さてさて、10月21日(土)。
ウルトラマラソンの朝は早いです。
早朝の5時にはスタートで、その前の3時20分に、宿泊先近くにスタート地点までのシャトルバスが来るということで、2時には起床いたします。
おはようございます。
(ちなみに前日は20時には就寝しております。年寄りの夜は早い)
私の宿泊先は、皆、ウルトラマラソン参加者ということで、どこからともなくガサゴソと起き出し、各々準備を進めていきます。
私は胃が気持ち悪くなるのは嫌なので、あまり固形物は摂らずに、モルテンを飲んだり、ワセリンを塗ったりして準備をしておりました。
3時に、宿泊先のワゴン車でシャトルバス乗り場まで送っていただき、そっからシャトルバスに乗り換え、スタート地点へと向かいます。
眠いと言えば眠いが、条件は皆同じだ。
つべこべ言わずに、しっかりと目を覚まそう。
4時ごろ、会場到着。
辺りは真っ暗ですね。
6月下旬のサロマのときは、3時過ぎから空は明るくなっていたが、やはり彼岸を過ぎたウルトラマラソンでは空は暗いのう。
しばらくはハンドライト持参で、コケないように走っていきましょう。
ちなみに、私が使ったハンドライトはこれ。
自転車用ですが、ランで使っても光量は十分で特に問題はなかったです。
オフィシャルで貸し出されていたハンドライトよりも、軽くてコンパクトでよかったですね。
使用後はマルチポケットのランパンの中にしまい込んで、中間地点のエイドで、ゴール行きの荷物と一緒にまとめました。
スタート時間が近づくにつれ、周りの人口密度は増え、緊張感は高まっていきましたね。
とは言え、サロマとは違い参加者人数は500人以下で、いい意味で「ゆるーい」雰囲気が会場全体に漂っていました。
尚、画像ではわかりにくいですが、ステージ上にいるのはゲストランナーの「ウルトラランナーみゃこちゃん」で、「ウルトラマラソンは競技と言うよりは旅のようなもの」と素晴らしい挨拶をしておりました。
これから「100㎞の旅」を楽しんでいきたいと思います。
ちなみに私の服装はこんな感じ。
ゼッケンは「ニックネーム」と「出身地」を書く形式になっています。
多くの方に「おお、釧路から来たのか!」というリアクションをいただき、この「釧路アピール作戦」は成功したと言えるでしょう。
壱岐の皆様、機会がありましたら、是非是非「釧路湿原マラソン」にも走りに来てください!
ちなみに他の装備はこんな感じ。
・帽子代わりの「別海アイスマラソン」Buff(途中で配られた冷たいスポンジを入れるには便利だった)
・ファイントラックのインナー
・TIGORAのアームカバー(スタート時は寒かったので装着。12.4㎞の猿岩エイドで脱いだ)
・夜のスタートなので、50㎞までは眼鏡。中間エイドでサングラスと交換(夜やトンネル内でも使える調光式のサングラスが欲しいと思った)
・NORTH FACEのマルチポケットパンツ(ジェル類は全てこの中へ)
・ZAMSTのゲイター
・ソックス TABIOの足袋型のもの(5本指は履くのがめんどくさい)
・シューズ HOKA CLIFTON8
・痛み止めのロキソニンと胃薬
・経口補水パウダー「エブリサポート」5本(前日の「ウォーターローディング時」より使用。レース中は、1時間に1本摂る感じで、私の場合は十分だった。これは胃腸障害を防ぐためにもマストアイテムと個人的には思う)
・ジェル(MEDALIST2本、モルテン2本)
ついでなんで、中間エイドに送る荷物も紹介しておきましょう。
・補給食(エブリサポート5本、MEDALISTジェル2本、モルテン2本)
・日焼け止め
・ワセリン
・サングラス
スプレー式の消炎剤は、エイドにも置かれていたので、自分で持つ必要はありませんでした。
ちょっと装備紹介が長くなってしまいましたが、これがどなたかのお役に立てれば幸いに思います。
さてさて、スタート時間の5時が近づいてきました。
「サロマでDNFした分、絶っっっ対にゴールするでぇ!!」という気負いはなく、みゃこちゃんの言うように「見知らぬ土地での100㎞を楽しむ」という気持ちで、スタート時間を待っておりました。
せっかく高い旅費かけてここまで来たんだから、楽しまないと損だよな。
いよいよ5時。
バーンとスタートの号砲が鳴らされ、いよいよ「100㎞の旅」が始まりました。
今までYouTubeの世界でしか見たことのない壱岐の島がどんなところなのか、思いっきり楽しんで行きましょう!
エイエイオー!
(つづく)