ゴシラン

電池残量80%に復活。走ったり休んだりダラダラと。

北海道マラソン2024 参加記(その4)

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北海道マラソン2024も残り10㎞を切り、いよいよ終盤戦。

往復13㎞の長~い長い新川通の直線を抜け、北海道大学へと向かいます。

 

正午を過ぎて、日差しが出る時間も増え、気温はどんどん上がっていきますが、不思議とそんなに気にはならなかったですね。

「ああ、もうゴールか。今年もどうにか完走することができそうだ」

と、安堵の気持ちを持ちながら、一歩一歩踏みしめるように走ります。

DNFしたときの、家族への連絡用に持っていたスマホの出番はなさそうです。

あと約1時間で、この夢のような時間もおしまい。

しっかりと、目に見える光景を思い出に焼き付けていこう。

 

33.6㎞地点の「65BASE私設エイド」で、コーラをいただきます。

エイジさんにお会いできるかなあと思っていましたが、残念ながら、そのときはいなかったようでした。

短い時間でしたが、冷たいコーラと応援のお言葉、ありがとうございました!

 

去年は大雨の中、水たまりだらけのところを「早く終われ」と思いながら走っていましたが、今年はよい天気で、沿道からホースを持って、ランナーに水をかけてくださる方の存在が、ありがたく思います。

沿道からの「頑張れ!」のお言葉、そしてそれに対するランナーの「ありがとう」という言葉。

ただ、我々はA地点からB地点に向かって走っているだけなのに、どうしてこんなにも多くの見知らぬ方々が応援してくださるのか。

そして、「ありがとう」というランナーの声を聞くと、なぜそれだけでこっちも元気が出てくるのか。

これは「世界七不思議」のうちのひとつである。

 

35㎞地点通過。

時刻は13時5分。

もう関門閉鎖時間は気にしなくてもよい。

というか、これ14時前にゴールできるんじゃね?

ついでに、ネットタイムでの「サブ5」行けるんじゃね?

と、欲が出てきました。

 

「仮装ファンラン」を決め込み、数字は度外視と思っていた、今回の北海道マラソンでしたが、なんだかんだで頭に数字がちらついてくると、「ちょっと本気で走ろう」と思ってしまいますな。

それが記録を目指すランナーとしての本能なのだろう。

 

それに40km地点の北海道大学構内では、応援してくれる家族が待っている。

待っている人がいると思うと、やはり足取りも違ってくるね。

しっかりと、今年も元気な姿を見せようではないか。

こんなところでへばっている場合ではない。

 

序盤に温存したのがよかったのか、まだ脚は残っています。

37㎞地点を過ぎ、「残り5㎞」の標識が見えてきました。

カウントダウンの始まりです。

 

札幌工業高校の角を曲がり、38㎞地点からは北海道大学の構内に入ります。

「かつて学んだ校舎。7年間の学生生活の思い出がよみがえるぜ」(年数については突っ込まないでくれ)

…などと言うことはなく、あんまり学校行ってなかったし、校舎も限られた一部のところしか使ってなかったので、「こんな建物知らんわ。つーか、北大広すぎだろ!」という感想しか持ちません。

教養部のあるメインストリートに入るまで、1㎞ぐらいもあるのかよ。

 

39㎞を過ぎて、木々に囲まれたメインストリートに入ります。

太陽は輝いていますが、木陰の涼しさが心地よいです。

メインストリートも「地下鉄3駅分」と、やたら長い距離を走らされます。

しかしここまで来ると、北大のメインストリートが「ヴィクトリーロード」と感じてしまいますね。

残り少ない「北海道マラソン2024」の時間を楽しもう。

 

40㎞地点通過。

時刻は13時37分。

もう歩いても制限時間は大丈夫なんだが、せっかくなので最後まで、遅くてもいいからしっかり走ろう。

村上春樹のエッセイではないが「私は歩くのではなく走るためにここに来た」のである。

 

 

そして、残り2㎞のあたりで、今年も家族の最後の温かい応援を受けます。

 

 

さぁ、最後の花道、しっかり走り切ろう。

短い時間ではありましたが、今年も応援をいただきありがとうございました。

こういう瞬間があると、「また来年も道マラを走れるように、一年元気で過ごしていこう」と、生きるモチベーションが上がってきますね。

特に去年11月に倒れたときは、「もう道マラは無理なのか」などと思ったこともあったので、喜びもひとしおです。

 

北海道大学の構内を抜け、残り1㎞となりました。

酷道ランナーさんのYouTubeに影響を受けているからなのか、「制限時間を1時間残してゴールするのはもったいない」とすら感じてしまいますね。

いつまでも、このコースの空気を沿道の応援とともに味わいたい。

そんなことを思ったラスト1㎞でした。

 

 

41.7㎞の最後の関門を超え、絵に描いたような赤レンガの旧北海道庁をバックに走ります。

(というか建物は工事中なので、実際に絵です)

我ながら、旧道庁をバックに全身で喜びを表している、オールスポーツさんのこの写真は、結構好きだったりする。

写真だけを見ると「北海道軍」を率いる隊長みたいである。

 

ゴールまで残り400m。

沿道は人でギッチリです。

「おかえりなさい」のお言葉が身に沁みます。

改めて、朝から「札幌~岩見沢間(約40㎞)」を超える距離を走ってきたんだなと。

 

私の前のランナーの集団が、自撮り棒を持って、何やら実況中継しながら走っています。

ユーチューバーなのかしらん?

無駄にこの人たちの後ろを走ったら、YouTubeに映るかしら?

とか思いながら、とことこと走ります。

結局、今現在で、それらしきYouTubeの動画は発見できていないがな。

 

 

ありがとう北海道マラソン2024!

 

 

ゴールしてからも、オールスポーツさんの写真に「釧路スパカツ」が写るように、無駄に後ろを向いてアピールしておりました。

 

こうして今年も、ネットタイムにして4時間59分の「北海道マラソン2024の旅」が終わりました。

そして、「北海道マラソン2025」に向けての準備は、ゴールした瞬間に始まっています。

北海道マラソン」を中心に、「輪廻転生」の一年がまた始まるのです。

 

(つづく)