4年ぶりのサロマは、絶好の青空の下、オホーツクブルーのサロマ湖が鮮やかに映える最高の景観でした。
そのような北海道らしい雄大な景色を眺めながらのマラソンは最高でした……、と言いたかったところですが、めっちゃ暑すぎるっちゅーねん。
ほんで、気になる私のサロマの結果は、こんなん出ました。
自分でもまさかの60km地点でのDNFという結果に終わりました。
うーん、悔しいとか残念とかいう以前に「なんで？」「信じられない」って思いの方が強いですね。
54.5kmの中間エイドまでは何の問題もなかったのです。
予定通り序盤は抑えて入り、40km過ぎから落ちてきたランナーを抜かしていくという理想的な展開で「悪くても11時間半で行ける」という手応えはありました。
ところが56kmでそれまで何ともなかった故障箇所が痛み出し、57kmで走れなくなり競歩スタイルでどうにか進み、59kmで完全に足を引きずるような歩きになり、すっかり戦意を喪失しました。
制限時間までは1時間ぐらいあったんですが、60kmエイドの椅子で休んでいるとき、後ろから「私、リタイアします」という声が聞こえ、「じゃあ俺も」とダチョウ倶楽部的にDNFを決意しました。
収容バスでゴールに運ばれた後、ゴール前で頑張っているランナーの応援に回りました。
ゴールされたランナーの皆様が、本当に輝かしく見えました。
やはりサロマは完走してこそナンボ！
来年は道外のトレイルレースを主戦にしたいので、サロマは今年で卒業でもいいかななどと考えていましたが、「サロマ留年」が決まった今となっては「倍返しでリベンジ」のことしか考えてません。
来年はきっちり「サブテン」で今年の借りは返します。
まずは故障をしっかり治し、秋のレースにつなげていきます。
早目のDNFの決断がよい方向に進んでいくことを願います。
さようなら。
