もはや釧路の冬の風物詩となりつつある「SL冬の湿原号」。
真っ白な大地の中を、灰色の力強い煙を吐き出しながら走る蒸気機関車の姿は、「圧巻」の一言です。
本日は東釧路駅発でクラブ練。
約8㎞離れた遠矢駅で、バッチリSLを見ようという作戦です。
では、行きましょう。
気温は午前10時でマイナス7度と冷え込んでますね。
国道391号線を北上して遠矢駅へと向かいます。
雪はあんまりなかったが、一部ツルツル氷路面で恐ろしかったでござる。
SLが通過する約20分前に遠矢駅到着。
普段ひっそりとしている無人駅が盛況する数少ない時間である。
さて、クソ寒い中、SLが来るまで待つことにしましょう。
「カンカンカーン」と高い踏切音が鳴り、遠方に煙が見え、ようやくSLがやってきました。
指がしびれるように冷たくなりますが、手袋を脱いで、スマホを構えましょう。
ショボいスマホカメラではありますが、煙をモクモクと吐き出すSLを撮影するのはいいものですな。
毎年、見るだけではなく乗ってみたいなあと思うSLも、なかなか乗る機会がないのが残念だ。
というか、本気でSLに乗りたいとあんまり思っていないのだろう。
SLは乗るより見る方が楽しいもんな。
見るだけではJR北海道に一銭もお金が落ちないので、申し訳ないなあとは思うのだが。
真の「撮り鉄」さんは、この後標茶方面に車を走らせ、SLの「追っかけ活動」をしておりました。
私はそこまでの情熱がないので、そのまま走って東釧路駅へ帰ろう。
まあ、撮り鉄さんにとっては、クソ寒い中外を走る、我々ランナーの方が異常行動のように見えるのかもしれないが。
昨日、キロ5分台で15㎞走った反動からか、今日はキロ6分半ペースの割には余裕がなく、調子はイマイチ。
クラブのメンバーとしゃべりながら走る余裕はなかったが、話さないのは単に調子がよろしくないからで、皆様が嫌いなわけではないのです。
…と、ここで言い訳させていただきます。
まだまだ体調は完全には遠いですが、新幹線ではなく、SLのように「ゆっくり力強く」走っていきたいものですな。
尚、SLは3月20日までの金、土、日、祝日を中心に運行される模様です。
さようなら。