ゴシラン

走ることについて語ります

サイクリングロード全面開通

釧路市昭和から阿寒町までを結ぶ、約25㎞の自転車専用道路「湿原の夢ロード」というものが存在します。

この道は、北海道が管理する立派な「道道(どうどう)」です。

 

ja.wikipedia.org

 

サイクリングにランニングにウォーキングに活用されているサイクリングロードなのであるが、残念ながら冬の間(12月中旬~4月中旬)は、「鶴野~阿寒」の約22㎞は通行止めとなり、使えなくなるのだよな。

 

 

しかし、今週から無事に通行止めのゲートも解放され「全面開通」となりましたので、走りに出かけることにしました。

 

 

走りに出かけるのはいいんだがのう。

この日の釧路は風が強くてのう。

風速10m/s強の風が吹き荒れていました。

サイクリングロードは基本「原野の中の一本道」なので、風を遮るものがないのですよな。

 

とは言え、マラソンは自然を相手にする競技。

今年の板橋Cityマラソンの強風や、あるいは2018年のサロマ湖ウルトラマラソンの「大荒れのワッカ」など、マラソン当日が穏やかな天気になるという保証はどこにもない。

こういう日こそ、悪条件にも動じないメンタルを身につけるチャンスです!

と、ちょっと無理して、心にもないカッコいいことを言ってみます。

 

こんな風の強い日は「キロ〇〇分ペースで行こう!」と頑張っても無駄なので、一定出力で、ガーミンを見ずに淡々と走ることを意識します。

自分が柳の木になったつもりで、風とケンカしないことですな。

 

 

風はあるものの、太陽の光を感じられる穏やかな空模様。

道端にはふきのとうも咲いていて、北海道の春を感じますな。

この強風も「釧路の春の風物詩」と思えば、我慢できなくもない。

 

…いや、そんなやせ我慢はよそう。

自分の心に正直になろうではないか。

くそー、風強すぎるぞ。

原野の中の一本道で、10㎞ぐらい延々と向かい風と対峙します。

 

しかし、方向転換して「追い風モード」に変わると、気分も一転。

スーパーマリオBダッシュのごとく、何も力を入れなくても、風がずんどこ私を前に運んでくれます。

写真にはおさめられなかったが、羽を広げる鶴の姿も見ることができ、縁起の良い道中だったぜよ。

 

 

風向きによって、1㎞あたりのペースが1分ぐらい変わったが、平均するとキロ5分40秒の「サブフォーペース」でハーフの21㎞を走ることができ、よかったのではないでしょうか。

最後の1㎞は「2時間切り」を意識して、ちょっと本気出しましたが。

明日もクラブ練でそこそこの距離を走るので、しっかり休みを入れていきましょう。

 

私にとって「土曜の恒例行事」となりつつある、ロングラン後の業務スーパーでのお買い物。

 

 

今日はピーナッツバターを買いました。

有名な「SKIPPY」に比べると、半分ぐらいの価格でコスパはよい。

 

 

これを近くのスーパーで最近買ったビスケットにつけて食べましょう。

うむ、味はうまい。

味覚が変わってから、クリーム系のお菓子が苦手になっていたが、ピーナッツバターは粒が入っていて、甘さもくどくなく、食感がいいですな。

ビスケットやクラッカーにピーナッツバターの組み合わせは、癖になりそうかもしれん。

 

そんなこんなで今週の土曜も、適度な強度のロングランと、ささやかな食の贅沢で、心をそこそこ満たしたのでありました。

こんなんで十分なんですよ。

 

さようなら。