ゴシラン

走ることについて語ります

オホーツク網走マラソン2024参加記(その2)

gossy54200.net

 

9月29日(日) 曇り

 

網走某宿からおはようございます。

時刻は午前5時。

よし、よく寝た!

ちゃちゃっと準備して、朝飯食って、チェックアウトしましょう。

ありがとう某宿。

大会駐車場からも近いし、また利用するかもしれない。

 

 

車で5分ぐらいの大会駐車場へと向かいます。

時刻は午前7時。

路面は濡れていますが、昨日の雨はすっかり上がりました。

木々は色づき、気温も13度と、つい一ヶ月前の「灼熱の北海道マラソン」が嘘みたいな天気だな。

観光的には、もうちょっと晴れているのがベストなのでしょうが、ランナー的にはこのくらいの天気がベストコンディションですね。

 

無料の大会シャトルバスに乗り込み、会場へと向かいます。

所要時間は10分ぐらい。

導線はスムーズで、会場までの道のりはストレスゼロでしたな。

 

 

スタート地点の「網走刑務所」に到着。

刑務所がスタート地点ってのも、網走らしくていいですな。

尚、観光施設の「博物館 網走監獄」と、刑務所がごっちゃになっている方もいらっしゃると思いますが、両者はかなり場所が離れており、マラソンのスタートは正真正銘ホンモノの「網走刑務所」です。

塀が工事中だったのが、ちょっと残念でしたが。

 

 

施設内にある「刑務所作業作品展示場」。

当然、この時間には開いていなかったが、受刑者の方が彫られたという「木の完走メダル」も、ここにしれっと飾られているのかしらん。

 

スタート地点の会場は若干狭かったが、アップできるような場所はあったし、水やスポーツドリンクも用意されていたし、仮設トイレもスムーズに流れ、2500人規模の大会としては十分でしたね。

こういうところから、すでに「ネット満足度全国No1大会」なんだなあと思わせる、いたれりつくせりぶりだ。

 

 

さて、コックスタイルに着替えて、スタートの時間を待とうではありませんか。

エプロンの胸ポケットは、おもちゃのフライパンの柄が入って便利だなあ。

(使い方を根本的に間違っている)

 

スタート地点の幅があまり広く取れないため、スタートはウェーブスタートになります。

200人ごと1分間隔のスタートとなります。

 

 

8時45分、赤いジャケットを着た水谷網走市長に見送られ、先頭のAブロックの皆様が、華々しくスタートします。

そのころ「コスプレ軍団」は何をやっていたかと言うと…。

 

 

一般観客に混ざって、先にスタートしたランナーに「がんばれー」「いってらっしゃーい」などと、のんきに声がけをしておりました。

 

いやいや

「お前らも頑張って行けよ!」

 

スタートの号砲から、動かざること山のごとし。

我々コスプレ軍団は、先行くランナーを心置きなくお見送りしていました。

 

んじゃあ、全ランナーの出発も見送ったし、そろそろ我々も行くかと思ったが、その前にやっておかなければならないことがある。

 

 

それは「記念撮影」

 

「お前ら、やる気あんのか?」と思われた方もいらっしゃると思いますが、我々は我々なりに別方向で真剣にマラソンを愛しているのです。

 

こうして号砲からスタートラインをまたぐまで、非常に密度の濃い時間を過ごした後、ようやく「コスプレ軍団」の網走マラソンが始まるのでした。

時刻は号砲から14分後の8時59分。

つーか、大会の雰囲気は十分満喫したので、もうここで帰っていいですか?

 

(つづく)