日曜日。
今日は早起きして、サイクリングを決めてやろうと目覚めたら、雨がしとしと降っていて、路面はウェット。
おかしい、天気予報では雨は降らないことになっていたのに。
休みの朝に雨が降っていると、それだけでヤル気がマイナス80%ぐらいになってしまう。
結局、派手に二度寝を決め込み、雨が上がり路面が乾くのを待っていたら、すっかり午後になってしまった。
それでも今の時期は日が長いんで、午後からでも50kmぐらいは遊ぶことはできる。
過ぎた時間を後悔するよりも、今できることをできる範囲でやろうではないか。
14時前になって、ようやく出発。
こういうご時世ですので、スポーツマスクをバビッとつけてのサイクリングです。
釧路ぐらいの気温だと、マスクつけていてもそんなに鬱陶しく感じないのはいいですな。
サイクリングロードは水たまりが若干残り、空も鉛色でどよーんとしているが、一度ペダルをクルクル回せば、どよーんとした気持ちも晴れてくるものよ。
なんでクルクルペダルを回すだけで、前向きな気持ちになれるのかね?
これがあるから、色々メンテとかめんどくさいこともあるが、自転車を辞めることはできないのである。
今日はサイクリングロードを、終点の阿寒町まで行くことにしよう。
山花休憩所より奥は、舗装が荒れていてロードバイク乗りには敬遠される区間であるが、30Cタイヤのクロスバイクでのんびり走る分には、そんなにストレスも感じません。
森の中のサイクリングロードを、マイナスイオンを浴びながら進んでいきましょう。
スマホカメラだとショボくてあれだが、鶴も見ることができ、めでたい気分になった。
あんまりサイクリングロード沿線で鶴を見る機会はないのだが、この日は4ヶ所で鶴を見ることができ、私は非常にラッキーマンであったのだ。
パークゴルフ場は人っ子一人いませんでしたな。
駐車場にも車は一台も停まっていなかったし、ひょっとしたら、コロナ禍で営業自粛しているのかしらん。
確かにパークゴルフは密な空間ではないが、年配の方がおしゃべりをしながら行うってイメージがあるんで、「黙パークゴルフ」を命じるぐらいなら閉めた方がいいって考えたのかねえ。
コロナの闇は深い。
密とは全く関係のない、全長約25kmのサイクリングロード終点。
桜は完全に葉桜になってますね。
釧路の遅い春も終わり、これから今日のようなどんよりとした夏が始まるのでしょうか。
せっかく阿寒まで来たんだから、何かうまいもんでも食おうということで、菓子処「松屋」へ。
あの牛丼チェーンとは全く関係はありません。
週末はそこそこ人がいる人気店なのだが、今日はコロナの影響なのか、誰も人がいませんでしたね。
「緊急事態宣言」が出ている中、こんなところまでサイクリングをしている私は何かいけないことをしているのだろうかと罪悪感を感じるぐらいに、この日の阿寒町はひっそりとしておりました。
松屋はどっちかと言えばジェラートなどの洋菓子がウリなのだが、昨日「菓子パンはやめる。これからは和菓子だ!」宣言したこともあり、今日は和菓子を食べようと。
途中で鶴を見たということもあり、今日はこれだなと、鶴の形をした最中「丹頂丹頭の鶴(あけのつる)」をゲット(172円)。
どうでもいいが、「丹頂の鶴」って、なんか「頭痛が痛い」と同じようなカブった表現なのではないか?「タンチョウ」自体に「鶴」の意味が含まれているような。
ちなみに読み方は「あけのつる」です。
なぜ「丹頂」を「あけ」と読むのかは不明。
※ コメント欄で指摘されておりますが、パッケージをきちんと見ると「丹頂」ではなくて「丹頭」ですね。思いっきり見間違いをして、失礼いたしましたm(_ _)m。また、ご指摘くださった「あかんうまれ様」に心より感謝申し上げます。
松屋にはイートインスペースもあったが、人がいなさすぎてかえって落ち着かないので、近くの「中央公園」で、「丹頭の鶴」を食べることにしました。
アラフィフの男一人、日曜の昼間の誰もいない公園で、ひとりおやつを食べることを考えると、一体私は何をやっているんだろうと、なんだか楽しくなってきた。
最中のなかには、はちきれんばかりのつぶあんと、柔らかい餅が入っていました。
いただきます。
う、うまいっ!
なんだろう、あんこが全然違うね。
普段、私がスーパーで買っている50円の大福餅とは全然レベルが違う。
このブログはグルメブログではないので、何がどう違うのかってことはイチイチ説明しないが(と言うかできない)、やっぱ菓子専門店のあんこはどっか違うなあと感心したのであった。
これからは菓子パンや洋菓子を卒業して、和菓子店の食べ歩きでもやろうかしらん。
あんこの世界も奥が深い。
ごちそうさまでした。
距離は短いながらも、鶴との出会いあり、スイーツありと、昨日のロング走の疲れを癒やすサイクリングになったのではないでしょうか。
「緊急事態宣言」で行動範囲が制限される中、今日のように身近なものに喜びを見つけられるような休日を過ごしていきたいものです。
さようなら。