今日は当初の予定では、9月26日に行われる予定であった8時間耐久の「まちなかトレラン」のために「50km走」を行うつもりだったが、中止によりモチベーションがだだ下がりになり、そんな疲れることはやってられないのであった。
とりあえず、朝早く起きることができたので、何となく15km走。
最近、走ろうとする前に「今日は休め」とガーミンに警告されるのだが、そんなものはガン無視して走り続ける日本人気質の私なのであった。
帰宅した時点で7時半。
天気もいいし、このまま二度寝するのはもったいない。
ということで、自転車転がして適度に遠いところへ行こう。
緊急事態宣言も出ていることだし、人の少ないところへ行こう。
まずはサイクリングロードで阿寒町まで行っちゃいましょう。
サイクリングロードは先週にも増して落葉が多く、すっかり秋の様相ですな。
今日の目的地は看板に書かれている「布伏内」。
読み方は「ふぶしない」です。
布伏内はかつて炭鉱のあったころは栄えていたが、閉山とともにゴーストタウンと化した、北海道にありがちな集落です。
今の人口は80人ぐらいで、市街地から離れているにも関わらず、路線バスすら通っていません(10年ぐらい前に廃止された)。
緊急事態宣言下、密を避けるには絶好の場所であろう。
天気予報ではずっと曇りで雨が降らないはずだったのだが、なぜか布伏内に入ってから雨が降り出しましたね。
目的地選びを間違えたか。
布伏内マップ。
熊のイラストが「Welcome」とセリフをはいていますが、冗談抜きでこの辺りは熊出没スポットなので、一人でウロウロ歩くのは危険です。
「のんびり行こう」とゆるい雰囲気を出しながら、すでにウルトラマラソンで70キロを走っている実はめちゃくちゃストイックなランナー。
なぜこのようなマラソン大会と無関係な土地に、こんなオブジェがあるかはわからない。
布伏内コミュニティセンター。
ここはかつて石炭を運搬した「雄別鉄道」の資料館にもなっているのだが、平日しかやっていなく、勤め人の私が中を見るにはハードルが高い。
一度どんなもんか見てみたいなあとは思っているのだがね。
ちなみに最初に通った阿寒町までのサイクリングロードは、「雄別鉄道」の跡地です。
布伏内の集落を抜けて、国道274号線に入ります。
こっからは約3km勾配5%ぐらいの峠道。
雨の中、10km/h以下の速度でちんたら上ります。
峠のてっぺんからは道は乾いていた。
布伏内だけ、なぜかピンポイントで雨だったようですな。
つくづく目的地の選択を間違えたと思った。
しかし、雨の布伏内もまた、世間から隔離されたような感じでよかったよ。
廃墟やゴーストタウンが好きな方は、一度訪れてみてもいいのではないでしょうか。
たださっきも書いたように、公共交通機関はありませんが。
特にこれと言って何もない田舎道をひたすら進んで、先週に続き「マルシェ山花」に寄ります。
先週はソフトクリームを食べましたが、9月に入ってそういう気温でもなくなりました。
実はここはソフトクリームよりも「シフォンケーキ」の方が有名なのですね。
ということで「シフォンケーキフルーツサンド(500円)」を食べてみました。
こういうインスタ映えするものを食べるのは私らしくないような気もするが、ここに来たからには一度は食べておいても損はないだろう。
いただきます。
う、うまい!!
このブログはグルメブログではないので、何がどううまいのかは説明できないが、柔らかいシフォンケーキにはさまれたホイップクリームとフルーツのハーモニーが口の中にフワッとふくらみ、なんちゃらかんちゃら……。
うん、やはり、私の鈍い味覚と貧困なボキャブラリーではグルメレポは無理だ。
ただ、うまいのは間違いないので、釧路に来ることがあれば、是非試してみてください。
ここも布伏内ほどではないが、かなり辺鄙な場所にありますが。
復路のサイクリングロードでは、今日も残念な鶴の写真しか撮れませんでした。
ということで、今日は15kmランと84kmサイクリングの「ひとりデュアスロン」の日になってしまいました。
結局、50km走るよりも時間がかかったような気がしますが、まあ、うまいもんも食えたし、これはこれでいいかと。
あとはプールに行けば「ひとりトライアスロン」の完成だったのだが、この後、スーパー銭湯に行ってお湯と戯れたので、今日のところはこのくらいで勘弁してください。
と言うか、マラソン大会も当分ないことだし、これを機に水泳の特訓でもやろうかしら。
3ヶ月水泳教室に通ったにも関わらず、バタ足が全く進まず挫折した私でありますが。
(しかし、なぜか息継ぎはできるので、バタ足に頼らない2ビートクロールならできる。25mで40〜50秒とめちゃくちゃ遅くて、プールの邪魔者になるレベルであるが)
さようなら。