ゴシラン

走ることについて語ります

フードバレーとかちマラソン応援

「フードバレーとかちマラソン

毎年10月最終日曜に帯広市で開催される、道東のマラソンシーズンを締めくくる大会である。

 

当初は11月に出る予定だった「つくばマラソン」のステップレースとして参加する予定だったのだが、結局、つくばは出ないことにしたし、壱岐の島で100㎞ウルトラマラソン走った翌週に、ガチでハーフ走るのもしんどいなあと、今年もパス。

道東生活8年目にして、未だ会場入りすらしたことのない大会なのであった。

 

ただ、今年はクラブの皆様も多数参加するし、応援に行って大会の雰囲気を肌で感じるのもいいかなあと、大会当日の早朝、ブロロンと車を走らせて帯広入りしたのであった。

 

テキトーな公園に車を停めて、走りながら色んなとこで応援しようかなあと思っていたが、空は天気予報に反して雨模様。

これは長い時間外にいたら風邪ひくなあと、このままUターンして釧路に帰ろうとすら思ったが、とりあえずスタート地点で見送りぐらいはしようかと、駅近くの駐車場に車を停めて会場へ。

 

 

会場は「中央公園」。

「フードバレー」というぐらいだから、食い物屋の出店がたくさんあるのかなあと思っていたが、店らしきものは何もなかったですね。

ゴールの時間になったら設営されるのかしら。

 

 

中央公園には誰も知り合いの姿は見えなかったので、スタート地点へ。

この辺ウロウロしていれば、誰かかれかには会えるだろう。

 

スタート時間が近づくにつれて、人は増え、クラブの皆様や、はてなブロガーのタマ子さん、oga-junさんとご挨拶。

しばし談笑しながらスタート時間を待っていました。

自分が走らないマラソン大会のスタート前は、何と気楽に過ごせるのかと。

 

8時半にハーフの部がスタート。

人口16万ぐらいの規模とは言え、街中を走るマラソン大会は華があっていいですな。

ガチランナーから仮装ランナーまで、帯広の中心街を駆け抜けていきます。

阪神タイガースのハッピ着て、ジャグリングしながら走られるランナーさん、道マラに引き続き参加されていたのね。

(動画の10分20秒から)

 


www.youtube.com

 

さて、スタートを見送った私は、このまま帰るのもあれだろうと、17.8㎞地点の「緑ヶ丘公園」へと移動します。

 

 

普通に応援していればいいものの、やっぱ「畜産大学」のある帯広なんだから、牛の着ぐるみで応援するのが、帯広に対する礼儀だろと(その礼儀は間違っている)、着ぐるみを着てコース上へ。

これをひとりでやるメンタル。

なかなかキツイものがあったが、3分もすれば慣れます。

こういうときに、若いころのビラ配りバイトの経験が活きるのだ。

 

自分が北海道マラソンや、壱岐ウルトラマラソンで受けた応援の1000分の1でも伝わればいいなと、熊鈴を鳴らしながら、80デシベルぐらいの声で、「ファイトー!」「ナイスラン!」などと頑張っているランナーの皆様に声をかけます。

 

「ありがとー」とか反応が返ってくると嬉しくなってきますな。

いえいえ、こちらの方こそありがとうという心境です。

ラソンは自分で走るのもいいが、応援するのもまた楽しい。

将来的に加齢や故障で自分が走れなくなったとしても、ボラスタッフで十分楽しめることができるなあということを発見した一日でありました。

 

最終ランナーが通過するまで、1時間半ぐらい、着ぐるみを着ているのも忘れて応援させていただきました。

意外とあっという間の1時間半でありました。

参加されたランナーの皆様、頑張る姿で、私に新たなモチベーションを与えてくださりありがとうございました。

今度応援するときは、私設エイド作って、甘酒やおしるこなど、温かい飲み物でも用意しようかなあと思います。

 

 

せっかく帯広まで来て、応援だけして帰るのもなんだなあと、コース撤収後、緑ヶ丘公園周辺を11㎞ジョグ。

公園内はジョギングコースもあっていいですね。

私は知らない街で、こういう何の変哲もない公園を走るのが好きだったりする。

 

 

大会で走るのもいいですが、秋の風情を感じながら自由に走るのもよし。

「フードバレー」マラソンという大会名ではありましたが、特に帯広名物を食べることもなく、サクッと釧路へと帰ったのでありました。

 

 

尚、大会は仮装ランナーチーム「かっぱちゃん」のたいがぁさんが、ベストパフォーマンス賞2連覇という華々しい結果で終わりました。

 

さようなら。