先週の日曜から再開した「サンダルラン」。
「サンダル気持ちいぃ!」と、ひたすらサンダルで走る日々を過ごしていました。
しかし、紐の締め方がキツ過ぎたのか、右のかかとが痛むのだよな。
「あれがよくなったら、今度はここがダメになる」ってのを繰り返し、なかなか万全な状態になることがないですな。
これが「年齢を重ねる」ということなのだろう。
今日はデュアスロン対策として、「バイク→ラン」の「ブリックラン」の練習をしようと思っていたが、朝方、霧雨で路面がウェットだったため、バイクはやめにした。
普通に9時からのマラソンクラブ練習会に出かけます。
春採湖の周りを14㎞走りました。
さっきも書いたように、右かかとが痛むので、柔らかいNIKEのペガサスを履いて様子見。
キロ6分半ぐらいのゆるいペースなら、痛みを感じることなく、まあOKなんじゃないかと。
話題は2週間後の「サロマ一色」でしたね。
正直、参加しない私にとっては、ちょっと物足りないという気持ちもありますが、初参加のメンバーの方もいらっしゃいますので、私が過去2回参加した経験談を語らせていただきました。
まあ、ウルトラマラソンに関しては、フルマラソン以上に攻略法は「人それぞれ」なので、まずは実際に走ってみて「肌で感じる」のが一番でしょうね。
ウルトラの世界が、フル以上に「楽しい」と感じられることを願います。
昼寝して、天気も回復したので、午後からは「バイク練」。
一応、ちょこっとだけ走っておきましょう。
山花往復40㎞で終わりにしようと思ったが、これだと坂成分が足りないので、無駄に北斗坂を上って、湿原展望台に向かいます。
展望台は標高にして80mぐらいなので、本格的な山越えというよりは、ちょっとした丘を上るような感じですな。
遠くにちょっと緑がかった「夏の湿原」を見ることができます。
釧路湿原は四季によって、それぞれ違った姿を見せてくれていいですな。
個人的には、早春や晩秋の「枯れた湿原」が好きです。
バイク練は46㎞でおしまい。
帰宅後、雨が降り出したので、タイミング的にはちょうどよかったかと。
去年までは、かなりランの方に傾倒していた私であるが、ロードバイクも「道が遊び場」のように感じられて、ランでは行けないような遠くまで人力で行くことができ、またいいものです。
ロードバイクはランに比べると初期投資が高いですが、一度道具をそろえれば、スキーのようにリフト代がかかることもなく、思ったよりも金のかからない遊びだと思います。
図書館から借りた、五木寛之さんの「孤独のすすめ」。
50を過ぎて、否が応でも年齢を感じることの多い私にとっては、身につまされる話でしたね。
もう高度経済成長期のように「発展、発展!」と、自分を拡大させていく時期は終わり、これからは登山に例えると「下山」の時期なんだなと。
40代のときの「毎年フルマラソン自己ベスト更新」という時期は、もう終わったのです。
衰えが見え始めたとき、「いや、まだまだ」と抵抗して、「若い者には負けん!」と、また新たな山に上るのも一つの道。
そして、衰えを受け入れ、降参し、下りゆく景色を楽しむのも、また一つの道。
私の性格的に、今は「ゆるりと下山」する方が、多分向いているんだろうなあと。
フルマラソン5時間から3時間ちょっとのゴールを経験してきた私からすると、同じマラソンの大会でも、「キロ4分」「キロ5分」「キロ6分」「キロ7分」のペースでは、それぞれ見える景色や周りの雰囲気が、はっきりと違います。
衰え行く中でも、そのときのベストのペースで、毎年「違った風景」を愉しみたいものですね。
釧路湿原が、季節によって違った色合いを愉しませてくれるように。
さようなら。