ゴシラン

走ることについて語ります

昔好きだったことに夢中になれない

この前の日曜行われた「サロマ湖100㎞ウルトラマラソン」の様子が、ボチボチYouTube上でアップされていますね。

暑さに苦しむランナーを見ていると、挑戦したかったような、やっぱやめといてよかったような複雑な心境です。

 

 

サロマ湖を走っているランナーの動画を見ていると、ついつい湖の周りを走りたくなり、今朝は春採湖周回をサンダルラン。

湖を見ながら、「これはサロマ湖のつもり」と、モチベーションを上げていこう。

来年は、今年ほど暑くならんくていいが、青空の下のサロマ湖沿いを走りたいものですな。

 

 

午後は「たまにはいつもと違うことをしたいな」と、道東にやってきた「ヤングファイターズ」、わかりやすく言うと「ファイターズの2軍」を見に、市民球場へキコキコ自転車を転がしました。

 

 

球場周辺にはキッチンカーが並んでいたが、はっきり言って球場メシは高いので、コープで食料を調達し、あと、2軍だと知らん選手だらけなので、資料として選手名鑑もゲット。

これで観戦の準備は完璧だ。

 

昔はファイターズ2軍の本拠地である鎌ヶ谷に出かけるぐらいに、マニアックなプロ野球ファンだった私も、最近はワクワクしなくなったなあ。

今日も球場に行ったら、もっとワクワクするものだと思っていたが、予想以上の人混みに「人疲れ」した私なのであった。

 

にしても、2軍戦なのに、球場周辺はにぎやかだったねえ。

 


www.youtube.com

 

80年代の川崎球場よりも絶対人多いだろ。

「巨人王国」だった北海道も、すっかり「ファイターズ王国」に変わってしまいましたな。

華やかな空気に圧倒された私は、当日券売り場の場所もわからなかったし、「なんか、もういいか」と、そのまま帰ってしまったのであった。

 

 

さようなら、ファイターズ。

何しに来たんだ。

 

家帰ってから、選手名鑑パラパラと眺めていると、もう今の選手の年代は自分の息子ぐらいの年なんだなあと。

独身の私がこんなことを言うのも何だが。

 

子供のころは、プロ野球選手に「夢」を感じたものだが、もうそういうものを一回りも二回りも年下の選手を見て感じなくなったのだろう。

年齢を重ねるというのは残酷なものだ。

今は年下のプロ野球選手よりも、自分が「サロマを走る」ことの方に夢を感じるからなあ。

鎌ヶ谷に行ったときは「1番陽、2番糸井」のオーダーに、「おお!これは5年後のファイターズが楽しみだ」とワクワクしたものだが、仮に今日試合を見たところで、そういうのは感じなかったんだろうなあと。

 

あと、漫画「グラゼニ」ではないが、選手の年俸をチェックすると、ドラフト下位指名のルーキーでも、ワイより年俸もらっているんだなあ。

多分、こういった数字にも「憧れ」というよりは「嫉妬」という感情がにじみ出るのであろう。

あー、年輩の薄給サラリーマンはやだやだと、身分の違いを思い知らされるのであった。

まあ、彼らもプロ野球で活躍できる年数はたかが知れてるので、1軍で活躍できなかった選手が球団からもらう総額は、サラリーマンの生涯年収に満たないのであろうけど。

 

 

結局、昼寝して、いつも通りの行動パターンでサイクリング。

老害というのは変化を嫌う生き物なのだろうなと、しみじみ。

 

ただ、自己弁護すると、昔のようにプロ野球の応援で「他人に夢を見る」のではなく、マラソンなどを通して「自力で夢をかなえる」方向にシフトしてきているのは、ひょっとしたらよい傾向なのかなあと思ったりしています。

他人にコントロールされるのではなく、自分でコントロールする人生を選んでいこう。

 

今年のサロマは挑戦しなかったが、まずは来月の「ビホロデュアスロン」で、しっかり100㎞走り切り、小さな夢をかなえていこうではないか。

 

と、いい感じでまとまったような気がしたところで、さようなら。