「ハシレン」
私はこの言葉を昨日初めて知った。
知ったきっかけは、以下のツイートである。
あと36日
— かんちゃん 次は江別野幌トライアル (@gashikanta) 2021年6月16日
夕方はポイント練ビルドアップ10K。
ハシレンの記事に影響を受け近くの橋をぐるラン。5′31〜3′55
せっかくだから暑熱順化トレーニングも兼ねてみる。
キロ4でハーフを走り切れるイメージは全く湧きませんが、まだ時間はありますので、少しずつ上げていきましょう。
朝ラン10.6K
夕ラン11K pic.twitter.com/obM26DaVSJ
かんちゃんは日々猛烈に走り、猛烈に筋トレをする「筋肉系サブスリーランナー」である。
私は速い人の練習メニューをマネっ子するのが好きだ。
(そして、マネした練習メニューは長く続かない)
「ハシレン」という言葉が気になったので、どんなものなのか調べてみた。
早朝5時から、アップダウンのある橋を、ひたすらスピードアップしながら走るというなかなかキツそうな練習である。
「ハシレン」というのは「橋練」の他にも、「もう、走れん!」って言うぐらいまで、限界まで突っ走るという意味も合わせ持っているのだろうか?
とりあえず、気になったことはやってみたくなるのが私の本性である。
橋だったら家の近くにもあるし、わざわざ競技場まで行ってトラック練習するのも面倒くさいしってことで、やってみる価値はあるのではないだろうか。
ということで、家から約2kmのところに400mぐらいの橋があるので、以下のコースで「ショートインターバルトレーニング」をすることにしました。
動画のように、いきなり5kmを全力で走るのはキツそうなので、まずはできることからやっていこうかと。
鉄北大橋と釧路大橋を全力で走り、橋と橋の間をジョグでつなぐって感じです。
朝の4時半から、ゼーハーしながらひぃこらと橋を走りましたよ。
橋を渡るということが今日ほど辛く感じることは、今までの人生にはありませんでした。
車や自転車だとあっという間に過ぎていく橋も、全力で走ると「どこまで続くんじゃ!」というぐらいに長く感じるものよ。
11本の「ハシレン」が終わりました。
急走区間はだいたい「キロ4分5〜10秒」ぐらいのペース。
11本目は、行こうか行かないか迷った感じで走り出し、「キロ4分20秒」ペースと中途半端に終わりました。
10本でやめときゃよかったような気もするし、ラスト1本でほとんどない余力を振り絞ってよかったような気もする。
シューズは先週の土曜の「ひとりフルマラソン」で使ったHOKAのMACH4。
ここ3日、NIKEのフリーランというクッションや反発がゼロのシューズで走ってきたので、余計にHOKAの「マシュマロクッション」がありがたく感じる。
普段はベアフット系のシューズで鍛えた方が、こういう「ハイテクシューズ」の恩恵を余計に受けるような気がするな。
ただ、スピードが乗るのは、MACH4よりもNIKEのズームフライ3の方が上ですな。
5kmぐらいのLT走にはMACH4は合うかもしれんが、ショートインターバルは、カーボンプレートで気持ちよく走れるズームフライ3の方がいいかな。
ほとんどスピード練習しない私が、シューズについて偉そうに言える立場ではないのだけど。
だいたいLT走なんて、人生において3回ぐらいしかやったことないし。
とにもかくにも、初めての「ハシレン」が終わったわけですが、私のように近くにちょっと長い橋があるところに住んでいる人にはいいですな、この練習。
しかし、残念なことに今月の下旬から釧路大橋は工事が始まるので、また練習に適した別の橋を探さなければならないのだった。
もうちょいアップダウンのある橋を探して、「走れん!」と泣き叫ぶまで「ハシレン」を続けて、強く速いランナーに成長していきたいと思います。
さようなら。