ゴシラン

走ることについて語ります

そろそろ「下山」の時期なのか

先週の日曜から再開した「サンダルラン」。

 

gossy54200.net

 

「サンダル気持ちいぃ!」と、ひたすらサンダルで走る日々を過ごしていました。

しかし、紐の締め方がキツ過ぎたのか、右のかかとが痛むのだよな。

「あれがよくなったら、今度はここがダメになる」ってのを繰り返し、なかなか万全な状態になることがないですな。

これが「年齢を重ねる」ということなのだろう。

 

今日はデュアスロン対策として、「バイク→ラン」の「ブリックラン」の練習をしようと思っていたが、朝方、霧雨で路面がウェットだったため、バイクはやめにした。

普通に9時からのマラソンクラブ練習会に出かけます。

 

 

春採湖の周りを14㎞走りました。

さっきも書いたように、右かかとが痛むので、柔らかいNIKEのペガサスを履いて様子見。

キロ6分半ぐらいのゆるいペースなら、痛みを感じることなく、まあOKなんじゃないかと。

 

話題は2週間後の「サロマ一色」でしたね。

正直、参加しない私にとっては、ちょっと物足りないという気持ちもありますが、初参加のメンバーの方もいらっしゃいますので、私が過去2回参加した経験談を語らせていただきました。

まあ、ウルトラマラソンに関しては、フルマラソン以上に攻略法は「人それぞれ」なので、まずは実際に走ってみて「肌で感じる」のが一番でしょうね。

ウルトラの世界が、フル以上に「楽しい」と感じられることを願います。

 

昼寝して、天気も回復したので、午後からは「バイク練」。

一応、ちょこっとだけ走っておきましょう。

 

 

山花往復40㎞で終わりにしようと思ったが、これだと坂成分が足りないので、無駄に北斗坂を上って、湿原展望台に向かいます。

展望台は標高にして80mぐらいなので、本格的な山越えというよりは、ちょっとした丘を上るような感じですな。

 

 

遠くにちょっと緑がかった「夏の湿原」を見ることができます。

釧路湿原は四季によって、それぞれ違った姿を見せてくれていいですな。

個人的には、早春や晩秋の「枯れた湿原」が好きです。

 

バイク練は46㎞でおしまい。

帰宅後、雨が降り出したので、タイミング的にはちょうどよかったかと。

去年までは、かなりランの方に傾倒していた私であるが、ロードバイクも「道が遊び場」のように感じられて、ランでは行けないような遠くまで人力で行くことができ、またいいものです。

ロードバイクはランに比べると初期投資が高いですが、一度道具をそろえれば、スキーのようにリフト代がかかることもなく、思ったよりも金のかからない遊びだと思います。

 

図書館から借りた、五木寛之さんの「孤独のすすめ」。

 

 

50を過ぎて、否が応でも年齢を感じることの多い私にとっては、身につまされる話でしたね。

もう高度経済成長期のように「発展、発展!」と、自分を拡大させていく時期は終わり、これからは登山に例えると「下山」の時期なんだなと。

40代のときの「毎年フルマラソン自己ベスト更新」という時期は、もう終わったのです。

 

衰えが見え始めたとき、「いや、まだまだ」と抵抗して、「若い者には負けん!」と、また新たな山に上るのも一つの道。

そして、衰えを受け入れ、降参し、下りゆく景色を楽しむのも、また一つの道。

私の性格的に、今は「ゆるりと下山」する方が、多分向いているんだろうなあと。

 

フルマラソン5時間から3時間ちょっとのゴールを経験してきた私からすると、同じマラソンの大会でも、「キロ4分」「キロ5分」「キロ6分」「キロ7分」のペースでは、それぞれ見える景色や周りの雰囲気が、はっきりと違います。

衰え行く中でも、そのときのベストのペースで、毎年「違った風景」を愉しみたいものですね。

釧路湿原が、季節によって違った色合いを愉しませてくれるように。

 

さようなら。