それでは「100kmオンラインチャレンジ」の一日を振り返りましょう。
失敗レースこそ振り返りが大事です。
漫画「ドラゴン桜」で、「模試の復習は早めにやれ!」と生徒にアドバイスをしているのにならって、忘れないうちに失敗ポイントをあぶり出し、次回への改善へとつなげていきましょう。
「鉄は熱いうちに打て!」の精神ですな。
前日は軽い睡眠導入剤を服用し、19時就寝でぐっすり眠ります。
当日は2時半起床。
ちょっと眠剤が残っている感じがするが、2年前ネカフェでほとんど眠れなかったサロマ当日に比べると、明らかにコンディションはよい。
体重は前日比1.5kg増と、カーボローディングもバッチリです。
きなことはちみつをかけた切り餅2個を食べて、最後のエネルギーを蓄えます。
んで、シャワー浴びたり、コンタクトレンズ入れたり、ワセリンや日焼け止め塗ったり、あれやこれやしているうちにあっという間に時間は過ぎていきますね。
ウェアは背中にポケットがついていて、補給食やサプリを入れるのに便利なサイクルジャージを使います。
「100kmウルトラマラソンの元世界記録保持者」である砂田貴裕さんの著書で、「ウルトラマラソンでのサイクルジャージ着用」を勧めています。
背中ポケットの他にも、前にファスナーがついていて体温調節がしやすいというメリットがあります。
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でもって、晴れて日差しが強くなりそうなので、首への直射日光をガードする通称「二等兵グッズ」を使いましょう。
これは自転車雑誌の付録です。
「忍者走り」の安藤友香選手も、MGCで「二等兵グッズ」をヒラヒラさせながら走っていましたね。
4時半に「アミノバイタル パーフェクトエネルギー」と足攣り防止サプリ「2RUN」を服用して、いよいよ今回のチャレンジの舞台である「運動公園」へと車を走らせます。
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4時45分、運動公園到着。
この時期の釧路にしては珍しく、朝から太陽が燦々と輝くよい天気で、日中は気温が上がり暑くなりそうです。
まあ、釧路レベルの暑さなどたかがしれているのだがね。
せいぜい20度ぐらいってとこですわ。
恐らく、日本全国の「100kmオンラインチャレンジャー」の中で、私が最もぬるい気象条件の中で走っていたのではないでしょうか。
私が到着したときは、すでに本日のワタクシの最大のサポーターである「釧路マラソンクラブ代表」のスコップさんが待ち構えておりまして、しばし談笑しながら過ごします。
駐車場には給水、給食が用意され、サポート体制は完璧です。
撃沈しても全く言い訳のできない条件が揃いました。
あとは走ることに専念するだけです。
どうせなら、リアルなサロマと同じスタート時間にした方がいいだろうと、5時ピッタリになるまで待って、いよいよ「ひとりだけどひとりじゃない」長いチャレンジが始まりました。
(つづく)