100kmチャレンジ大反省会の2回目は、シューズを含めた装備について見ていきたいと思います。
《とは言え、あんまり反省するところはないんだがな》
今回は、補給とペース配分がダメダメであって、装備自体はあんまり反省するところはありません。
ロードのウルトラの大会なら、オフィシャルエイドも充実しているし、トレランほどは神経質になる必要はないのではないでしょうか。
今回のお役立ちアイテムは以下の3つ。
・シューズ HOKA ONE ONE MACH4
・ZAMSTのゲーター
・ガーミン945J
まあ、サロマの協賛企業が「HOKA」と「ZAMST」ってことから、この2社に忖度しているところもかなりあるかもしれんがな。
《やはりウルトラの「HOKA」であった》
|
「マシュマロクッション」と言われるぐらいに、柔らかい厚底であるHOKAのシューズ。
初めて試してみましたが、「これはウルトラマラソンのためのシューズなのではないか!」って思ったぐらいに、足はノートラブルでしたね。
終盤でも足の裏はちっとも痛くならなかったし(もっとも、80km以降歩き倒したのもあるかもしれませんが…)、足指の爪が死ぬこともなく、かなり快適でありました。
過去2回のウルトラマラソンは、NIKEの厚底シューズ「ズームフライフライニット」を使いましたが、同じ厚底でも質は全然違いましたね。
NIKEは「反発力を得るため」の厚底であって、HOKAは「足を守るため」の厚底であったような気がします。
ぶっちゃけ10kmやハーフマラソンを、スピード出して走るのであれば、反発のあるNIKEの方が気持ちよく走れるのですが、距離が伸びると、ふんわり包み込まれるようなHOKAの優しさがわかります。
とは言え、結果が出ていないんで、あんまりHOKAを過大評価するのもあれだが、次回の100kmレースではカーボンプレートの「カーボンX2」行っちゃおうかなって気になりましたね。
|
HOKAのシューズは幅が狭いので、人によって合う合わないが分かれるシューズだと思いますが、もし、足にフィットするのであれば、「ウルトラマラソンでのHOKA」はおすすめです。
《ZAMSTのゲーター》
|
フルマラソン以上の距離を走るとき「ふくらはぎの攣り」に悩まされる私にとって、ふくらはぎをガードするゲーターは必須アイテムです。
以前は別メーカーのゲーターを使っていましたが、ZAMSTに変えてからは攣りの兆候が全く見られなくなりましたね。
一体、他のメーカーと比べてZAMSTのどこが優れているのかはさっぱりわかりませんが、実際に私にとっては効果があるので、今後も手放せないアイテムとなるでしょう。
と、ここまで協賛企業をヨイショしておきます。
何かがもらえるわけでもないのですが。
《電池が持つGPSウォッチ》
別にガーミン945Jである必要はないのですが、100kmウルトラマラソンを走るにあたり、「電池が20時間以上持つGPSウォッチ」は必須アイテムと言っていいと思います。
過去2回のウルトラマラソンは、手持ちの235Jの電池が8時間ぐらいしか持たないことから、ガーミンを使うのは諦め、GPSウォッチではない「SEIKOスーパーランナーズ」を使用しましたが、一度GPSウォッチに慣れると、もう元には戻れませんな。
1km毎に自動ラップを刻んでくれるのはもちろん、ペースや心拍でアラートを設定することによって、オーバーペースを防げるというメリットもあります。
まあ、今回は心拍だけでアラートをかけて、ペースは行きたいように行っちゃったわけですが、ウルトラは「序盤速すぎるペースよりは、まだ遅すぎるペースの方がマシ」なところがあるので、1kmあたり「想定ペースマイナス10秒」でアラートが鳴るように設定すればよかったのかもしれません。
これは装備の反省というよりは、戦略の反省なんだがな。
今回は「大反省会」というよりは、協賛企業に対する忖度記事になってしまいましたが、「筆を選ばない弘法大師」のような才能の持ち主でない限り、ある程度いい道具を使った方がよいではないかというお話でした。
さようなら。