ゴシラン

走ることについて語ります

新型コロナワクチン1回目接種

ランニングとは全く関係ないのですが、先週の金曜日「新型コロナワクチン」の1回目の接種を受けました。

 

今まで隠していたのですが、というか隠すようなことでもないのですが、実は私は「医療従事者」だったのです。

ということで、医療従事者の特権を生かして、優先接種させていただきましたので、そのことについてあまねく多くの人々に伝えるのが、私の使命なのではないかと、接種から本日までのことについて書いていきます。

 

※ 接種を受けたのは「ファイザー社」のワクチンです。

 

尚、この文章は、皆さんに「ワクチン怖いよ〜。打たない方がいいよ」とか「ワクチン打て!絶対」とか、そういう思想的なものを植え付けるために書くわけではなく、あくまで私個人の経過について、できるだけ事実を客観的に書いていくつもりですので、あしからず。

 

《4月23日(金)》

 

発熱など副反応の発生を考慮に入れて、仕事に穴を開けないため、休みの前日に接種を受けることにしました。

 

接種は医師の問診を受けたあと、別室に連れて行かれ、利き腕と反対側の肩(私の場合は左肩)にズブっと打たれた(筋肉注射)。

もっと痛いものなのかなあと思っていたが、看護師さんの腕がよかったのか、大した痛みを感じることもなく。

接種後はタイマーを渡され、15分間安静に座っているように指示された。

で、15分間、特に体に変調をきたすことはなかったので、そのまま釈放され、晴れて1回目の接種は無事に終わったのであった。

当然、「今日と明日は激しい運動をしないでね」と釘を刺されたわけでありましたが。

 

帰宅後。

 

接種6時間後ぐらいから、左の肩から上腕にかけて鈍い痛みが出てきた。

動かせば痛いかなレベルのもので、特に日常生活には支障なし。

そして、気のせいかもしれないが、全身に軽い倦怠感が出てきた。

うむ、これは走りたくても走れないなあと思ってしまうぐらいのダルさだ。

「看護師さんに言われたとおり、今日明日はランオフにして安静にしよう」と床についたのであった。

 

床についてから、どういうわけか左腕の痛みが増してきた。

これは左側を下にして寝返りが打てないレベルである。

「こりゃあ寝れんなあ。ロキソニン飲んだ方がいいかなあ」と思ったが、果たしてワクチン接種後にロキソニンを飲んでいいものかどうかわからないし、どーせ次の日は休みだから遅くまで寝ててもいいやと、そのまま痛みをほっといて時が過ぎていくのを耐えていたわけでありました。

 

《4月24日(土)》

 

目覚めると、ズキンと左腕が痛む。

腕を上げるのはちょっと無理ってぐらい痛い。

全身の倦怠感も変わらず。

これはとても運動などできる状態ではない。

近所のコンビニに徒歩で行ったが、左の腕を振って歩くのは無理。

走るなどもってのほかであった。

 

午後になって痛みがちょっとゆるくなり、掃除、洗濯、買い物などの用事を済ませ、夜になってようやく腕が動かせるようになった。

同時に倦怠感も取れたかなと。

 

《4月25日(日)》

 

前日とは違いぐっすり眠ることができ、痛みや倦怠感もすっかり取れました。

ジムのトレッドミルで20kmランニングしたが、特に体調に変化なく、ほぼ元通りになったと言えるでしょう。

 

《4月26日(月)》

 

体調は全く問題なし。

仕事終了後、トレッドミルで10kmラン。

 

 

ということで、接種後6時間後から翌日にかけてちょっと副反応が出ましたが、発熱があったわけではなく、日常生活を過ごすにはほぼ支障なしという感じでした。

個人的な感想としては、この程度の副反応でコロナのリスクを減らせるのであれば「ワクチン歓迎」と言ったところです。

2回目の接種の方が発熱を含め副反応が強いという声が多いので、今から2回目のことを思うと、ちょっとガクガクブルブルですが、2回目の接種も金曜日ですので、接種後、土日の食料を買い込んで、土日は一歩も外に出ず籠城生活を過ごすと覚悟を決めればなんとかなるのではないでしょうか。

 

何はともあれ、私のような最末端の医療従事者にも優先的にこのような機会を与えていただいたことに、ただただ感謝なのでありました。

まあ、ワクチンを打ったところで、今まで同様、「手洗い」「マスク」「換気」「密を避ける」などの行動方針は変わらないわけなんだがな。

ただ、精神的に、ちょっとでも「怖れ」をなくして行動できるのは、結構大きいのではないかと思ったりします。

 

さようなら。