ウルトラマラソンの練習で効果的と言われている、2日連続のロング走である「B2B」(バックトゥーバック)。
特に2日目のロング走は、1日目の疲れを残した状態でスタートするので、ウルトラ終盤のよいシミュレーションとなるのである。
ウルトラには非常に有効な練習であるB2Bであるが、先月「60km+40km」という常軌を逸するB2Bを行い、見事にぶっ壊れてしまったので、今回は「30km+21km」と控え目な距離で行うことにしました。
土曜日。
朝から雨が降っていて、止むのを待っていたのだが、止みそうになかったので仕方なくシャワーラン。
朝は「BCAA粉末+ポッカレモン」を溶かしたドリンクと、「MCTオイル+コーヒー」だけを飲み、固形物は摂らずに「空腹ラン」。
脂肪燃焼効果を狙います。
春先や晩秋のシャワーランだと、身体が冷えて低体温症の危険も生じてくるのだが、この時期だと、1時間1mm程度の雨ならそんなにストレスにならないですね。
運動公園の1周約3.3kmの周回コースを9周して、予定通りに「水以外は無補給」で30km走。
制限時間内に余裕を持ってサロマ完走ということを考えれば、こんくらいのペースで十分でしょう。
左の軽い足底筋膜炎が、なかなか回復しないのがちょっと気がかりですが。
故障中で思うように走れないので、意識しなくても心拍数が低めになるのは、終盤のブレーキを防ぐという意味ではいい傾向ですな。
小樽から苫小牧まで走った「超ウルトラキャノンボール2」のときもそうでしたが、「180ー年齢」の「マフェトン心拍数」に抑えている限り、私の場合は終盤になってもガクンとペースダウンすることはなさそうです。
ロング走の後は、ガッツリ炭水化物を入れてエネルギー補給をしたいところであるが、この日はあえて「糖質制限食」で過ごしました。
「シドニー五輪女子マラソン代表」市橋有里さんが、講演会でオススメしていた疲労回復メニュー「豚の生姜焼き」。
「めんつゆ」を使うとおいしく仕上がります。
あえて、糖質制限食で身体の糖を枯渇させた状態で、今日は「B2B」2日目の21km走。
朝は昨日同様に「BCAA粉末+ポッカレモン」に「MCTオイル+コーヒー」で、固形物は摂らず。
ウルトラマラソン終盤をシミュレーションするために、食の面から工夫をします。
今日は「壱岐ウルトラマラソン」のことを考え、激坂コースで刺激を入れます。
上りはいいんだが、下りの着地衝撃で足底が痛むのが不安材料だな。
激坂区間でちょっと心拍が上がったが、平均するとマフェトン心拍数の範囲内に抑えられ、ゆっくりながらも坂以外では一定ペースでバテることなく走ることができ、糖質に頼らない「脂肪燃焼ゾーン」で走ることができているのかなと。
昨日今日とサロマ前のよい調整になったと思います。
昨日はCW-Xタイツを履いて、今日はタイツ無しで走ったのだが、今はタイツのサポートあったほうが走りやすいかな。
サロマ当日の気温にもよりますが、タイツやテーピングなど利用して、より少ない負荷で走ることができるように工夫していこう。
サロマから、ゼッケンや計測チップ、Tシャツなどが送られてきました。
いよいよ、本番まであと2週間ですな。
鍛えるトレーニングは今日で終わりにして、あとは故障箇所を悪化させないように、リカバリー重視でコンディションを整えていきたいと思います。
今回は目標は低く、のんびりやっていきましょう。
さようなら。