ゴシラン

走ることについて語ります

2週間ぶりのオホーツク

今週末は当初の予定では、「俺、上半期お疲れ様会」ということで、札幌で豪遊して英気を養う予定でありました。

 

しかーし、サロマをDNFして何がお疲れ様だ!

ぬるい、生ぬるすぎるぞ!

結果を残すことができなかったのに、豪遊などしている場合ではない。

来年のサロマや、突発的に申し込んだ「ビホロデュアスロン」に向けての起動の週にしていこうではないか!

 

ということで、急遽予定を変更して、今週末はオホーツクの地で修業をしておりました。

 

土曜日は美幌へ。

 

 

ビホロデュアスロンのバイクコースの下見をしておりました。

80㎞のコースは、13~40㎞の部分を2周する形になっており、「2周目はいいか」とブッチしたくなるところをぐっとこらえて、25度を超える気温の中、3時間ぐらい走り続けました。

 

 

コースは農道中心で、北海道らしい広大な畑を見ながら走る形となります。

じゃがいもの花も咲き誇り、収穫の時期が楽しみですな。

 

 

7%の勾配の坂もありますが、距離は短いので一気に行けるでしょう。

そんなに目立ったアップダウンはなく、割合走りやすいのではないかと思います。

 

 

宿は網走にある、なかなか味のある趣深いところ。

部屋にテレビはあるがリモコンがないなど色々ありましたが、宿泊費2000円では文句も言えませんな。

来月の「ビホロデュアスロン」のときもここに泊まる予定なので、耐性をつけるという意味では、事前に泊まっておいてよかったんじゃないでしょうか。

また8月もお世話になります。

 

日曜はここからスタート。

 



ここはどこかと言いますと、私が2週間前「サロマDNF」を決めた60㎞地点のエイドでございます。

ここに車を停めて、今日はゴールの常呂まで「サロマの続き」を走ろうではないかと。

 

 

俺はやるぜ!俺はやるぜ!俺はやるぜ!

 

 

で、2週間前たどり着くことができなかった、「魔女の森」や「斎藤商店」や「鶴雅リゾート」を走り抜け、今回ニューコースとなったワッカの新しい入口へ。

 

 

この日のサロマは暑く、朝から25度ぐらいありましたな。

ただ、海に近いワッカは涼しい風が吹いていて、気温ほどは暑く感じなかったです。

 

 

今回79~81㎞となった「例の橋」からの絶景は、ひとりで見るにはもったいないですな。

来年は多くのランナーの皆様と共に、この景色を楽しみたいものです。

 

 

多分、実際のレースではここまで行かなかったと思うが、今回、崩落のためにコースとして使えなくなったところ。
個人的には4年前、ここの96㎞の上り坂で唯一歩いてしまった区間を作ってしまったので、そのリベンジをしたいところだが、来年以降果たして通れるようになるのだろうかね?

 

 

ワッカを抜けて、ネイチャーセンターでコーラタイム。

暑さの中給水が足りんかったのか、ここまででかなり消耗してしまいました。

今までのコースだったら、ワッカを抜けたら残り2㎞と、ゴールは目の前だったのですが、ニューコースになって、ワッカ抜けてもまだ7㎞残ってるんですな。

この「7㎞」がかなりしんどく感じました。

 

 

どーにか、休憩込みで5時間ぐらいかけて、ゴール地点の「常呂町スポーツセンター」へ到着。

ゴールゲートはありませんが、「2週間遅れのサロマゴール」ということで、単なる自己満足ではありますが、これで2023年のサロマ、何も思い残すことはありません。

よい来年へのシミュレーションになったと思います。

 

さて、ゴールについたはいいが、どうやって車置いたところまで戻るんだ?

 

 

そのために、私は今回ロードバイク持参で来たわけですよ。

今日のスタート地点に行く前に常呂に自転車を置いて、そっからまた佐呂間町の60㎞地点に戻るという算段だったのです。

 

 

5時間ぐらいかけて走った道のりも、ロードバイクで直線距離だと50分足らずで着いちゃうのですね。

車輪というのは本当に偉大な発明である。

 

 

んで、あとは車にロードバイク積んで、撤収!撤収!

と、当初の堕落した豪遊予定から、無駄にストイックな週末を過ごした私でありました。

 

まあ、この2日間、ビホロや道マラに向け「暑熱順化」ができたし、「サロマの忘れ物」を取りに戻るという意味でもよかったでしょう。

心の中につっかえているものも取れて、これで晴れやかな気分で、のびのびになっている「サロマのレースレポ」が書けるというものです。

 

さようなら。