ゴシラン

走ることについて語ります

「第38回サロマ湖100㎞ウルトラマラソン」参加記(その1)

6月24日、大会前日。

4年ぶり2回目となるサロマの地に向けて、クラブの皆様と釧路を出発しました。

 

 

昼は北見でそばを食べ。

 

 

ゴール地点の常呂へ。

 

 

常呂のスポーツセンターでは、サロマ100㎞完走10回を達成した「サロマンブルーメンバー」の足型プレートが飾られています。

正直、サロマンブルーに対する憧れってあんまりなかったんだが、自分が死んだ後、墓なんかよりも、こういうもので生きた証を残すのもありかなと思ったりした。

私の身内は、私が死んだ後、墓参りなどしなくていいから、毎年常呂で私の足型を拝んでほしい。

 

今回同行したクラブのレジェンドOさんの足型を拝見し、スタート地点の湧別へと向かいます。

 

 

途中、コースを反対方向にたどりながら、ワッカなどランドマークになるところをチェックします。

4年前の記憶がよみがえってきますね。

あんときも60㎞以降は「辛いなぁ、暑いなぁ、痛いなぁ」という記憶しかなかったのだが、それをもう一度やろうとしているのだから、人間というのは本当に学習機能のない生き物だ。

 

 

スタート地点の湧別へ。

今回からはゼッケン等は全て事前配布される形になり、前日受付の必要はなく、ここに来る必然性はないのであるが、やはり現地に来ると気分が盛り上がってきますな。

 

 

さあ、明日は頑張るぞ!と、気合を入れたところで、当日の駐車場の位置をチェックし、宿泊先の紋別へと向かいます。

湧別~紋別間は20㎞ぐらいですね。

 

紋別イオンで、いなり寿司や菓子パンなど、炭水化物まみれな食事を買い、宿舎に行き、20時にはとっとと寝ました。

同室だったTかやさん、もし寝ている間にいびきや寝言など不快な言動があったら申し訳ありませんでした。

と、2週間以上経って今更感がありますが、一応謝っておきます。

 

6月25日、大会当日。

2時起床。

おはようございます。

 

ストレッチをして、朝食というか夜食というか、よくわからないものを食べ、日焼け止め塗ったりとか色々身支度しているうちに、あっという間に3時になってしまいましたね。

ラソン大会当日の朝はあわただしい。

 

駐車場渋滞が嫌だったので、3時10分ぐらいにとっとと出発しましたが、湧別の駐車場はガラガラで余裕がありましたね。

常呂に車を停めて、シャトルバスで向かう人が多数派なんでしょうな。

確かにゴール後のことを考えると、一旦スタート地点に戻るなどということはせず、まっすぐ常呂から帰りたくなるのが人情というものだ。

 

4時前には会場に到着し、控室でウダウダしていたあと、4時20分に「はてブロシューズ円陣」へ!

 

 

正直、面識のあるチャーリーさんとタマ子さん以外は誰が誰だが状態でしたが、円陣にお集まりいただいた皆様、ありがとうございました。

挨拶も何もできませんでしたが、以後、お見知りおきを<(_ _)>。

 

で、スタート前にトイレに行っとこうかなあと思っていたが、あまりの行列に断念。

まあ、フルマラソンみたいに1分1秒を争うものでもないし、あんまり細かいことは気にしなくていいだろう。

トイレなどレース中にいくらでも行ける。

 

クラブの皆様とははぐれ、ひとりぼっちでスタートラインへ。

ひとりたたずんでいたら、タマ子さんが現れ、「先月の超ウルトラキャノンボールランに比べると、人数が100倍以上ですね」とかそんな会話をしているうちに、前の方から話しかけられます。

 

おお!札幌にいたときの自転車仲間OTKさんじゃありませんか!

大変ご無沙汰しております。

ひょっとして2017年のビホロデュアスロンでお会いして以来?

 

前回は完全ぼっち参加で、自分に「サブテンサブテン」とプレッシャーをかけていたので、緊張気味のスタート前でしたが、今回はタマ子さんとOTKさんのおかげで、リラックスしたスタート前の時間を過ごすことができました。

気楽に100㎞旅を楽しんでいきましょう!

 

4年前は雨上がりの曇り空でひんやりした空気だった湧別でしたが、この日は、気温こそ上がっていないものの、朝から日差しが照りつけ「こりゃ暑い1日になりそうだなあ」と。

しかし、条件は皆同じ。

「むしろ、オホーツクブルーのサロマ湖をより楽しむことができる」と、ここはポジティブに考えよう。

 

5時にスタートが切られ、「練習通り普通に走れば、絶対に完走できる!」という確信のもと、100㎞の道のりの第一歩を切りました。

ここまで来たら、あとは何も考えずに走るだけ。

 

(つづく)