーモデルのアルミロード+フラットペダル」と、お気楽ツーリングモードに徹しています。

(もちろんホイールも付属品の「鉄ゲタ」)

 

左脚はくるくると軽いギアを回している限りは、全く問題ないですね。

ランニングよりも2倍速以上の速さで景色が過ぎ去っていくのは、爽快感があっていいものだ。

やっとこっちも気温が2桁になって、ロードバイクシーズン到来と言ったところでしょうか。

 

 

天気がよくて気持ちいいですな。

釧路市街地は10度ちょっとしか気温がないのだが、30kmぐらい内陸部に行くと20度ぐらいに気温が跳ね上がり、初夏の気配すら感じる。

「釧路=夏でも20度しかない避暑地」というイメージがあるかもしれませんが、同じ釧路市内でも旧阿寒町領域に入ると気候が変わり、夏らしい気候を体験できます。

 

 

動物園の近くにある「マルシェ山花」で、おやつタイム。

 

 

「マルシェ山花」はシフォンケーキだったりソフトクリームが売りだったりするのですが、のんびりサイクリングの小腹を満たすには、ラスクぐらいがちょうどよい。

200円と価格もリーズナブルである。

ごちそうさまでした。

去年はサイクルスタンドがあったんだが、なぜか撤去されていたな。

ここはサイクリングロードのど真ん中にあり、サイクリングの休憩にはもってこいの場所なのだが。

 

 

故障箇所に影響することもなく、よいリハビリライドになったのではないかと思います。

これから故障が治るまでは、週末は自転車活動がメインになりそうですな。

100km〜200kmぐらいアホみたいに走りたいという気持ちもあるが、今はゆるりとボチボチやっていこう。

 

さて、話は変わって「神経痛の原因はやっぱ背骨にあるな」と睨んだ私は、新しい背骨矯正グッズをゲットしました。

「背骨コンディショニング」に磨きをかけていこう!

 

 

「ストレッチポール」の類似品です。

調べると「ストレッチポール」という名称は某L社が特許を取っていて、他メーカーでは使えないのですな。

とは言え、ストレッチ「用」ポールというのも、なんかグレーに近い名称のような気もするが。

 

 

昔通っていたジムにストレッチポールがあって、これで背中ぐりぐりすると気持ちよかったなあということを思い出し、勢いで買ってしまいました。

久々にポールの上に寝っ転がると気持ちがいいですな。

私のような鈍い背中の持ち主では、「ホンモノ」との違いはよくわかりません。

昨日の整骨院での苦しみが嘘のように平和である。

ふー、極楽極楽。

今日のサイクリングで凝っていた背中周りが、ほどよくほぐれたのではないかいう気がします。

気がするだけかもしれないが。

 

この手の「健康グッズ」は、結局「粗大ごみになる」の法則がありますが、とりあえず藁にもすがる思いで、ポールに寝っ転がることによって左大腿の痛みが軽減することを祈りましょう。

あ、ストレッチポールの類似品に色々ありますが、とりあえず身長170cmぐらいの人だったら、「ホンモノ」と同じ98cmの長さのものを選んでおいた方がいいと思います。

 

さようなら。