ゴシラン

走ることについて語ります

8時間戦い続けるためのB2B

9月26日に釧路で行わる予定の「まちなかトレラン」。

 

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私が参加する個人の部では、一人で8時間の耐久レースとなります。

わかりやすく言うと、一周約1.6kmのコースを8時間ひたすらぐるぐる回って、何周できるかというのを競う形になっています。

 

8時間という長時間のランニングになると、これはもう「ウルトラマラソン」と言ってもよく、とにかく長い時間走り続ける練習が重要になってくると思います。

 

で、私がトレーニングプランを考えるときに参考にしているのが以下の本です。

 

 

この本によると「フルマラソンウルトラマラソンのトレーニングプランには大きな違いが1つある」ということで、その違いが「バック・トゥ・バック(B2B」なのである。

フルマラソンのトレーニングプランだと、「ロング走は週に1回」が基本であり、その前後には短い距離の練習をはさみます。

それに対して、ウルトラマラソンでは「一週間の間に、2日連続(B2B)のロング走を行うのが重要」ということである。

 

以下、B2Bレーニングのポイントを本から引用すると

 

・ロング走の翌日にもう一度ロング走を入れることによって、疲れた脚で走ることを自分に教え込む

・2回にはさまれた回復の時間は、エネルギー補給と睡眠のための重要な時間

・1日目にロング走を行ったあと再び走り出せば、ウルトラ後半のシミュレーションになり、疲れている状態でも走れるのだという、自分に対する証にもなる

・ウルトラでは本番の70〜80%の距離を1度に走ると回復が難しい。だから、ウルトラの身体を作る方法としてはB2Bのロング走がよい

 

今回のレースは「8時間耐久」ということで、距離にすれば80kmぐらいになるでしょうか。

80〜100kmレースのためのB2Bの距離として、本では「40km+20km」ぐらいを目安としています。

 

というわけで、レース1ヶ月前から付け焼き刃的にB2Bをやっても手遅れのような気もしますが、何もしないよりはいいでしょう。

これから週末は「ロングのセット練」で脚をいじめていきましょう。

ただし、「マフェトン心拍数」で心肺にはさほど負荷をかけないレベルで。

 

今週末は土曜日に、トレイルの練習も兼ねて「川湯温泉摩周湖第一展望台」を往復して42km。

 

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そして、今日はクラブ練習会で25km以上の距離を走るということなので、便乗して距離を稼ぐことにしましょう。

 

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別にスピードを出すわけではないが、ちょっとでも楽をしたかったので、シューズは久々にカーボンプレート搭載の「ズームフライ3」をチョイス。

2ヶ月以上ぶりに使ったが、これ楽でいいわ。

蹴らずに足を乗せるだけでスイスイ前に進んでいく感じ。

余計な筋力を使わんくてすむので、スピードの割には心拍数も低く、キロ5分半ぐらいで130と「マフェトン理論」にかなったよい数値でした。

まちなかトレランもズームフライ3使いたいとこだけど、アウトソールがつるつるなんで、不整地では使えんだろうなあ。

ズームフライ3レベルの反発力があって、クロカンコースでも滑らないシューズがないものだろうか。

 

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湿原展望台の駐車場まで行って、今日の走行距離は28km。

昨日のダメージが残る中で、よいB2Bができたのではないでしょうか。

 

練習後はサウナと水風呂を決め込み、マッサージガンを体のあちこちに当てて回復につとめました。

もう2回ぐらい週末のB2Bを行って、まちなかトレラン本番を万全の体制で迎えられればと思います。

 

さようなら。