漢方生活も気がつけば3週間を過ぎました。
「漢方薬は効果が出るのに時間がかかる」とは言われています。
正直、効いているのか効いていないのかよくわからんなあと、飲んだときは思うのですが、確かに3週間前に比べると格段と体調はよくなっているので、じわじわと効いているのだろう。
あと、食前にお湯に煎じて飲んでいると、食欲が抑制されるような気がして、ドカ食い防止にはいいような気がする。
「食前茶」のつもりで、もうちょい気軽に漢方生活を楽しみたいと思います。
2週間前、「眠れない」と訴えたら、処方されたのが「黄連解毒湯」。
ネット情報通り「マズい」ですな。
いや、マズいというよりは「苦い」という表現がいいのかな。
寝ている間も口の中に苦さが残って、眠れないこと自体に神経は行かず、口の中の苦さに神経が集中するので、不眠にはいいのかもしれない。
本来の効果とは、あんまり関係ないと思うが。
「脳を冷やす」という効果のある「黄連解毒湯」だが、「ハイ、これに指を当てて」という占いのような診察で、新しいお薬が処方されることになりました。
私の場合、冷えが強いので、「冷え一辺倒」の「黄連解毒湯」よりも、温める成分が入っているものの方がいいようだ。
それが「温清飲(うんせいいん)」
ネット情報見ると、皮膚病や更年期障害などに効果があるということで、不眠には触れられていないものが多いのだが、漢方のプロが選んだものなんだから間違いはないのだろう。
漢方薬は「証」に合ったものが処方されるので、自己判断でテキトーにドラックストアで薬を買わないで、きちんと専門家に「証」を診てもらって処方してもらった方がいいと思うで。
例え、その「証」の判断が、占いみたいなものであろうとも。
ちなみに「温清飲」であるが、味は「黄連解毒湯」同様マズい。
良薬は口に苦しなのである。
6日連続でジムに行って「スピンバイク→風呂」という時間を過ごしています。
「屋内バイクは景色が動かなくて退屈で続かない」って人が自転車乗りにも多いようだが、私の場合は60分程度なら全然苦にならない。
ゆったりジョグや、自転車漕ぎや、スローロングスイムのような、延々と単純作業を繰り返すような運動が、瞑想代わりになっていいのかもしれない。
スピンバイクを漕ぎだした今週に入ってから、そこそこ眠れるようになり、「実は睡眠改善のカギは、薬なんかより、適度な運動にあるのではないか」という気もするが、もうちょい騙されたふりをして、おとなしくお薬を飲み続けたいと思います。
漢方以外の、脳神経外科で処方された眠剤は、さっさとやめたいと思うのだがな。
さようなら。