さてさて、川湯エコミュージアムセンターから川湯温泉駅まで、約4kmの道のりを進んだ私なのでありました。
川湯温泉駅からちょこっとダートの道を走って、ロード区間に入ります。
一応、トレイルを示す標識は立てられているのですが、曲がるポイントごとにあるというわけではなく、しかも標識が小さく目立たないので、見落とす可能性があり、何も下調べしない状態ですと確実にコースロストしてしまうと思います。
もう少し目立つ標識にすればいいと思うのですが、トレイルは「阿寒摩周国立公園」にあり、国立公園の規則の問題で、景観を損なうような標識は設置できないのかもしれません。
このトレイルを利用するのであれば、スマホなりGPSウォッチなりにあらかじめ地図をインストールすることは必須ですね。
道はそんなに複雑ではないですが、一度間違えると、どこまでも間違った方向に進んでいく危険性があります、
踏切を渡って、アスファルトの道をずんどこ進んでいきましょう。
畑から見える硫黄山もいいものよ。
ロード区間でも景観はよく、飽きませんなあ。
ミスコース注意ポイント。
大きい左側の道を進みたくなるのもやまやまですが、標識に従って右の細い道を進みましょう。
♪ はてーしーないー おおーぞらーとー ひろーいだーいちぃーのー そのーなかぁで
と、松山千春の歌を口ずさみたくなるような牧歌的な風景が続きます。
人も車も全くいないところですので、大声で歌っちゃっても差し支えないような気もしますが、万が一人がいたら死ぬほど恥ずかしいので、ほどほどにしておきましょう。
5kmほど裏道を堪能して、国道391号線に出ます。
こっから2kmぐらいはちょっと単調に感じるかも。
で、再び裏道に入り、踏切を渡ります。
ここまではさほど起伏のない道でしたが、こっからじわじわと高度を上げていきます。
わかりやすく言うと、上り坂になってしんどくなるということです。
一応標識はありますが、うっかりしてると見落としてしまいそうな地味な道です。
ここもミスコースポイントですな。
いい感じのダブルトラックのトレイルが続きます。
トレイルに入ると、木陰が心地よく感じますな。
3kmぐらい進んで、またまたロード区間。
どこまでも真っ直ぐ続く道が北海道らしくていいですな。
500mぐらいロードを進んだら、左折してトレイル区間に入ります。
こっからは去年残念ながら閉鎖された「北根室ランチウェイ」との重用区間になります。
北根室ランチウェイは全長71.4kmのロングトレイルで、いつか歩き通してみたいとは思いっていましたが、日本では登山とは違ったトレイル旅文化は流行らないのでしょうかね。
ちなみにここまで約15km、一人も歩き旅の人に遭遇することはありませんでした。
さてさて、こっからいよいよ「火山の道」は本気を出して私を苦しめにかかります。
(つづく)