ゴシラン

走ることについて語ります

「65BASE」代表のあまんちゃんが釧路にやってきた

gossy54200.net

 

2月に札幌の「つどーむ」で行われた練習会でお世話になった「65BASE」代表のあまんちゃん。

何と、本日、釧路にいらっしゃったということで、クラブの皆様も含め一緒にに走りました。

クラブのSちゃん、Tかやさん、セッティングありがとうございました!

 

本日の朝の飛行機で札幌から釧路に来られ、本業をこなした後でお疲れの中、こうして走る機会を得られたのはありがたいことです。

夜の釧路の街を走っていきましょう。

 

 

今日はあまんちゃんに敬意を表して「65BASETシャツ」で走ります。

つーか、13度と寒い釧路だと、この長袖Tシャツが夜ランにはちょうどいいのね。

 

 

札幌を中心に、色々なイベントを主催されているので、釧路も何回か来たことあるんだろうなあと、ずっと思っていたのですが、今回が「初釧路」だったのですね。

日の入り後、マジックアワーの新釧路川の空に感激されておりました。

阿寒の山々も見えて、いい感じですな。

 

 

釧路のランドマークである「釧路川河川敷」と「幣舞橋」まで、ゆるっと走りました。

いつも見慣れた街も、初めてで感激している方を見ていると、「あれ、ここいいところなのでは?」と、新たな発見があっていいですね。

これから繁華街の末広で飲まれるのでしょうか?

ステキな釧路の夜をお過ごしください!

おっさんは、もう寝ますzzz。

 

ちなみに、2年前の「ビホロデュアスロン」の女子総合チャンピオンであるあまんちゃん。

今年もビホロに参加されるとのことです。

話を聞くと、大会前日の午前に、札幌で北海道マラソンの練習会を主催された後、そのまま女満別に飛行機で向かうというハードスケジュール。

このハードスケジュールを楽しそうにこなすパワーはどこから生まれてくるのでしょうか?

おっさんにも、ちょびっと分けてもらいたいものです。

 

あまんちゃん、本日はありがとうございました!

また美幌でお会いしましょう。

 

さようなら。

2024 6/16~6/22 ランニング週記

暑さに苦しんでいる道外の皆様に対して、こういうことをつぶやくと張り倒されるかもしれませんが、もう6月も下旬なのに関わらず、ここ釧路は10度と寒く、ストーブをポチっとつけたい衝動に駆られます。

さすがにそれやったら負けだと思うんで、やりませんが。

 

しかーし、今でこそ寒くて震えている状況ですが、日曜のサロマ湖周辺の予想最高気温は30度超えと、今度は暑過ぎて震えそうですな。

サロマ湖ウルトラマラソンに参加しない私にとっては他人事ですが、参加される皆様、「いのちだいじに」で倒れないことを最優先してくださればと思います。

 

 

先週の週間走行距離は55㎞。

今はラン50~60㎞、バイク100~150㎞程度で、スピードは求めずやっていけばいいんじゃないでしょうか。

先月のような超超…超だるい状態は脱しましたが、まだ本調子の6~7割程度の状態が続いていますので、しばらくは回復優先で休み休みやっていきたいと思います。

 

 

この前のブログで「林住期」について触れ、「体力も去年に比べ衰えたし、そろそろ記録狙いのランからは卒業かな」などと気弱になっている最近の私。

 

gossy54200.net

 

今は「サブスリー一歩手前」とか「5年前のサロマサブ10」とか、そういう過去のことはキッパリ捨てて、できることを淡々とこなしていくのみですな。

淡々と継続しているうちに、また調子が戻れば記録を再び目指すのもよし、そうでなければ、また違ったスタイルでやっていけばよし。

 

私は特定の宗教を信仰しているわけではありませんが、神様からいただいた身体を大事にしながら、一時期の欲に流されず、こっからどうやっていくか神様に丸投げして、身の程にあった暮らしをしていきたいと思います。

 

5年後には、かつての「マラソン中毒者」のように、走るのはきっぱりやめて、僧侶になっていたりして。

 

bunshun.jp

 

私の未来は神のみぞ知る。

 

さようなら。

2025年サロマに向けて、残り1年と1週間

本日はクラブ練の日。

コースは4ヶ月ぶりに「又飯時(またいとき)」の地を走ります。

ここは去年「壱岐ウルトラマラソン」の練習コースとして、私が狂ったように走った「坂だらけ」のコース。

距離は15㎞とそんなに長くないですが、獲得標高約300mと、ほとんど平らなところのないコースです。

 

 

今日も最高気温18度と、冷んやりした釧路。

晴れていると、海の青と空の青のコントラストが鮮やかなのだが、こういう日は海と空の色の区別がつきにくいですね。

 

 

激坂を上り、中間点の又飯時の看板と、政治家のポスターに見守られます。

道東は、やはりあの方の王国ですね。

あと半分、頑張りましょう。

 

 

晴れていると、坂から見下ろす海がいい感じなんだが、まあ、こういう日もあるさ。

今日は「サロマ一週間前」ということもあり、マッタリ調整ジョグペースで皆様走られておりました。

練習会後の雑談の話題は「サロマ一色」でしたね。

今日みたいな涼しい気候だったらありがたいのですが、来週日曜のサロマ地方の天気予報を見ると、晴れで最高気温が25度ぐらいまで上がり、去年同様暑くなりそうですね。

私は走らない分、現地で力の限り応援させていただきますので、皆様の熱い走りを期待します!

持っている力を出し切りましょう!

 

 

走った後は、ガッツリ昼寝して、サ活。

前は「限界まで走って、限界までサウナに入って、限界まで食う」という休日が心地よかったのだが、もう「限界まで」というのが、しんどく感じられるお年頃。

サウナもアホみたいに10分以上入るのはやめて、5分ぐらいでスパっと出るのがちょうどいいような気がします。

 

かつては、「限界まで自分を高めていく」というのが「いい生き方」だと思っていたのだが、去年の秋に倒れて、「限界の向こうにあるのは、タヒだけじゃねえか?」と感じるようになってからは、「普通」「腹八分」が心地よく感じてきますね。

ちょっと「物足りない」ぐらいでやめておくのが、ちょうどいい塩梅なのかもしれません。

 

「何かすげえことをやって高めていこう!」というよりは、「普通」の日々を淡々と継続して、その「普通のレベル」を徐々に上げていくのが自然なのかなあと思う今日この頃です。

いや、レベル上げも重要じゃないな。

そのレベルというのは、所詮「他人のモノサシ」だし。

 

他人から見たレベルが上がろうと下がろうと、その人にとって「今、心地よく感じる」、そんな「普通」が一番なのだろう。

個々人が持つ「普通」を大事にしていこう。

その「普通」が、他人にとって「変態」と見られようが、気にしない。

 

ちなみに私にとって、来年2025年のサロマ湖100㎞ウルトラマラソンを完走することは「普通」だと思っています。

 

私はキリスト教徒ではありませんが、目標達成のカギは、聖書のマルコ福音書11章23~24節に書かれていることが全てだと思います。

 

よく聞いておくがいい。だれでもこの山に、動き出して、海の中にはいれと言い、その言ったことは必ず成ると、心の疑わないで信じるなら、そのとおりに成るであろう。

 

そこで、あなたがたに言うが、なんでも祈り求めるものは、すでにかなえられたと信じなさい。そうすれば、そのとおりになるであろう。

 

 

来週サロマに参加される皆様が、笑顔でゴールに飛び込むことを祈ります。

 

さようなら。

ロードバイクで行く「奥行臼駅」跡

休みの日。

 

月の休みの半分は待機義務があり、遠出できない私にとって、待機のない週は「どっか遠くへ行かないともったいない」と思えてしまうのである。

 

ということで、今日はロードバイクでパーッと遠くへ行きましょう。

とりあえず、自転車でまだ走ったことのない国道272号線を進み、途中から国道243号線に切り替えて別海町へ。

んで、別海からは南下してJR厚床駅に行って、そっからJR輪行で釧路に帰ることにしよう。

 

 

距離にして約110㎞。

短くもなく長くもなく、ちょうどいいぐらいなのではないか。

何でもいいから行ってみよう!

 

まずは、国道272号線を北東に進みます。

この道は、今まで車では何回か走ったことがあるが、自転車では初めてだったりするのだな。

車で走ったときは、「アップダウンが多くて、景色が単調で、自転車で走ったらしんどそうな道だな」と思っていたが、全くその通りであり、最初の60㎞はただの苦行であった。

 

 

そんな中、国道272号線の中の唯一の集落である「標茶町中茶安別(なかちゃんべつ)」にあるセイコーマートが、オアシスのように光り輝いていました。

ここまで約41.5㎞。

 

 

この前食ってうまかった「ダブルクリームのメロンパン」をリピートしたが、イマイチ味がしない。

落車事故以来、体質が変わり、疲れていると露骨に物の味を感じなくなり、体調を知る上では便利なのであるが、サイクリングの補給が楽しめないというデメリットがある。

ここで、「今日は何食ってもうまく感じないなあ」と悟り、コンビニ飯で通すことにしました。

 

別海町に入り、国道243号線に進路を変えると、アップダウン地獄は終わり、「別海町パイロットマラソン」でも走ったフラットな道になりました。

 

 

セイコーマートのある中西別の集落。

別海町パイロットマラソンでは、ここがちょうど往路の14㎞と復路の28㎞地点となり、フルマラソンのそれぞれ1/3、2/3の距離で、よいランドマークとなります。

セイコーマートの辺りでは、全中西別民が集結したんじゃないかってぐらいの熱い応援がもらえ、元気が出るところです。

そういや、私が走った2年前、この地で「けっぱれー!」と叫びながら動き回るおばさんがいたが、彼女は元気にやっているのだろうか。

今でも彼女が「別海の応援MVP」だと思っている。

その節はありがとうございました。

 

 

別海は「人より牛が多いマチ」なので、コース沿線は写真のような、のどかな牧草風景が拡がっております。

 

 

別海町パイロットマラソンのメイン会場である陸上競技場。

ここまで約90㎞。

ゲートは、マラソン当日には「日本の将来を先導して走る」などとカッコいいことが書かれているのだが、大会でないときは真っ白しろすけなのね。

今年も仕事の都合でこの大会を走ることはできないが、自己ベストを出したこともあり、思い入れのある大会です。

道内の公認大会では、一番記録の出しやすいコースだと思いますので、ちょっと遠いですが、是非秋マラソンの一発目として多くの方にチャレンジしてほしいものです。

完走賞として「鮭一本」が当たりますよ。

 

うむ、ロードバイクで、走ったことのあるマラソン大会のコースをたどるのもよいものだ。

別海町の市街地を抜けて、JRの駅がある厚床方面に向かいましょう。

 

別海町には今はJRの線路は存在していませんが、昔は「標津線」が走っていました。

厚床と別海の間に「奥行臼」という駅があり、そこが昔のままで保存されています。

 

 

建物の中にも入ることができるので、入ってみましょう。

 



うむ、昭和の世界にタイムスリップしたような感じがしてよい。

ちなみに標津線は、平成元年に廃止になりました。

平成ってつい最近のことって思ってしまう50代であるが、冷静に考えると、今からもう35年も前になるんだな。

 

 

ホーム、駅名標、線路も復元されております。

このたたずまい、いいですなあ。

私はこういう駅があると、30分はボーっとできる人間です。

ローカル線の無人駅には安らぎがあるのだよ。

 

 

道東特有の路肩がボロボロの国道243号線を進み、厚床駅へ。

113.5㎞の道のりでした。

ここもかつては、根室本線花咲線)と標津線の分岐駅だったのだが、今では利用者の少ないひっそりとした無人駅となっています。

行政上は、ここも根室市となっているが、こっから根室市市街までは30㎞ぐらい離れているのだよな。

 

 

ロードバイクは解体して袋に入れます。

今日はきちんと説明書見ながらやったので80点。

というか、マニュアルはきちんと見てやらんとダメだな。

私は料理をするときも、レシピをきちんと読まないで、「ちがう。これじゃない!」と一人で文句を言っているダメな人です。

ちゃんとレシピ通りにやらんかいと。

 

 

一両編成のキハ54で帰ります。

観光シーズンなのか、乗客でいっぱいでしたね。

自転車の袋を持った邪魔者の私は、デッキでおとなしく1時間半立っておりました。

これから18きっぷシーズンに入って、このローカル線もますます混みそうなので、しばらく輪行遊びはしない方がいいかな。

 

 

茶内~厚岸間の「別寒辺牛湿原」は、何度見てもいいものですね。

花咲線は、車窓の景色を見ているだけでも満たされた気分になり、乗車中スマホをいじるにはもったいない時間だと思います。

 



釧路駅に到着し、自転車を組み立てて帰宅して、今日の行程はおしまい。

自転車を使った輪行は、「運動と旅行」を兼ねることができて、大人の休日の遊びとしてはいいんじゃないかなと思います。

食費、交通費合わせて3000円ぐらいと、経済的な遊びなのではないでしょうか。

こうして、月に一度は意味もなくふらっと自転車と列車を使った小旅行を楽しみ、リフレッシュしたいものですね。

 

 

前半のアップダウンが辛過ぎて、「今日はやめときゃよかった」と思ったものですが、半分を過ぎた辺りからラクになり、「終わりよければすべてよし!」の一日でした。

多分国道272号線は、もう自転車では走らない。

 

おやすみなさい。

「林住期」を走る

私が「林住期」という言葉を知ったのは、以下の本がきっかけです。

 

 

一時期「アフロ記者」としてニュース番組に出ていた「稲垣えみ子」さん。

本によると、「古代インド人は人生を4段階に分けて考えていた」ということだ。

その4つとは「学生期」「家住期」「林住期」「遊行期」である。

「学生期」「家住期」は学生から家庭をもって働いている時間である。

日本で言えば、今だと65歳までの期間でしょうか。

 

ポイントとなるのは「林住期」と呼ばれる期間である。

日本のサラリーマンなら、定年を過ぎ「第二の人生」を悠々過ごすという期間かもしれないが、古代インドでは、この時期に「家出」をして、世俗から離れて林に住むのである。

 

で、稲垣さんは「林住期」に当たるのは「50からだ!」と、50でキッパリ新聞社を退社したわけだが、「給与の高い独身新聞記者だからできるんだよね」と、半分妬みの気持ちを持ちながら、当時40半ばの私は、本を読んでいたのでありました。

「あー、金持ちはいいよね」って感じ。

(まあ、実際の稲垣さんは「金持ちの悠々自適」とは離れた、文明と距離を置いた「お金のかからないつつましい生活」を送っているのだが、詳しく書くと長くなるんで、その辺は省略)

 

しかし、実際私が50になると「林住期」って言葉が、だんだん身に沁みてくるのね。

特に去年、生死を分けるような事故を経験してからは、そろそろ色々なものから下りて「林住期」に入る時期が来たのではないかと。

実際、50になってから身体的なガタが目立つようになってくると、もう若いときのように仕事も遊びもできなくなってきて、「あとは若い者に任せて、精神の修業の旅に出ようか」などと、外から内へ内へと、精神のターゲットが移行していくのである。

まあ、私は元々内向的な気質があったんで、あんまり変わってないと言えば、そう言えるのかもしれないが。

 

 

走ることに関しても、40代のときは毎年フルマラソンの記録を更新し、「よし、俺は遅咲きの人間だ!50になってからどんどん記録更新してくぞ!」と思っていたものだが、今はキロ5分台で走るのも、ちょっと頑張らないとしんどいレベルである。

 

 

最近、釧路川河川敷を走りながら、あの有名な「方丈記」の書き出しが頭に浮かんでくる。

 

ゆく川の流れは耐えずして、しかももとの水にあらず。よどみにうかぶうたかたはかつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし

 

私という人間も、普段見ている川のように、全体としては何も変わってないように見えるかもしれないが、細胞レベルで見ていくと、川の水が常に流れているように、中身はどんどん変化しているのだろう。

40代のころのように外側の数字だけを追うことなく、「林住期」に合った走り方を模索していきたいものです。

これができれば、世俗的な大会や記録とは離れ、また走りに違う意味を見出すことができるのかもしれない。

 

夏至の今日を過ぎると、日の長さは短くなっていくが、季節は本格的な夏に移り変わります。

私も身体的には衰えながらも、「人生の夏」を林住期の中に見つけていきたいと思います。

 

ちなみに方丈記を書いた鴨長明も、50で出家して「林住期」を過ごしたのでありました。

 

さようなら。

2024 6/9~6/15 ランニング週記

やっとこの地も気温が上がりだし、朝の気温が2桁になると、外に出るのも苦痛でなくなりますな。

まだ通勤ランができるほどに体調は戻っていないが、日の長い朝の空気を楽しむようにしていこう。

 

 

週間走行距離は57㎞。

今はキロ6分半のジョグで我慢のときですね。

心拍数を抑えつつ、「辛い苦しい」とは無縁のラン生活を送っていきましょう。

体調は、脳外で「異常なし」のお墨付きをもらったこともあり、地味に回復傾向ではあるが、週に1回は「完全休養日」を入れた方がよさそうね。

まだまだ「無理は禁物」です。

 

バイクは今の段階でこんくらい走れれば、ビホロは「いつもの27km/hペース」で行けるのではないでしょうか。

私の場合、バイクは練習してもしなくても、本番では大して変わんない結果なんで、イマイチ真面目に練習しようというモチベーションがないのね。

 

 

ルナサンダルの気持ちよさに惹かれ、「サンダルラン」を繰り返した先週。

その反動か、右のかかとが痛むのだよね。

 

今週に入ってから、かなり痛みは軽減されたが、痛みが完全になくなるまではペガサスやHOKAのような柔らかいシューズを履いて、かかとに優しく生きていこう。

すっかりスペランカーレベルの壊れやすい身体になってしまったので、湿原マラソン北海道マラソンは、無理にルナサンダルにこだわらず、そのときの気分で履物を選ぶようにしていきましょう。

 

最近、Kindle Unlimitedで何気にポチリして、すっかりハマった本。

 

 

40代にして「FIRE生活」を送っている筆者とは、能力はかなり異なるが、根っこの部分というか「価値観」は、かなり私に近いものがあるなと。

私が普段思っている「これ書いたら、読む人ドン引きだろうな」ということが、はっきりと書かれていて、「これだよ!これ!」と、人生の師に出合ったような衝撃を受けました。

 

私も自分の特性を生かして、誰にも真似できない独自のランニングスタイルを確立していきたいものです。

「内向型」で「失敗を恐れる」性格の私は、失速が恐くて最初無理をしないので、最後まで我慢して一定ペースで走れば神様が微笑んでくれる「マラソン」というスポーツが、ひょっとしたら合っているのかもしれません。

 

さようなら。

そろそろ「下山」の時期なのか

先週の日曜から再開した「サンダルラン」。

 

gossy54200.net

 

「サンダル気持ちいぃ!」と、ひたすらサンダルで走る日々を過ごしていました。

しかし、紐の締め方がキツ過ぎたのか、右のかかとが痛むのだよな。

「あれがよくなったら、今度はここがダメになる」ってのを繰り返し、なかなか万全な状態になることがないですな。

これが「年齢を重ねる」ということなのだろう。

 

今日はデュアスロン対策として、「バイク→ラン」の「ブリックラン」の練習をしようと思っていたが、朝方、霧雨で路面がウェットだったため、バイクはやめにした。

普通に9時からのマラソンクラブ練習会に出かけます。

 

 

春採湖の周りを14㎞走りました。

さっきも書いたように、右かかとが痛むので、柔らかいNIKEのペガサスを履いて様子見。

キロ6分半ぐらいのゆるいペースなら、痛みを感じることなく、まあOKなんじゃないかと。

 

話題は2週間後の「サロマ一色」でしたね。

正直、参加しない私にとっては、ちょっと物足りないという気持ちもありますが、初参加のメンバーの方もいらっしゃいますので、私が過去2回参加した経験談を語らせていただきました。

まあ、ウルトラマラソンに関しては、フルマラソン以上に攻略法は「人それぞれ」なので、まずは実際に走ってみて「肌で感じる」のが一番でしょうね。

ウルトラの世界が、フル以上に「楽しい」と感じられることを願います。

 

昼寝して、天気も回復したので、午後からは「バイク練」。

一応、ちょこっとだけ走っておきましょう。

 

 

山花往復40㎞で終わりにしようと思ったが、これだと坂成分が足りないので、無駄に北斗坂を上って、湿原展望台に向かいます。

展望台は標高にして80mぐらいなので、本格的な山越えというよりは、ちょっとした丘を上るような感じですな。

 

 

遠くにちょっと緑がかった「夏の湿原」を見ることができます。

釧路湿原は四季によって、それぞれ違った姿を見せてくれていいですな。

個人的には、早春や晩秋の「枯れた湿原」が好きです。

 

バイク練は46㎞でおしまい。

帰宅後、雨が降り出したので、タイミング的にはちょうどよかったかと。

去年までは、かなりランの方に傾倒していた私であるが、ロードバイクも「道が遊び場」のように感じられて、ランでは行けないような遠くまで人力で行くことができ、またいいものです。

ロードバイクはランに比べると初期投資が高いですが、一度道具をそろえれば、スキーのようにリフト代がかかることもなく、思ったよりも金のかからない遊びだと思います。

 

図書館から借りた、五木寛之さんの「孤独のすすめ」。

 

 

50を過ぎて、否が応でも年齢を感じることの多い私にとっては、身につまされる話でしたね。

もう高度経済成長期のように「発展、発展!」と、自分を拡大させていく時期は終わり、これからは登山に例えると「下山」の時期なんだなと。

40代のときの「毎年フルマラソン自己ベスト更新」という時期は、もう終わったのです。

 

衰えが見え始めたとき、「いや、まだまだ」と抵抗して、「若い者には負けん!」と、また新たな山に上るのも一つの道。

そして、衰えを受け入れ、降参し、下りゆく景色を楽しむのも、また一つの道。

私の性格的に、今は「ゆるりと下山」する方が、多分向いているんだろうなあと。

 

フルマラソン5時間から3時間ちょっとのゴールを経験してきた私からすると、同じマラソンの大会でも、「キロ4分」「キロ5分」「キロ6分」「キロ7分」のペースでは、それぞれ見える景色や周りの雰囲気が、はっきりと違います。

衰え行く中でも、そのときのベストのペースで、毎年「違った風景」を愉しみたいものですね。

釧路湿原が、季節によって違った色合いを愉しませてくれるように。

 

さようなら。