9月29日(日) 曇り
網走某宿からおはようございます。
時刻は午前5時。
よし、よく寝た!
ちゃちゃっと準備して、朝飯食って、チェックアウトしましょう。
ありがとう某宿。
大会駐車場からも近いし、また利用するかもしれない。
車で5分ぐらいの大会駐車場へと向かいます。
時刻は午前7時。
路面は濡れていますが、昨日の雨はすっかり上がりました。
木々は色づき、気温も13度と、つい一ヶ月前の「灼熱の北海道マラソン」が嘘みたいな天気だな。
観光的には、もうちょっと晴れているのがベストなのでしょうが、ランナー的にはこのくらいの天気がベストコンディションですね。
無料の大会シャトルバスに乗り込み、会場へと向かいます。
所要時間は10分ぐらい。
導線はスムーズで、会場までの道のりはストレスゼロでしたな。
スタート地点の「網走刑務所」に到着。
刑務所がスタート地点ってのも、網走らしくていいですな。
尚、観光施設の「博物館 網走監獄」と、刑務所がごっちゃになっている方もいらっしゃると思いますが、両者はかなり場所が離れており、マラソンのスタートは正真正銘ホンモノの「網走刑務所」です。
塀が工事中だったのが、ちょっと残念でしたが。
施設内にある「刑務所作業作品展示場」。
当然、この時間には開いていなかったが、受刑者の方が彫られたという「木の完走メダル」も、ここにしれっと飾られているのかしらん。
スタート地点の会場は若干狭かったが、アップできるような場所はあったし、水やスポーツドリンクも用意されていたし、仮設トイレもスムーズに流れ、2500人規模の大会としては十分でしたね。
こういうところから、すでに「ネット満足度全国No1大会」なんだなあと思わせる、いたれりつくせりぶりだ。
さて、コックスタイルに着替えて、スタートの時間を待とうではありませんか。
エプロンの胸ポケットは、おもちゃのフライパンの柄が入って便利だなあ。
(使い方を根本的に間違っている)
スタート地点の幅があまり広く取れないため、スタートはウェーブスタートになります。
200人ごと1分間隔のスタートとなります。
8時45分、赤いジャケットを着た水谷網走市長に見送られ、先頭のAブロックの皆様が、華々しくスタートします。
そのころ「コスプレ軍団」は何をやっていたかと言うと…。
一般観客に混ざって、先にスタートしたランナーに「がんばれー」「いってらっしゃーい」などと、のんきに声がけをしておりました。
いやいや
「お前らも頑張って行けよ!」
スタートの号砲から、動かざること山のごとし。
我々コスプレ軍団は、先行くランナーを心置きなくお見送りしていました。
んじゃあ、全ランナーの出発も見送ったし、そろそろ我々も行くかと思ったが、その前にやっておかなければならないことがある。
それは「記念撮影」
「お前ら、やる気あんのか?」と思われた方もいらっしゃると思いますが、我々は我々なりに別方向で真剣にマラソンを愛しているのです。
こうして号砲からスタートラインをまたぐまで、非常に密度の濃い時間を過ごした後、ようやく「コスプレ軍団」の網走マラソンが始まるのでした。
時刻は号砲から14分後の8時59分。
つーか、大会の雰囲気は十分満喫したので、もうここで帰っていいですか?
(つづく)