前置きはなしで、淡々と反省会をしていきます。
《装備》
・NORTHFACEの6リットルリュック
揺れなくて邪魔にならなくていいですね。
いつものキロ5分半ペースで走っていても全然気になりませんでした。
エイドが充実している100kmウルトラマラソンで使うことはないでしょうが、ソロでフルを超える距離のロング練習には欠かせないアイテムですね。
ただ、本編にも書きましたが、500mlのペットボトルを前ポケットに入れると肋骨に当たり結構痛いです。
凍らせたパウチタイプのドリンクを入れた方がいいのかなあ。
ここは要検討です。
・NIKEズームフライ3
去年11月の「作.AC真駒内マラソン」以来使っていなかったズームフライ3でしたが、手持ちのシューズの中で超長距離に適したシューズがなかったので、久々に投入してみました。
ズームフライ3は、スピード練習やレースペース走に使うもので、キロ5分半ぐらいのダラダラジョグに使うにはもったいないなと思っていましたが、ロングで使うのもいいですな。
フォアフット気味に接地点がうまくはまると、蹴らなくてもバタバタバタとドミノ倒しのように脚が勝手に進み、少ない出力で省エネ走りができたと思います。
NIKE公式のオンラインストアで「カーボンファイバー製プレートのパワーにより、何キロでも走り続けられます」と書かれていることから、実はウルトラマラソン向きのシューズなんじゃないかと認識を改めたのであります。
・補給食
前日に用意したもの
「イオン系のスーパーで買った、パウチタイプのゼリー3個」
「羊羹1個」
「スポーツドリンク1本」
「塩タブレット5個」
当日コース上で調達したもの
「まんじゅう1個」
「ミネラルウォーター1本」
「缶コーラ1本」
少ないような気もするが、量的にはこれで十分だったかも。
実際、ゼリーは1個余しました。
ただ、補給タイミングがよろしくなく、40km過ぎてからエネルギー切れを起こしたかなと。
「早目に少量ずつ」が大事なのは、頭ではわかっているのですが、どうも集中モードになると補給に使う時間がもったいないような気がして、補給に手が回らなくなるのですよね。
「何キロで補給」と具体的に決めることはなく、いつもテキトーなタイミングで摂っています。
胃腸障害を起こすことはありませんでしたが、100kmウルトラマラソンを見据えると、もうちょい計画的な補給を心がけた方がいいのでしょうな。
思いがけず暑い中で走れたのは、よい経験になったのではないかと思います。
ただ、この気象条件と補給とペースでは60kmも行かないうちにつぶれていたでしょう。
余力はほとんど残っていませんでした。
《走行データ》
ペースは全く安定してなかったですね。
なんせ細かいアップダウンが多かったもんで、出力は一定のつもりでもタイムはバラバラなのですよ。
こういうアップダウンの多いところは「キロ○分ペースで走る」と数字を決めて走ると、上りで「うわぁ、想定ペースで走れていない」となり、ペースを乱して撃沈する恐れがあるので、時計を見ないで、体感で淡々と一定の出力で走るに限ります。
心拍数はペースの割には高めに推移しています。
特に28度ぐらいに気温が上がった終盤は150〜160ぐらいで、やはり気温の上昇が心拍数に与える影響は大きいかと。
ご覧のように、ほぼ平らなところはなく、うねうねとアップダウンを繰り返すなかなかいやらしい道でありました。
これと言って急な坂はなかったんですが、バテバテのラストで国道に向かう坂がしんどく感じましたね。
心拍数は最後はキロ6ペースぐらいまで落ちているのに、フルマラソンを走っているのかのごとくゾーン5のバクバクモードになっていました。
《まとめ》
・リュックは揺れも感じずよかったが、前ポケットに入れるドリンクはパウチタイプがよいかも。
・ズームフライ3はEペースロングでも有用。
・補給は「早目に小まめに少なめに計画的に」。
・よいウルトラマラソンの練習にもなったと思います。気温、コースレイアウト共に「北オホーツク100kmマラソン」に近いものがあったかも。
また、こんな感じで月1回ぐらいは50kmぐらいの旅ランをするかもしれないし、しないかもしれません。
さようなら。