ずっと続いていた体調不良で、完走できるかどうか不安を感じた、今年の北海道マラソン。
最初はスローで入って、20kmの関門で制限時間に余裕ができたので、大エイドの前田森林公園でゆっくり過ごしていたら、25km関門は「残り14分」となってしまいました。
「これヤバいんじゃないか?」とスイッチを入れ替え、無駄にネガティブスプリットで、折り返し過ぎからパワーアップしました。
体調は序盤の「創成トンネル」で頭がクラクラしたこと以外は何事もなく、最後まで楽しく走ることができ、自分の身体と、丈夫に産んでくれた両親に感謝です。
完走できるだけで御の字と当初は思っていたのだが、35km過ぎからは、「これネットタイムでサブ5行けるんじゃね」と、変な欲を出してしまい、なんとかギリギリで「ネットサブ5」を達成し、「来年のサロマ」につながる走りはできたのではないかと思います。
やっぱランナーってのは、数字を求める性がある生き物なのでしょうな。
去年までは「道マラは完走して当たり前」と、どっか驕りを持っていた私でしたが、一度脳出血で倒れ、また謙虚な気持ちで走る喜びを感じさせてくれた、思い出深い大会となりました。
書きたいことは山ほどあるのですが、まずは「今日関わってくださった全ての皆様に感謝」の気持ちをこめて、完走報告とさせていただきます。
ありがとう!
さようなら。