ゴシラン

走ることについて語ります

オホーツク網走マラソン2024結果

走ってきました、今年で第10回を記念する「オホーツク網走マラソン」。

1ヶ月前の「暑い道マラ」とは違い、最高気温16度曇りと、走るには絶好のコンディションでしたね。

 

 

結果はこんな感じ。

せっかくBブロックからの出走権を得たのに、コスプレ軍団と「最後尾スタート」を決め、スタートラインまでに13分もの無駄な時間を過ごしました。

スタートの合図が切られたのに、我々はスタートライン近くに立って、ランナーの皆様に「頑張れ~」とか「いってらっしゃーい!」とか声援を送っていました。

酷道ランナーさんのYouTube動画だったら「お前らも行くんだ!」と、テロップでツッコミが入ったことでしょう。

つーか、速いランナーの皆様も、実際そう思われていたに違いない。

 

最後尾でスタートラインをまたいだにも関わらず、ふざけたコスプレランナーたちにも温かい声をかけてくださる網走市民の皆様、そして水谷網走市長には感謝の言葉もなく、私はスタートラインをまたいだだけで、万感の思いがこみ上げ、涙がちょちょ切れそうになりました。

私のマラソンは、スタートラインをまたいだ時点で、半分は終わったようなものです。

残りの42.195㎞は消化試合です。

 

とは言え、7.8㎞のエイドで出る予定だった「ミニトマト」が、私のような最末端ランナーには当たりませんでした。

これは本気で走らないと、29㎞エイドに出るジェラートには間に合わないんじゃないか?

と、消化試合にも関わらず、来シーズンを見据える若手のように、本気を出して走る決心をしました。

 

人間、エサがあるとモチベーションが発揮されるようで、それまで「キロ6分10㎞」の練習でもキツイキツイと思っていたのに、無事に「サブジェラート」を達成し、終盤に向けての糖質補給に成功しました。

ラストの12㎞は「4時間30分ペーサー」が視界に入ったこともあり、意味もなく「キロ5分20秒ペース」で走り、38㎞過ぎでペーサー軍団をバヒュンと抜かしてしまいました。

我ながら、まるでマラソン大会に出ているかのような本気度でした。

 

そして41㎞過ぎからの「満開のひまわり畑」は美しかった。

「これがマラソン大会のゴールなのか」と思ってしまうほどに美しかった。

 

もうちょっと遅くゴールすれば、太陽の光が降りそそぐ中の感動のゴールとなっていたのだが、制限時間を2時間以上余していまい、曇り空でのゴールになったのはもったいなかった。

そこが次回に向けての課題ですね。

 

 

冗談はさておき、フルマラソンを「ネガティブスプリット」で、道マラより45分ネットタイムで縮めたことは、「来年のサロマ」に向けてよい練習になったのではないかと思います。

 

道マラに比べると、参加者は2500人規模とこじんまりした大会ですが、マラソンコースに使うにはもったいないぐらいの「This is 北海道」という景色が繰り広げられ、これは道外ランナーの皆様のリピーター率が高いなあというのも、うなづけます。

(今年で道外から参加者は40%ぐらい)

そして応援も、人数こそは多くないですが熱く、特にスタッフの東京農大オホーツクキャンパスの皆様には、たくさんの元気をいただきました。

釧路に来られる機会がありましたら、是非「スパカツ」を食べに来てください。

と、泉屋の中の人に代わって、私が申し上げます。

 

そのうち気が向いたら、道マラ同様遅くなるかもしれませんが、レースレポを書き上げていきたいと思います。

 

さようなら。