ゴシラン

走ることについて語ります

芎帰調血飲(きゅうきちょうけついん)と味覚

・強い倦怠感

・頭が締め付けられ、考えがまとまらず、ブレインフォグっぽい

味覚障害の悪化

 

と、「コロナ後遺症」っぽい症状で、1月からとある漢方医にかかっていた私です。

漢方が効いたのかどうかはよくわからないが、じわじわとよくなってきているので、漢方の効果も少しはあるのだろう。

 

で、私が気になっていたのは、この漢方薬の存在です。

 

 

芎帰調血飲(きゅうきちょうけついん)というお薬、この効果がイマイチわかっていなかった。

ネットで調べると「婦人科疾患によい」と、男の私にはあんまり関係なさそうだし。

 

んで、ある日の診察。

「眠れない」と訴えたところ、「うーん、味覚をよくする芎帰調血飲を減らして、寝つきをよくする薬を加えた方がいいかな」と、先生が口走っていたので、多分「味覚障害」に芎帰調血飲の効果があるんだろう。

ネット検索しても、さっぱり「芎帰調血飲が味覚障害に効く」という記述はないのだが、漢方のプロが言っているのだから間違いはないはずだ。

東洋医学はインターネットではわからない奥の深さがある。

 

つーことで、朝と昼の食前に一日2回「芎帰調血飲」を服用していたのだが、知らないうちに舌のヒリヒリ感が薄れて、味覚が戻ってきたような気がする。

「おお!さすが中国4000年の歴史だ!」と言いたいとこだが、最近知った情報によると、「漢方医学」というのは日本で独自に発展した分野なのだよな。

ちっとも知らんかった。

その辺のいきさつについては、調べたい人が勝手に調べてください。

(ちなみに古来からの中国の医学は「中医学」と言うらしい)

 

まあ、これはインドや中国から伝えられた仏教が、空海とか親鸞などによって、日本独自の形で発展したようなものか。

 

ただ、味覚があんまりなかったころは「菓子パン、洋菓子、揚げ物」などの「身体に悪い」と言われるものの味がよくわからず、こういう食べ物をちっとも食べたいと思わなかったのだが、味覚が戻ってくると、無性にジャンクなものが食べたくなってきて、それはそれで健康にはよろしくないような気がする。

 

それでも「人生は短い」。

もう50も過ぎたことだし、食いたくもない健康的なものを食おうが、食いたいジャンクなものを食おうが、健康寿命は5年も変わらないんじゃないだろうか?

いや、食事のストレスを考えると、5年ぐらい寿命が縮もうが好きなものを食った方が幸せなような気がする。

 

とりあえず、3月23日の「白糠町ロードレース」が終わったら、自分への10㎞完走ご褒美に何を食べようと考えるのが、最近の生きがいの私です。

久々に泉屋でスパカツを食べようか、それとも、せっかく白糠まで来たのだから「エランドール」か「はまなす」でドーンとデカ盛りグルメを食い散らかそうかしら。

 


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どうでもいい幸せな悩みは続く。

 

さようなら。