ゴシラン

走ることについて語ります

2023 10/29~11/11 ランニング週記

ちょっと入院中で、先週の週記をサボったもので、今回は2週間分まとめます。

まあ、半分近くはベッドの上で寝てたので、内容はそんなにないんだがな。

 

 

11/3よりスピード練習を再開させて、「さあ、こっから復活だ!」というところからのロードバイク落車入院。

「過ぎたるは及ばざるがごとし」と言われるように、ちょっと短い期間で高強度の練習を詰め込んだのは否定できません。

命があっただけでも儲けもので、本当にぶっ倒れていた中で救急車を呼んで下さった方には感謝の言葉もありません。

 

 

普段は何も感じない、春採湖から入院した病院へと向かう「激坂」が、いとおしく感じましたね。

このような坂を2本の脚で進めることを、ありがたく思いたいものです。

 

 

今週は「自宅療養」の週。

数字に惑わされずに、今できることをそれなりにやって、暴飲暴食は控えようと思います。

というか、外傷で味覚が壊れたのか、何を食ってもあんまり味がしないので、薄い味付けに切り替えるチャンスとも言えますね。

 

www.nhk.or.jp

 

久々にプールに行って、カナヅチ克服計画を進めていこうかしら。

走れないなりに、腐らないようには心がけていきたいと思います。

 

さようなら。

「壱岐ウルトラマラソン2023」参加記(その2)

gossy54200.net

 

さてさて、10月21日(土)。

壱岐ウルトラマラソンが開催される日となりました。

ウルトラマラソンの朝は早いです。

早朝の5時にはスタートで、その前の3時20分に、宿泊先近くにスタート地点までのシャトルバスが来るということで、2時には起床いたします。

おはようございます。

(ちなみに前日は20時には就寝しております。年寄りの夜は早い)

 

私の宿泊先は、皆、ウルトラマラソン参加者ということで、どこからともなくガサゴソと起き出し、各々準備を進めていきます。

私は胃が気持ち悪くなるのは嫌なので、あまり固形物は摂らずに、モルテンを飲んだり、ワセリンを塗ったりして準備をしておりました。

 

 

3時に、宿泊先のワゴン車でシャトルバス乗り場まで送っていただき、そっからシャトルバスに乗り換え、スタート地点へと向かいます。

眠いと言えば眠いが、条件は皆同じだ。

つべこべ言わずに、しっかりと目を覚まそう。

 

 

4時ごろ、会場到着。

辺りは真っ暗ですね。

6月下旬のサロマのときは、3時過ぎから空は明るくなっていたが、やはり彼岸を過ぎたウルトラマラソンでは空は暗いのう。

しばらくはハンドライト持参で、コケないように走っていきましょう。

 

 

ちなみに、私が使ったハンドライトはこれ。

自転車用ですが、ランで使っても光量は十分で特に問題はなかったです。

オフィシャルで貸し出されていたハンドライトよりも、軽くてコンパクトでよかったですね。

使用後はマルチポケットのランパンの中にしまい込んで、中間地点のエイドで、ゴール行きの荷物と一緒にまとめました。

 

 

スタート時間が近づくにつれ、周りの人口密度は増え、緊張感は高まっていきましたね。

とは言え、サロマとは違い参加者人数は500人以下で、いい意味で「ゆるーい」雰囲気が会場全体に漂っていました。

尚、画像ではわかりにくいですが、ステージ上にいるのはゲストランナーの「ウルトラランナーみゃこちゃん」で、「ウルトラマラソンは競技と言うよりは旅のようなもの」と素晴らしい挨拶をしておりました。
これから「100㎞の旅」を楽しんでいきたいと思います。

 

 

ちなみに私の服装はこんな感じ。

ゼッケンは「ニックネーム」と「出身地」を書く形式になっています。

多くの方に「おお、釧路から来たのか!」というリアクションをいただき、この「釧路アピール作戦」は成功したと言えるでしょう。

壱岐の皆様、機会がありましたら、是非是非「釧路湿原ラソン」にも走りに来てください!

 

ちなみに他の装備はこんな感じ。

 

・帽子代わりの「別海アイスマラソン」Buff(途中で配られた冷たいスポンジを入れるには便利だった)

・ファイントラックのインナー

・TIGORAのアームカバー(スタート時は寒かったので装着。12.4㎞の猿岩エイドで脱いだ)

・夜のスタートなので、50㎞までは眼鏡。中間エイドでサングラスと交換(夜やトンネル内でも使える調光式のサングラスが欲しいと思った)

NORTH FACEのマルチポケットパンツ(ジェル類は全てこの中へ)

ZAMSTのゲイター

・ソックス TABIOの足袋型のもの(5本指は履くのがめんどくさい)

・シューズ HOKA CLIFTON8 

・痛み止めのロキソニンと胃薬

・経口補水パウダー「エブリサポート」5本(前日の「ウォーターローディング時」より使用。レース中は、1時間に1本摂る感じで、私の場合は十分だった。これは胃腸障害を防ぐためにもマストアイテムと個人的には思う)

 

 

・ジェル(MEDALIST2本、モルテン2本)

 

ついでなんで、中間エイドに送る荷物も紹介しておきましょう。

 

・補給食(エブリサポート5本、MEDALISTジェル2本、モルテン2本)

・日焼け止め

・ワセリン

・サングラス

 

スプレー式の消炎剤は、エイドにも置かれていたので、自分で持つ必要はありませんでした。

ちょっと装備紹介が長くなってしまいましたが、これがどなたかのお役に立てれば幸いに思います。

 

さてさて、スタート時間の5時が近づいてきました。

「サロマでDNFした分、絶っっっ対にゴールするでぇ!!」という気負いはなく、みゃこちゃんの言うように「見知らぬ土地での100㎞を楽しむ」という気持ちで、スタート時間を待っておりました。

せっかく高い旅費かけてここまで来たんだから、楽しまないと損だよな。

 

いよいよ5時。

バーンとスタートの号砲が鳴らされ、いよいよ「100㎞の旅」が始まりました。

今までYouTubeの世界でしか見たことのない壱岐の島がどんなところなのか、思いっきり楽しんで行きましょう!

エイエイオー!

 

(つづく)

外傷性くも膜下出血で入院していました

なんかブログ書くのは、ものすごく久しぶりのような気がしますが、前回更新からまだ一週間しか経っていなかったのですね。

壱岐ウルトラマラソン」のレースレポも仕上げたいところですが、まずは「ご報告」ということで、今週の出来事をまとめていきます。

 

日曜日は「アクティブレスト」として、ロードバイクに乗っておりました。

その前日や前々日に、ランでそこそこ負荷をかけた練習をしていたので、自分では「休養ライド」の位置づけだったのですが、結果的にちっとも休養になっていなかったですね。

 

 

いつものように「平均25㎞/h」ぐらいの速度で、3時間ぐらいの「80㎞ライド」をしていたのですが、いつもと違ったのは「無補給で突き進んだ」こと。

たいてい3時間ぐらい乗るときは、コンビニとかで補給休憩を入れるんだが、この日は「大丈夫、大丈夫」と思って、補給ゼロで突き進んだのだよな。

 

75㎞地点のサイクリングロード「鶴野休憩所」の手前までは記憶があったのだが、それ以降の記憶はすっぽり抜け落ちている状態。

知らないうちに意識を失いぶっ倒れていたようで、気がつけば救急車の中にいて、私も気づかないうちに職場と実家への連絡をすませ(後で通話履歴を見てわかった)、次に記憶が戻ったときは病棟のベッドの中にいたという状況です。

阪神タイガースの優勝にも、火曜日まで気づかなかった模様。

 

水曜日に主治医の説明を受け、なんと「外傷性くも膜下出血」があったとのこと。

転倒の際に、頭をしこたま打ったのですな。

ヘルメットはパックリ割れて使い物にならん状態でした。

ありがとう、私の身代わりになって身を守ってくれたヘルメット。

「もしヘルメットがなかったら」ということを考えるとゾッとします。

事故はいつ起こるかわからんから、ママチャリでもきちんとヘルメットを被るのだよ。

無事に生還した私が言うのだから間違いない。

おじさんとの約束だ。

 

 

平衡感覚はまだちょっと失われている感覚だが、主治医から「大丈夫」と太鼓判を押され、金曜日には無事に退院することができました。

退院時に行った知能テストで「IQ125レベルですね」と言われ、ちょっぴり気をよくしている私です。

まあ、まだ脳みそ的には予断を許さない状況ではあるんだがな(来月、もう1度MRIを撮って外来受診する)。

 

月並みではありますが、こういう「一歩間違えていたら、今頃この世にいなかった」という経験を通じて、自分は「何か見えないものによって生かされてる」とか「自分の使命を果たすまでは生き延びなければならない」と、殊勝なことを思うようになってしまいますね。

その「見えないもの」や「使命」というものが何かはさっぱりわかりませんが、一つ言えることは「神様から与えられた命、自分の好きなことをやり尽くして有意義に使っていこう」と改めて思うようになりました。

まあ、今までと大して変わらん考えではあるが、深みが違うのだよ。

知らんけど。

 

とにもかくにも「自分の体力を過信しすぎていた」のは事実。

脂肪燃焼体質になろうと「補給をおろそかにし過ぎていた」のでしょう。

私は雑誌に出てくるような有名なトレイルランナーでもないのに、変なところを形だけ真似し続けていたかなと反省しています。

自分のポンコツ具合をしっかりと認めて、それ相応の自衛策をしっかり取っておくべきでしたね。

 

まあ、過ぎたことをウダウダ言っても仕方がありません。

今後の方針はシーズンオフもあって未定ですが、身の程をわきまえ、「できることをしっかりやる」ことを優先させていきましょう。

できないことに対する憧れは、時には邪魔になることもあるのです。

まあ、今回のことを教訓にして、必要以上に自分を卑下することなく、今まで通り淡々と「できること」「したいこと」をやっていく所存でございます。

身元保証人がいないと、入院時、色々と不利益なことがあるということも学習しましたので、まずは「70や80になっても、できるだけ医者の世話にならず、自分で動ける身体作り」を目指すところからですね。

昨日の退院時の「自分の脚で動ける喜び」を忘れないよう、残りの人生を楽しんでいきたいと思います。

 

さようなら。

「壱岐ウルトラマラソン2023」参加記(その1)

日本の東の果て「北海道釧路」から、わざわざ西の果て「長崎県壱岐の島」まで、「100㎞走るため」だけにやってきた酔狂な旅の模様をお伝えしたいと思います。

 

 

こうやって改めて地図で見ると、本当に釧路から壱岐の島って遠いですなあ。

直線距離にして2000㎞ぐらいは離れています。

でもウルトラマラソン20回分と考えると、意外とそこまで離れていないか。

(いや、それは違う)

 

大会は土曜日ですが、移動は前々日の木曜夜から始まります。

夜の特急で新千歳空港まで移動して、空港内にある温浴施設で宿泊。

 

 

仮眠室のリクライニングチェアで眠るという、あまりよろしくない睡眠環境でありましたが、前々日に寝不足状態だと、レース前日はぐっすり眠れるだろうという作戦です。

まあ、実際は宿泊費がもったいないというドケチ根性で、ホテルを取らずに空港泊を選択したわけだが。

3500円で大浴場があって、朝食(菓子パンと飲み物)がつけば十分でしょう。

7時45分に仮眠室からは強制的に追い出されるので、寝坊の心配もないですし。

 

金曜になって、寝ぼけまなこで福岡行きの飛行機に乗り込みます。

2時間半ぐらいの快適なフライトでした。

にしても、福岡空港って思いっきり街のど真ん中にあるんだな。

博多駅と地下鉄にして2駅しか離れていないところにあります。

札幌で言えば、すすきのに空港があるような感覚ですね。

 

飛行機は無事に福岡に着陸し、地下鉄で博多駅へと向かいます。

 

 

28年ぶり3回目の九州上陸です。

しかし、今回の私の目的地は九州本土ではなく、壱岐の島なので、バスでフェリーターミナルに行く必要があります。

九州上陸の余韻に浸ることなく、バスに乗り込みましょう。

 

 

フェリーターミナルに到着し、ファミマで食料を買い出して、船の時間までターミナル近くの公園のベンチに座りながらむしゃむしゃ食べます。

生えている植物が「The 南国」って感じでしたね。

せっかく九州まで来たんだから、もっと九州らしいものを食べればいいんじゃないかという意見もあろうが、スケジュールはタイトだし、食にこだわりはないんで、コンビニ食で十分な私です。

釧路にファミマはないんで、ファミマに来ただけでも旅行気分が味わえる安上がりな性分なのです。

 

 

高速船に乗って、壱岐の島まで流されます。

所要時間は1時間ぐらい。

壱岐の島は行政区域としては長崎県なのだが、博多から直通で行けるんで、福岡県に属しているような感覚ですな。

 

釧路だと、この時期16時ぐらいからすでに薄暗くなってくるのだが、九州は17時過ぎでもめっちゃ明るいですな。

 

 

 

こんにちは、壱岐の島。

 

 

壱岐の島の高速船ターミナルには、宿の方が迎えに来てくださり、そのまま送迎車でチェックイン。

 

 

宿は小高い丘の上にあり、港がキレイに見えました。

離島の大会だと、宿泊先のキャパもそんなにないので、ものすごく高い旅館か、スタート地点からめっちゃ離れたドミトリー式のゲストハウスぐらいしか選択肢はありませんでした。

もちろん私が泊まったところは後者である。

朝の早いウルトラマラソンだと、深夜2時ぐらいには起きるので、布団被って寝る場所さえあれば、それで十分なのです。

 

スタート地点のあるメイン会場では、金曜の18時から「前夜祭」が開かれていたが、移動で疲れ果てていた私は、そんなものに出る気はなし。

出た人の話によると、色々うまいものがタダで振舞われて、もったいないような気もしたが、翌日のレースに向けて疲れることをしないことが何より大切だ。

次の日100㎞走る人間が、「前夜祭で疲れる」なんて寝ぼけたことを言うのもおかしな話であるが。

100㎞走ることに比べて、前夜祭の疲れなど、誤差のレベルだと思うがね。

 

 

まあ、マラソン前日の補給など、下手にご馳走食べて胃に負担をかけるよりも、モルテンで糖質を補給するぐらいで十分だ。

19時にはさっさと床に着いて、翌日の「100㎞の旅」に備える私なのでありました。

 

(つづく)

半年ぶりのスピード練習と「65BASE練習会」参加申し込み

3月の「板橋Cityマラソン」が終わった直後は、「絶っっっ対に、今年中にサブスリー達成するぞ!」と鼻息荒く、週一回のトラックでのスピード練を習慣にし、やる気満々な私であった。

 

しかし、5月の頭に故障してからは、スピードに対するテンションがだだ下がりになり、痛みが引いてからも「ゆっくり長く」のウルトラ練メインのぬるい練習になってしまいました。

やっぱ、「目標レースに対して仕上げる」タイプの私としては、秋にフルマラソンのレースを入れなかったのはよくなかったかな。

 

秋の目標であった「壱岐ウルトラマラソン」も終わったし、レース後のダメージもなくなってきたしということで、ここは原点に戻って、フルマラソンに必要な「スピード持久力」を鍛える方向に戻していきましょう。

 

で、フルマラソンのスピード持久力を鍛えるために、よさ気な練習会を発見したので、ちょっと札幌まで行って武者修行してこようかなと。

 

【サブ3~サブ6★雪降る前に?!ラストチャレンジ】12km(3km×4本)ペーサー・エイド有 - 北海道の皆さん、こんにちは^ ^! いよいよ冬が近づいてきましたねえ! 今年のコンクリート走り納め、一緒にしませんか? コンクリートが雪で埋もれる前に、 (もしかしたら少し埋もれてるかも?!) 一緒に、12㎞(3㎞×4本 休憩4分)チャレンジしませんか? ペーサー・エイド有りです!https://moshicom.com/94545/

 

フル3時間切りから6時間切りまで細かくグループ分けされており、幅広いレベルの方がチャレンジできるナイスな練習会だと思います。

一応「サブスリー」を目指している私としては、「キロ4」のグループに入るべきなのであろうが、しばらく「キロ6分の男」と化してしまった私が、いきなりキロ4分で走れる自信はない。

そんなわけで今日は、「練習会のための練習」として、今の私がどこまでのスピードで走れるかの確認をすることにしました。

 

 

シューズは「ASICSライトレーサー4」。

基本「ヴェイパー信者」の私であるが、故障の原因は「厚底カーボンでがんがんスピード練習をしたこと」も一つなのではないかと思い、早稲田戦法で年内は「厚底カーボン」を封印して、薄底シューズで「地脚の養成」に努めていきたいと思います。

 

www.rikujyokyogi.co.jp

 

 

では、運動公園のランニングコースを走りましょう。

メニューは「ウォームアップ3㎞」「Tペースぐらいの感覚で3㎞×2本」「クールダウン7㎞」でした。

 

Tペース走の結果どん。

 

まずは1本目。

 

 

体感的には「キロ4分15秒で行けてるんじゃね?」と甘いことを思っていたが、これが現実。

10m/s強の風の影響もありましたが、「ヴェイパー補正」がないと、この程度の走力なのですね。

しかし、こんなんでよく8ヶ月前にフルを3時間一桁で走れたなあと。

 

2本目。

 

 

ラスト1㎞は、脚や心肺機能以上に気持ちが切れてしまいました。

私は「キロ6分半で100㎞走るメンタル」はあっても、「キロ4分半を切って10㎞走るメンタル」は持ち合わせていないのです。

ここ半年でガーミン計測のVO2maxが「60→58」に落ちたとは言え、そこまで心肺機能は下がっていないだろうと睨んでいましたが、現実は甘くないですね。

心拍数はこの程度のペースでも180近くまで上がり、Tペース走というよりは、全力疾走に近い感じで、走り終わった後は青息吐息状態でした。

はー、しんど。

 

ピッチとストライドの関係は、こんな感じ。

 



ストライドが120㎝ぐらいなのはいいとして、レース時のピッチが195前後の私としては、ピッチが落ちているのが気がかりですね。

シザース動作をしっかり入れた速い脚回し」を課題に、ランニングフォームからの見直しを図りたいと思います。

悪い意味で「ウルトラの楽な走り」の癖がついてしまったのかもしれません。

 

「ダイエットしなきゃ」と言いながら、体重計にすら乗らず、現状を把握しようとしない人のように、「スピードを上げなきゃ」と思いながら、スピード練習すら半年間しなかった私。

今日の練習は、ダイエッターが久々に体重計に乗ってショックを受けたような気分でした。

 

しかし、それ相応の練習をしていないのだから、走力が落ちるのは当たりまえ。

これがスキーや水泳のような「コツ」のスポーツとは違った、ランニングの魅力だと思います。

鈍亀でも、やれば上がる。

素質や才能があっても、やらなければ落ちる。

練習量や質が、そのまま結果となって反映されるのが清々しいところ。

とにもかくにも、現状はわかったので、あとは努力と工夫をしながら上げていくだけ。

 

んなわけで、11/19の「65BASE」の練習会は、気弱に「キロ4:15~20」のグループで走ることにします。

恐らく今の私は「フルマラソン3時間20分レベル」なのかなと。

まずはこのペースで「3㎞×4本」を走り切って、春につなげていきましょう。

ライトレーサーでコンスタントに「キロ4分15秒」で走れれば、ヴェイパー様だと「キロ4分~4分5秒」で走れるはずだ。

知らんけど。

 

さようなら。

フードバレーとかちマラソン応援

「フードバレーとかちマラソン

毎年10月最終日曜に帯広市で開催される、道東のマラソンシーズンを締めくくる大会である。

 

当初は11月に出る予定だった「つくばマラソン」のステップレースとして参加する予定だったのだが、結局、つくばは出ないことにしたし、壱岐の島で100㎞ウルトラマラソン走った翌週に、ガチでハーフ走るのもしんどいなあと、今年もパス。

道東生活8年目にして、未だ会場入りすらしたことのない大会なのであった。

 

ただ、今年はクラブの皆様も多数参加するし、応援に行って大会の雰囲気を肌で感じるのもいいかなあと、大会当日の早朝、ブロロンと車を走らせて帯広入りしたのであった。

 

テキトーな公園に車を停めて、走りながら色んなとこで応援しようかなあと思っていたが、空は天気予報に反して雨模様。

これは長い時間外にいたら風邪ひくなあと、このままUターンして釧路に帰ろうとすら思ったが、とりあえずスタート地点で見送りぐらいはしようかと、駅近くの駐車場に車を停めて会場へ。

 

 

会場は「中央公園」。

「フードバレー」というぐらいだから、食い物屋の出店がたくさんあるのかなあと思っていたが、店らしきものは何もなかったですね。

ゴールの時間になったら設営されるのかしら。

 

 

中央公園には誰も知り合いの姿は見えなかったので、スタート地点へ。

この辺ウロウロしていれば、誰かかれかには会えるだろう。

 

スタート時間が近づくにつれて、人は増え、クラブの皆様や、はてなブロガーのタマ子さん、oga-junさんとご挨拶。

しばし談笑しながらスタート時間を待っていました。

自分が走らないマラソン大会のスタート前は、何と気楽に過ごせるのかと。

 

8時半にハーフの部がスタート。

人口16万ぐらいの規模とは言え、街中を走るマラソン大会は華があっていいですな。

ガチランナーから仮装ランナーまで、帯広の中心街を駆け抜けていきます。

阪神タイガースのハッピ着て、ジャグリングしながら走られるランナーさん、道マラに引き続き参加されていたのね。

(動画の10分20秒から)

 


www.youtube.com

 

さて、スタートを見送った私は、このまま帰るのもあれだろうと、17.8㎞地点の「緑ヶ丘公園」へと移動します。

 

 

普通に応援していればいいものの、やっぱ「畜産大学」のある帯広なんだから、牛の着ぐるみで応援するのが、帯広に対する礼儀だろと(その礼儀は間違っている)、着ぐるみを着てコース上へ。

これをひとりでやるメンタル。

なかなかキツイものがあったが、3分もすれば慣れます。

こういうときに、若いころのビラ配りバイトの経験が活きるのだ。

 

自分が北海道マラソンや、壱岐ウルトラマラソンで受けた応援の1000分の1でも伝わればいいなと、熊鈴を鳴らしながら、80デシベルぐらいの声で、「ファイトー!」「ナイスラン!」などと頑張っているランナーの皆様に声をかけます。

 

「ありがとー」とか反応が返ってくると嬉しくなってきますな。

いえいえ、こちらの方こそありがとうという心境です。

ラソンは自分で走るのもいいが、応援するのもまた楽しい。

将来的に加齢や故障で自分が走れなくなったとしても、ボラスタッフで十分楽しめることができるなあということを発見した一日でありました。

 

最終ランナーが通過するまで、1時間半ぐらい、着ぐるみを着ているのも忘れて応援させていただきました。

意外とあっという間の1時間半でありました。

参加されたランナーの皆様、頑張る姿で、私に新たなモチベーションを与えてくださりありがとうございました。

今度応援するときは、私設エイド作って、甘酒やおしるこなど、温かい飲み物でも用意しようかなあと思います。

 

 

せっかく帯広まで来て、応援だけして帰るのもなんだなあと、コース撤収後、緑ヶ丘公園周辺を11㎞ジョグ。

公園内はジョギングコースもあっていいですね。

私は知らない街で、こういう何の変哲もない公園を走るのが好きだったりする。

 

 

大会で走るのもいいですが、秋の風情を感じながら自由に走るのもよし。

「フードバレー」マラソンという大会名ではありましたが、特に帯広名物を食べることもなく、サクッと釧路へと帰ったのでありました。

 

 

尚、大会は仮装ランナーチーム「かっぱちゃん」のたいがぁさんが、ベストパフォーマンス賞2連覇という華々しい結果で終わりました。

 

さようなら。

2023 10/22~10/28 ランニング週記

普通、大きなマラソン大会が終わった後は、一気にモチベーションが低下するものなのでしょうが、私の場合「あのときこうすれば、もっとうまく走れたんじゃないだろうか」という反省の気持ちがモチベーションにつながり、割合大会終了後でも走らさってしまいます(北海道弁)。

その代わり、雪が積もるようになってから一気にモチベーションが下がるんだがな(道民ランナーあるある)。

まあ、雪が積もらないうちは、来春のフルに向けて、無駄に高いモチベーションを保っていきたいと思います。

 

 

んなわけで、100㎞ウルトラの翌週とは思えないぐらいの走行距離になってしまいました。

日曜もスケジュールに余裕があれば、せっかく博多まで来たんだから、「博多ランナーのメッカ」大濠公園を走りたかったんだがな。

大濠公園がどんなところなのかは全く知らんが。

 

 

9月からは「壱岐対策」でアホみたいに坂ばっかり走っていたが、さすがにもう坂を駆け上がる気力はありません。

今後の目標は未定なのであるが、将来的に野辺山など「ロード山岳ウルトラ」や「ウルトラトレイル」の方向に突き進んでいくとしても、ある程度の「スピード持久力」をつけて、走りに余裕度を持たせた方がいいだろうと。

トレイルだと制限時間がタイトなものも多いしな。

 

んなわけで、原点に戻って「フルマラソンサブスリーを目指す」方向で、来月から取り組んでいこうかなと思っています。

故障やウルトラ挑戦を言い訳に、スピード練習から逃げてきましたが、そろそろ失われたスピードを取り戻していこうかと。

故障も9割方回復したことだしな。

今年は3月の「板橋Cityマラソン」に挑んだわけだが、凍結路面の「雪国のハンデ」を言い訳に、ちっとも仕上がらなかったので、来年は4月開催の「あおもり桜」か「かすみがうら」辺りをターゲットに、半年計画でじっくり仕上げていければと思っています。

 

さようなら。