北海道民の自転車シーズンは短い。
まあ、雪が積もるからしゃーないところはあるんだがな。
中には「スパイクタイヤ」で冬でも自転車に乗る猛者もいるが、雪以上に寒さで私には無理だ。
んなわけで、大体5~10月が北海道の自転車シーズンということになるのだが、今日は12月にも関わらず「最高気温予想2桁」と、自転車に乗るにはちょうどよい気温であった。
今年最後に、ちょっと乗っておくか。
ロードバイクを準備するのは面倒だったので、今日はクロスバイクでまったりと。
予想最高気温こそ2桁なんだが、スタートの9時前は「0度」と寒い。
ガタガタ震えながらスタートいたしました。
サイクリングロードを走って、阿寒町まで行こうかなと思っていたが、サイクリングロードは残念ながら「冬季通行止め」であった。
雪がない今だと、強行突破する気になればできたが、こんなところでルールを破って、ブログが「炎上」するのもめんどくさい。
正々堂々と「一般道」を走りましょう。
今日は動物園のある山花から、鶴居村方面に進んでいきましょう。
「マルシェ山花」でシフォンケーキを補給したい気持ちもあったが、味覚が戻っていない今だと、多分何も味がしないのでスルー。
また来年買いに行くので、今日のところは勘弁してくれ。
標高にして約120mの「プチ峠」を超えて、鶴居村へ。
坂道もそこそこ走れるぐらいに回復してきましたね。
約40㎞地点のセイコーマートで補給。
セイコーマートは北海道のサイクリストの味方です。
サイクリング中でそこそこ疲れていることもあり、「あんこ」や「チョコ」などの「味のはっきりした甘いもの」は、しっかり甘みを感じます。
久々に物を食って「うまい」と感じたかもしれない。
さようなら、セイコーマート。
最後に「湿原坂」をサクッと上り。
「釧路湿原展望台」へ。
展望台からの下り坂から、釧路湿原を見下ろし、今年最後のサイクリングは終わりました。
今年は「ヘルメットが2回割れる」など、色々なことがありましたが、「終わりよければすべてよし」で、よい自転車生活になったのではないでしょうか。
出るときは0度だった気温も、最後の方は10度ぐらいまで上がっていました。
「今日は結構スポーツ自転車見かけるかな」と思いましたが、やはりこの時期に乗るような「変態」はいませんでしたね。
そこそこ坂成分のある60㎞ぐらいの道のりを、3時間半ぐらいで。
昔は「100㎞も200㎞も走ってこそナンボ」と思っていた自転車遊びも、こんくらいが「ちょうどいいかな」と思えるようになってきました。
来年は怪我無く楽しみたいものですね。
特にブログ的には面白みはありませんが、来年もこういう観光ガイドに出てこないような田舎道を、特にグルメや事件を楽しむこともなく、淡々と走り続けていきたいと思います。
さようなら。