いよいよサロマ湖100kmウルトラマラソンまで、残り4日となりました。
フルマラソンでしたら、せいぜい3〜6時間ぐらいの運動ですが、100kmのウルトラマラソンだと、一部の速い人を除けば10時間以上の非常に長〜い時間の運動が強いられます。
普段の走らない生活でも、起きている時間に10時間も飲まず食わずというのは厳しいわけで、ましてや運動で余計カロリーを消費するウルトラマラソンでは、当然「補給が必須」というわけです。
「では、ウルトラマラソンではどんな補給が大事なのか?」ということを、これから私の独断と偏見で勝手に書かせていただきますので、あんまり鵜呑みにすることなく、「こんな人もいるんだ」ぐらいで流していただければ幸いです。
ちなみに今回のサロマのオフィシャルエイドで出されるものは、以下のようになっています(公式HPより)
どこのマラソン大会でもそうですが、手っ取り早くエネルギーになるのは「甘い炭水化物」ということで、バナナとかようかんとかチョコとか、そんなものが中心になってますね。
確かに、糖質は身体を動かす第一のエネルギーということなので、エイドでこういったものが出されるのは当然のことでしょう。
ただ、甘いものばっかりだと、だんだん口の中が気持ち悪くなって飽きてくるのですよね。
でもって、運動時間の長いウルトラマラソンでは、当然フルマラソン以上の発汗量があるわけで。
汗で失われるのは水の他にも「ミネラル」があります。
ところが、エイドでは意外と「ミネラル」を含むものは用意されていないのですよね。
強いて言えば、スポーツドリンクにミネラルは入ってるのですが、やっぱりこれもバナナとかと同様、甘ったるくて嫌になってくるし、人によっては胃腸障害や、血糖値スパイクからの低血糖を起こす原因にもなりえます。
(ちなみに私はスポドリが合わないので、ウルトラではほとんど摂ることはない)
よって、あんまり甘くないもので、塩などのミネラルが補給できるものがあればいいんじゃないかと思ったわけです。
そこで、私がスーパーやコンビニで「これは!」という商品を2つ発見をしましたので、ここに紹介していきたいと思います。
まずひとつ目はこれ。
ワカメのシャキシャキした食感が、ほどよいアクセントになり、更に梅のクエン酸によって疲労回復にもつながり、ある程度胃がやられていても、これなら食えるんじゃないかという優しい食べ物なのではないかと思います。
ワカメにはマグネシウムも含まれているので、足攣り予防にもいいんじゃないでしょうか。
2つ目はスーパーで見つけた「酢みそ」。
これも酢のクエン酸が、疲労を回復させてくれるんじゃないかという気がします。
パウチタイプなんで、少量ずつちびちびと補給できる点もいいですね。
そのままでも飲み込めますが、人によっては酢と濃い塩分でむせるかもしれないので、給水と一緒に摂るという手もあるでしょう。
水に混ぜて「冷たい味噌汁」にして飲むのもありかもしれません。
以前、講演会でトライアスリートの白戸太郎氏が「レース中の補給に味噌がいい」と言っていたのを覚えていたので、スーパーの味噌売り場で、突然これが目に入り、「味噌に酢が加えられているのなら、最強じゃねえか?」と発作的にかごに入れた次第です。
尚、ここまでエラソーに語ってきましたが、実際にこの2つをマラソン大会の補給食に取り入れたことはありません。
よって、今回の発言には一切責任を持てませんので、あしからず。
ただ、私は今回この2つを試してみるということを言いたかっただけです。
実際に効果があったかどうかか、来週、また改めてご報告させていただきます。
さようなら。