ゴシラン

走ることについて語ります

淡々と走る

道外とは反対に、今が「マラソンシーズン真っ盛り」の北海道。

本日は、私が2002年にレースデビュー(当時は秋開催だった)、2003年にフルデビュー、そして2013年に初サブ4を達成した思い出の大会「千歳JAL国際マラソン」の開催日でありました。

 

約20年前、走ることをはじめとする、運動全般が大嫌いだった私は、マラソン大会に出るなど考えられないことでありましたが、当時の職場でマラソンが流行していたこともあり、ついつい「ノリと勢い」で参加してしまったのが、当時の「千歳日航国際マラソン」のハーフマラソンの部でありました。

ラソン大会には「体育会系のお堅い行事」という印象しかなかったのですが、千歳の大会は出店がずらーっと並んでいて、「これ、マラソンじゃなくて、お祭り?」と感じさせるほど、体育会系のイメージが払拭される楽しい雰囲気のイベントでありました。

実際走ってみると、森林の中を走る気持ちのよいコースで、後半は下りばっかりで楽チンで、「マラソン大会楽しー」と大いに勘違いしたのでありました。

まあ、その翌年「フルマラソンの洗礼」を受けて、「走るのちっとも楽しくない!」と8年間大会には出ない生活を送っていたのだが…。

 

本日、千歳を走られた皆様、お疲れ様でした。

 

今日はそんな千歳に思いを馳せながら、月末のサロマに出場される皆様との「修業の旅」。

まあ、私は速攻で離脱して、15㎞しか走らなかったわけだが。

 

 

今朝は最低気温が3度と、冷え込んだ釧路でしたが、7時過ぎぐらいからはちょうどよい気温になり、走るには絶好の空模様でしたね。

ランオフ期間を経て、脚はいい感じに休めて絶好調だったのですが、まだ身体の芯に疲労が残っている感じで、ペースの割には心拍数が高く、体調は改善傾向ではありますがイマイチでしたね。

 

 

阿寒の山々を見渡すことができ、アフリカのサバンナを思い起こさせるような光景が、新釧路川河川敷のよいところ。

ただ、向かい風が強いと、遮るものもないので、地獄以外の何物でもないのだがな。

 

途中、ゼリー飲料を飲んでからちょっと復活したので、単純に燃料不足だったのかな。

まあ、無理せず休み休みやっていきましょう。

 

 

去年の今ごろ参加した「超ウルトラキャノンボールラン2」。

はたから見ると、小樽から苫小牧までの100㎞超の距離を「淡々と」走っていたのだなあ。

そういや、クラブランのとき「いつも淡々と走ってるね」と、声をかけられたこともあったなあ。

 

辛いなあと思うときも、楽しいなあと思うときも、あまり表情を出さずに「淡々と走る」ことが、きっと私の持ち味なんだろう。

今は正直、あんまり調子はよろしくないが、こういうときこそ、気持ちの波を出さずに「淡々と走り」、そして「淡々と生きる」ことを心がけていこう。

 

「思いや希望などというものは、初めから存在しないもの」

だったら、つべこべ言わずに、やるべき目の前のことを「淡々と」やっていこう。

それがきっと「来年のサロマ」につながることを信じて。

 

 

さようなら。