いよいよですね。
明日の出発を前に準備であたふたしていて、ブログなんて書いている場合じゃないんですが、一応、決意表明的につらつらと。
えー、今回が「初100㎞」という皆様、「サロマのギリギリ完走の帝王」アートスポーツの鈴木さんのYouTubeはご覧になりましたでしょうか?
もし、ご覧になっていないということでありましたら、必見の内容です。
動画の中で、特に参考になったのが「50㎞まで」「50~80㎞」「80~100㎞」の3区間に分けて目標タイムを設定するというところでした。
例えば「13時間ギリギリ」を目指すのであれば、「50㎞まではキロ7分」「50~80㎞でキロ8分」「80~100㎞でキロ9分」を目標ペースにすると、合計12時間50分となり、ちょっとしたトイレやエイドロスがあっても完走できるのではないかと。
今回の私は、故障からの回復中ということで、完走さえできればなんでもOKで、目標タイムなどというものは、はっきり言って考えていないのですが、一応、目安があるとないとではレース中のモチベーションも変わってくるので、とりあえずの基準タイムを設定しておきましょう。
私の場合、心拍数130ぐらいの強度が、バテずにずーっと動き続けられる範囲なので、そこを基準に考えます。
普段の練習内容や、当日の暑さ(予想最高気温25度、晴れ)も考慮すると、「キロ6分半」ぐらいが心拍数130を保てるラインかなと。
となると、鈴木式で3区間の目標タイムを設定すると、「50㎞までがキロ6分半」「50~80㎞でキロ7分」「80㎞~100㎞でキロ7分半」で、ゴールは11時間25分と出ました。
まあ、1時間半もマージンがあれば、脱水や低血糖で動けなくなるなど不測の事態になっても、十分に休憩を取りながら進んでいけばなんとかなるのかなあと。
ただ、サロマはウルトラの中でも参加者が多く、序盤は渋滞します。
そこを考慮に入れれば、10㎞までの設定タイムを「キロ7分」に落とすと、もっと精神的にも余裕が出てくるでしょう。
序盤の渋滞時は、精神的にもカリカリ来がちなので、より余裕を持った設定の方が「オーバーペースを防ぐ」という意味でもいいんじゃないかと思います。
つーことで、「10㎞までキロ7分」「10~50㎞でキロ6分半」「50~80㎞でキロ7分」「80~100㎞でキロ7分半」に目標設定すれば、合計11時間30分とキリのいい数字になってよろしいのではないでしょうか。
んなわけで、サブ11.5を目指す奴は黙って俺について来い!
そんな中途半端な目標を立てる人もあんまりいないと思うが。
あと、当日の補給についてですが、基本ジェル類は使わず、オフィシャルエイドで用意されているものに頼ろうと思っています。
「サブ9目指すぜ!」と鼻息の荒かったころは、モルテン1万円分買って贅沢に使おうなどと思ってましたが、今となってはどうでもいいです。
で、この前のブログに書いた通り、「しょっぱい物系」の補給として、セブンの「梅茎わかめ」と、パウチパックの「酢味噌」を持っていこうかと。
あんまりサプリ系に頼るのは好きじゃないんだが、塩分がしっかり補給できる「エブリサポート」と、脚攣り防止の「2RUN」は用意しておこうと。
上の記事の私の試算では、塩タブではウルトラに必要とされる塩分には全然足りないと思うので、「経口補水パウダー」の準備は必須だと思います。
私の試算が合っている保証は全くありませんが。
100㎞のとてつもない長い距離を走るウルトラマラソン。
これを走り切るのに必要なものは次の3つだと思っています。
・どんな状況でも前に進み続ける勇敢さ
・自分の身体と対話しながら、オーバーペースを防ぐ慎重さ
・常識を捨てて、バカになること
フルマラソンの2倍以上の距離を1日で走るなんて、はっきり言ってバカにならないとやってられません。
遊び心を持ったバカになりながら、一緒に100㎞の道のりを楽しんでいきましょう。
ということで、今回は「ドラえもん」になって、「もう走れないよぉ」とコース上で駄々をこねているのび太君のようなランナー様を導きながら、走ることができればなあと思っています。
ウェアは、背中にポッケのあるサイクルジャージを採用します。
(元100㎞世界記録保持者砂田貴裕さんも、書籍でサイクルジャージの使用を勧めていた)
このポケットには、ゴールに直結する「どこでもドア」は入っていませんが、補給食、サプリ、ロキソニン、胃薬などを入れて、四次元ポケットレベルの機能性を存分に利用していくつもりです。
んで、今回はチャーリーさんが、シューズ円陣を呼びかけているのですね。
チャーリーさん、呼びかけありがとうございます!
んなわけで、当日の4時20分ごろ、スタート地点で、ドラえもんの被り物をした挙動不審な人を見かけたら、生暖かい目で見守ってくださればと思います。
このブログをご覧になっている現地にいる皆様は、シューズ円陣なりレース中に。
そして、そうでない皆様は、また日曜日の「速報」でお目にかかりましょう。
あー、こんな文章書いてる暇があったら、準備しなくては~。
と、我に返ったところで、さようなら。