さてさて、銭湯代わりに週2~3回のプール通いをしている最近のワタクシ。
30分ぐらい1㎞泳いで帰るってパターンなのだが、ある日のプールはそこそこ混んでいて、私のような遅い人が入る余地がなかった。
仕方がないので、人のいない水深70㎝長さ20mの子供用プールで泳ごうとしたのだが、ここで衝撃の事実に気づいたのであった。
息継ぎ側で脚が沈んで、プールの底に足がついてしまう
水深1.3mの大人用プールで泳いでいたときも、なんか息継ぎ時に沈むなあということには気づいていたのだったが、まさかここまでとは。
そりゃ、70㎝以上沈んで抵抗になっているわけだから、いつまで経っても速く泳げるようになれんわなと。
これは何とかしないといかんなと、浮く方法を考えた。
困ったときは、水泳ティーチャー「トモキン先生」の出番である。
ほうほう、キックの役割には進む他にも
身体を浮かせるため
という目的があるのね。
で、上の動画を見ると「呼吸するときも足を止めるな!」とアドバイスしているのね。
以前のブログにも書いたように、私はキックは大の苦手で、左右の腕を1回回すごとに2回しかキックを打たない「2ビートキック」で泳いでいるのだが、そこを改める必要がありそうだ。
呼吸で顔を上げているときは、「休憩だ」と脚も一緒に止まっちゃうのよね。
とは言え、さっきも書いたように「死ぬことの次に、クロールのキックが嫌いな私」。
どうにかキックの回数を少なくして泳ぎたいと、「息継ぎ側で3回のキック」「息継ぎと反対側で1回のキック」という「変則4ビートキック」で、息継ぎ時の脚の沈みを解消しようという作戦に出たわけであります。
変則4ビートのキックは、YouTube上でも動画があまりあがっておらず、「これは動画で研究するよりも、とりあえず自分なりにやってみるのがいいかな」と、自己流でGo!
最初は左右のキックの回数の違いに戸惑いましたが、慣れれば「ドーン、トントントン」のリズムが心地よく感じるようになってきましたね。
息継ぎ側のキックは、なんか痙攣しているようなキックで、3回どころか5回ぐらい打っているんじゃないかという気がするが、「脚が沈まない」というのが、とりあえずの目的なのでこれはこれでいいでしょう。
顔を上げているときに、脚が沈まないことが、何より重要なのである。
で、変則4ビート。
あくまで感覚的なものですが、以前の2ビートに比べると、上下動が減って泳ぎやすくなってきましたね。
息継ぎはかなりしやすくなったのではないかと思います。
キックが2ビートの倍の回数になるんで、疲れるかなあと思ったが、意外とそうでもないですね。
キックは無理して進もうと力を入れるから疲れるのであり、「浮くため」と割り切って、進まないキックをヒラヒラと脱力して打っている限りは、そんなに疲れないものなのだなあと。
息継ぎ側のキックは、脚を動かすというよりは、昔巨人にいた淡口のように、腰をグイッグイッと振って、腰のついでに脚も動いているって感覚の方が、私にはとっては疲れなくていいですな。
www.youtube.com
「変則4ビートは淡口になれ!」
と、ほとんど誰の役にも立たないようなアドバイスを送って、今日のところは終わりにします。
私のようにキックが苦手で、かつ息継ぎで沈むって人にとっては「変則4ビートキック」を試すって手段もあるぜっていうお話でした。
さようなら。