そんなわけで、昨日走ってきました「2025北海道マラソン」。
できれば昨日のうちに結果上げたかったんですが、札幌から釧路への長距離移動やら疲労やらなんやらで、HPはゼロ状態だったんでしょうがないね。
最後までたどり着けるか大いに不安な状態でしたが、どうにかゴールすることができて、ほっとしています。
3ヶ月前の入院生活のこととか考えて、泣くんじゃないかとか、おセンチなことを思っていましたが、ゴール後は泣くスタミナすら残っておらず、茫然自失状態で、大通公園西8丁目の芝生で気絶するように寝転んでおりました。
青空を見ながら「こんな疲れ果てた状態で、釧路帰れるのか?つーか、明日仕事できるのか?」とか思っていましたが、無事に帰宅して仕事に行くことができ、仕事終了後、この文章を書いている次第です。
タイムとかそういうのは、今はどうでもいいです。
17㎞までは、かろうじて走ることができましたが、そこから脚が止まり、「あー、今年の道マラは、25㎞の前田森林公園までだな。記念にエイドのちくわパンでも食って帰るか」と思いながら、テクテク歩いていたのですが、なぜか新川通で謎の復活を遂げました。
で、30㎞までは進んだんですが、そこからまたブレーキ。
「今度こそ辞める。35㎞で俺の道マラは終わりだ」って思って、35㎞の救護テントを見て、「あー、あそこで寝転びたい」という衝動に駆られました。
しかし、制限時間まで10分以上残ってるし、ここで寝るのはもったいないなあ、行けるとこまで行くかとテクテク歩いたところ、37㎞地点で「6時間の制限まで、まだ1時間もあるのか!もう全歩きでも大丈夫だ」と、ゴールまで行くことに決めてしまいました。
多分、ひとりだったら完全に心が折れていたと思います。
今回ほど、沿道の応援、仲間のランナー、更には見知らぬランナーにまで助けられたと思ったことはありません。
特に新川通に入ってすぐのところで、私に救いの手を差し伸べたプロギングランナーの方、ありがとうございました。
詳しいことはレースレポに書きますが、あなたがいなかったら、完全に途中でやめていたと思います。
記録には残らないが、記憶には残る10回目の北海道マラソンになりました。
関係者の皆様、本当にありがとうございました。
写真も何も撮らずに、ただゴールまで前を向いて進むだけとなってしまいましたが、オールスポーツさんの写真が出来上がったら、記憶が残っているうちにレースレポを書き上げたいと思います。
さようなら。