ゴシラン

電池残量80%に復活。走ったり休んだりダラダラと。

「抗うつ剤」が処方されるまで

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さてさて、実家近くの心療内科に駆け込んだはいいが、初診にしていきなり「休養1ヶ月」の診断書が出された私。

そのときは、気分の極端な落ち込みなどの「鬱症状」はなかったので、正直「いきなり休職1ヶ月は大げさだなあ」と思っていた。

薬は新しい眠剤しか処方されなかったしな。

 

んで、新たな眠剤を飲んでも、あんまり眠れないのは変わらず。

むしろ変な夢を見るようになり、寝るのが恐怖にすら感じましたね。

しばらくの間は、横になると動悸がして落ち着かない日々が続きました。

 

でもって、頭が極端に働かなくなりましたね。

「暇だし、コンビニでクロスワードパズルの本でも買おうかなあ」と、立ち読みしてみたが、全く無理でした。

脳が爆発しそうになり、クラクラしてきました。

つーか、パズルどころか、テレビを見たり、本を読んだりするのも苦痛でした。

いや、苦痛というか、とにかく内容が全く頭に入らん。

 

そして、はっきりわかる「鬱の波」がやってきました。

言語化できない、ただひたすら「苦痛」な時間。

鬱の人は、一般的に朝が辛い傾向にあるようですが、私の場合は16~17時ぐらいの時間帯がキツかったですね。

日没時間帯と関係があったのでしょうかね。

鬱の波を静めようと、布団被っても、動悸がひどくなるだけで、どうにもならんし。

ただ、12年前に鬱になった経験上、「時間が経過すればおさまる」ということはわかっていたので、「鬱の波が来た!」と思ったら、「これもまた過ぎ去る」と、抵抗せずに時間が解決するのを待つしかなかったですね。

私の場合は、30分~1時間ぐらいしたら、波が落ち着くって感じでした。

 

うーん、外にでなきゃと、散歩に出かけたら、なぜかわからんが30分ぐらいで、ふらふらになってギブアップするし、買い物しようと店に入っても、よくわからん焦燥感がやってきて、「あれ?俺、何買いたいんだったっけ?」と、何も買わずに店を出るなど、日常生活を満足に送ることすらできなかったですな。

「一人暮らしは危険」と、速攻で診断書を出した主治医の判断は正しかったと。

つーか、車の運転も危なっかしく、とても釧路まで運転できる状態じゃなかったわ。

 

 

初診から一週間後、2度目の受診の日がやってきました。

車の運転に自信がなく、その日仕事が休みだった姉に頼んで、姉の車の運転でB市のクリニックに向かいます。

クリニックに着いてから、診察までの時間も、全然落ち着かなかったですね。

待合室にあるマンガを読むことすらできず、ひたすら事前にスマホにメモった「先生に伝えたい症状」を何度も読み返していました。

 

受診のとき、何を言ったかすらよく覚えてないが、「とにかく、先週より具合悪い。気分の落ち込みが激しくてヤバイ」みたいな内容をしゃべっていたと思います。

で、「抗うつ剤を新しく出しておきますね。そして、次回の受診はいつにしましょうか?」と、想定外の質問が来たので、ここで私は完全にフリーズした。

 

しばしの沈黙の後、「じゃあ、3日後にしましょう」と、先生から助け船が出され、どうにか事なきを得たが、判断力がガッツリ落ちていることを感じ、「これ仕事できるまで半年~1年ぐらいはかかるんじゃないか?」と、絶望的な気持ちになっていた。

 

帰りの車の中で、姉に「先週より具合悪いって言ってたけど、私には全然わからないよ」と言われ、「あー、他人から見たら、俺はまだ普通なんだなあ」と安堵すると共に、「あー、この辛さは、一緒に住む身内でも理解されないんだなあ」と、残念な気持ちが入り混じっていたのであった。

 

でも、メンタル的に健康な人にとって、メンタル疾患が理解できないのはしょーがないよね。

だって、私にだって、症状うまく人に伝えることできないんだから。

 

そう考えると、精神科医って、何言ってるかよくわからない人に対して、適切な薬を出して診断することができるプロだなあと、しみじみ思うのでありました。

 

さようなら。