ゴシラン

走ることについて語ります

ビオスリーでサブスリー

「腸活」を始めようと思う。

 

ラソンのような長距離走では「脚力」が全てと思われるかもしれないが、42.195kmを超える「ウルトラマラソン」のような変態世界になると、実は「胃腸力」が重要なウェイトを占めるのである

 

胃腸が弱いと

 

「脚は残っているんだが、吐き気がして食えない」

「食えないから体内のエネルギーが切れ、脚よりも先に全身の倦怠感がひどくなり動けなくなる」

 

なんてことになり、まだ30km以上も残っているというのに、走るどころではなく、延々と「ゾンビ行進」をせざるを得ない状況に陥ることもある。

ラソンランナーなら誰でも知っているであろう名著「BORN TO RUN」にも出てきたように、ウルトラマラソンは正に「走る大食い競争」なのです。

 

 

ウルトラマラソンの終盤で「食えなくなる」という問題を克服するアプローチは、2つあると思います。

 

1つは、あんまり食わなくてもいいように「体内の脂質をエネルギーとして動ける身体づくりを目指す」ってことと、もう1つは、きちんと食えるように腸内環境を整える「腸活」である。

 

「腸活」とは、かいつまんで言えば、「腸内細菌」の中の「善玉菌」を増やして、腸内の健康を増進しようぜ!という活動のことですね。

腸がきれいになって、普段の消化活動がよくなれば、腸に多大な負担がかかるウルトラマラソンでも、それなりに食えるようになれるんじゃないか。

知らんけど。

 

んで、腸内の善玉菌を増やすためには、整腸剤を使うのが手っ取り早いのではないかと。

最近は「ヤク○ト1○00」なるものが「腸活飲料」として流行っているみたいだが、あれは糖分が多すぎるし、プロ野球横浜DeNAベイスターズファンの私としては、敵チームの飲み物は飲みたくない。

 

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以前、整腸剤「エビオス」を飲んで、腸内環境の改善を図ろうとしたことがあったが、酒の飲めない私に「ビール酵母」のあるエビオス錠は根本的に合わなかったようで、すぐにやめた。

便秘体質はひどくなるし、屁は臭くなるしで、ロクなことがなかったのであった。

 

で、今回取り入れてみる整腸剤はこちら。

 

 

有名な「新ビ○フェルミン○」とどっちにしようかちょっとだけ迷ったが、「フルマラソンサブスリー」を目指す私にとっては、「ビオスリー」の方がネーミング的に「サブスリー」を達成できそうな気がしたので、そっちの方を選んだ。

私は理屈で物事を考えるのが好きだが、モノを買うときは直感で決めてしまうところがある。

まあ、ぶっちゃけ整腸剤成分の「ビフィズス菌」と「酪酸菌」の違いなどよくわからんし、とりあえず飲んでみて合わなかったらやめればいいわけだ。

あんまり神経質な気持ちで摂取するよりも、気楽な気持ちでどーんと試した方が、きっと胃腸にも優しいはずだ。

 

ちなみにビオスリーを試してから3日目の感想としては、いつもはいつ来るかわからないお通じの時間が朝イチになり、でもってちょっと緩めになったかなあというところである。

まあ、便秘体質の私としては、詰まるよりは出る方がいいだろう。

こういうものは短期間で効果が出るものではないので、少なくとも一ヶ月は継続して、どのような変化が出るのか見ていきたいと思う。

 

ビオスリーで半年ぐらいかけて、ゆっくり腸内環境を整え、11月のつくばでは「ビオスリーでサブスリー」だ!!!

 

さようなら。

サロマセット練2日目

昨日は「サロマ湖100kmウルトラマラソン対策」として、60kmのペース走を行いました。

今日は昨日の余韻にひたることなく、更に40km走って、自分を痛めつけましょう。

 

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ウルトラマラソンで大切な練習は、2日連続のロング走「B2B(バックトゥーバック)」を行うことです。

あえて疲労を残した脚で、ロング走をすることによって、ウルトラマラソン終盤のよいシミュレーションとなります。

まあ、私のように「60km+40km」のような極端なB2Bをする必要はないと思いますが、本番前に2〜3回は「40km+20km」ぐらいのB2Bをやっておくと、100km走れる持久力(脚力、精神力ともに)がつくのではないでしょうか。

責任は持てませんが。

 

というわけで、昨日の今日で、明らかに40kmも走れるような状態ではないのだが、本番は「1日で100km」走らなければならないわけだから、このくらいは朝飯前までは行かなくても、晩飯前ぐらいには片付けておきましょう。

 

今日はLSDペースで、マラニック的に「釧路の桜を楽しむラン」にしていこうかなと思います。

釧路の桜の名所と言われているところを、テキトーにダラダラ走りましょう。

本日のシューズは「HOKAクリフトン8」。

 

 

まずは8kmぐらい走って、別保(べっぽ)公園へ。

最初の1kmは7分ぐらいかかり、めちゃくちゃ脚が重かったですが、人間の適応力というのは素晴らしく、動いているうちにキロ6分半ぐらいのペースで割合ラクに進めるようになりました。

脳みそが「やめたい」と訴えかけても、それを無視して、できる範囲で動き続ければ意外となんとかなるものです。

 

 

5月14日に「桜まつり」が行われるようですが、それまで桜が散っていなければいいですがな。

 

 

別保公園の桜は、まだちょっと寂しい感じでしたね。

5分咲きぐらいと言ったところでしょうか。

 

 

まあ、それでもピンクの花びらを見ながら走るのは、昨日の「景色が変わらないぐるぐる走」と違って、前に進もうとする意欲がわいてくるものです。

 

お次は釧路市桜ケ岡にある「茅野公園」

桜ケ岡って地名からして、「ここは桜が綺麗でっせ」と訴えかけているようですな。

 

 

ここは別保公園よりも、いい感じで咲いていましたな。

公園サイズはこじんまりとしていますが、バーベキューコーナーもある施設です。

コロナ禍になってから、バーベキューコーナーが開放されてるかどうかは知らんけど。

 

 

うむ、いい桜だった。

悪い桜ってのがあるのかは知らんけど。

次行ってみよう。

 

 

今度はおとといも行った、春採湖のある「春採公園」。

部活動の若者がビュンビュン走っていましたな。

私も見習いたい気分であったが、今日はちょっと無理だ。

おっさん、マイペースでのろのろ走らせていただきます。

 

 

おとといよりは花開いていますが、ここも別保公園同様、まだ5分咲きぐらいと言ったところでしょうか。

さすがにここまで20km以上走って疲れてきたんで、そろそろ休憩入れるか。

 

と言うことで、和菓子屋「二幸」でお菓子を買って、鶴ケ岱公園で桜を見ながら優雅に食おうと思っていたのだが、二幸、すげー行列じゃねえか。

駐車場には普段いない警備員もいるし。

今日は「こどもの日」だから、かしわ餅需要で行列ができているのかね。

 

私は「行列に並んでまでモノを食いたい」という執着心がないので、そのまま空身のままで鶴ケ岱公園に行くことにします。

腹は減ったが仕方がない。

 

 

鶴ケ岱公園もいい感じで桜が咲いていて、よろしかったのではないでしょうか。

と言うか、桜にもだんだん飽きてきて、雑になってきていますな。

 

 

お目当ての和菓子屋は激混みだったので、仕方なくコンビニで串団子をゲットして、釧路川河川敷で食べます。

やっぱ、ワシは「花より団子」の人間だな。

うん、ここまで無補給で20km以上走ってきたんで、コンビニ団子でも十分うまかったよ。

結局、どんな素材や調味料や調理技術よりも、「空腹である」ってのが、食い物をおいしく食べる最大のポイントだよな。

 

25kmぐらいになってから、一気に色んなところのガタが来る。

それは左大腿だったり、左膝だったり、メンタルだったり色々だ。

こういうときは、どうすればいいか?

つべこべ言わずに、若干ペースを落としながら淡々と進むのだ。

 

ウルトラマラソンでは、苦痛にあえぎながら、淡々と進んでいるうちに、ふとスーッと楽になることがある。

それはウルトラマラソン界隈では「復活」という。

フルマラソンでは、一度ペースダウンしたら基本「もう終わり」となることがほとんどなのだが、なぜかウルトラでは「復活」するのだよな。

今日の私に関して言えば、30km過ぎから突然吹っ切れた感覚が生じた。

残り10kmを切って、脳が「行ける」と判断したのかもしれんね。

 

ということで、最後の目的地「柳町公園」。

 

 

ここの桜が一番満開でしたな。

天気がいいこともあり、散歩している人もかなり多かったです。

 

 

外は日差しがあって暖かかったので、ローソンでアイスを買った。

レジでアイスを「温めますか?」って聞かれて、「何言ってんだコイツ?アイス温めでどないすんねん、アホか?」と思って、そのまま公園のベンチで食ったのだが、このアイスが妙にカチンコチンで固くて、しかも不味い。

で、パッケージをよーく見ると、この一見アイスに見える物体、「電子レンジで温めて、ドロドロにして食べる」のが、どうやら正しい食べ方のようだ。

最近のコンビニデザートは複雑である。

と言うか、アホなのはレジのおねえさんではなく、私なのであった。

よい勉強になりました。

ごちそうさまでした。

 

 

最後は「アイストラップ」に引っかかってしまったが、休憩多めながらも、どうにか歩くことなく40km走り切ることができ、2日間の「サロマセット練ミッション」をコンプリートしたのでありました。

せっかくの休みに、なんて無駄に疲れることしてるんだ、俺。

 

 

ペースも上り坂以外では「キロ7」を下回ることはなく、心拍数も抑えめに体力を消耗せず走れたのではないかと思います。

ただ、先週痛めた「左大腿から股関節」がまた痛み出し、ここはしっかりケアせんとならんなあ。

大きな故障につながらなければいいのだが。

とりあえず、5月27日の「150km超ウルトラキャノンボールラン」までは、昨日今日のような「身を削る」ような練習はせず、「いのちだいじに」で行きたいと思います。

 

さようなら。

サロマセット練1日目

4年ぶりに開催される「サロマ湖100kmウルトラマラソン」まで、残り2ヶ月弱となりました。

今年は1月からフルマラソン超えの距離を何本も走り、仕上がりは早いですな。

 

ちょっとサロマまでは時間がありますが、今日明日とサロマへの最終チェックとして「60km+40km走」のセット練をしようかなと思います。

当初はサロマ1ヶ月前にやる予定だったんだが、なんせ今月末に「150km走るやべぇイベント」に申し込んでしまったので仕方がない。

 

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ちなみに5/27に行われる「超キャノンボールラン」、75kmや100kmの部もありますので、サロマの調整として参加されるのもいいのではないでしょうか。

申込締切は明日までです。

 

さて、話は少しずれてしまったが、今日は「サロマセット練1日目」。

「キロ5分半〜6分」のペースで60km走る練習をしましょう。

これができれば「サロマサブ10」のスピードは十分にあると判断していいだろう。

知らんけど。

 

 

運動公園の一周約3.3kmのランニングコースを、ひたすらぐるぐるすることにします。

周回コースは単調で退屈と言えば退屈かもしれないが、補給物を車の中に入れておくことができ、空身で走ることができるので、楽といえば楽です。

 

 

ちなみに補給物はこんな感じ。

レースで使うようなモルテンなどのお高いジェルは、練習で使うのがもったいないので、基本、練習の補給食はコンビニで調達できるものにしています。

 

では、走り出しましょう。

写真のように天候は曇り、気温は12〜16度と極めて走りやすい条件でした。

サロマの暑さを考えると、そろそろ暑熱順化しといた方がいいんだろうが、釧路に住んでいる限りそこはしょうがないですな。

暑熱順化は、ランニングとは別にサウナで鍛えることにしましょう。そうしましょう。

 

機械的に30分に1回ぐらいで「塩タブ」を摂って、その他の給水補給は、前半は「10km(3周)で1回」、後半は「6.6km(2周)で1回」と、規則正しい補給を心がけます。

あとは鼻呼吸にして心拍数を上げすぎないように注意しましたね。

ウルトラは速すぎるよりも、ちょっとゆっくりかなぐらいのペースの方が、60km以降のことを考えるとちょうどいいです(私の場合)。

 

42.2kmの通過タイムが「4時間5分」。

まあ、こんなもんでしょう。

きっと本番はアドレナリンが出ていたり、周りに引っ張られてもっと早くなることが予想されますが。

 

フルを過ぎても、脚は割合余裕があったので少しペースアップします。

最終的に「キロ5分10秒」まで上げて、60km走はおしまい。

 

 

終盤になってもタレることはなく、休憩を含めても6時間5分と、サブ9を目指すには物足りない数字かもしれませんが、サブ10を目指すには十分な内容の練習だったと思います。

いつものことであるが、50km過ぎた辺りから腹が張って食えなくなるのが課題だな。

今回は胃腸障害というレベルではないし、シャリバテもしていなかったので、そのまま突き進んだが、終盤の栄養補給に課題を残しました。

まあ、本番はもっと分量の少なく栄養のあるジェルを摂るので、そんなに腹がたっぷんたっぷんになることはないと思うがな。

今日は涼しくてあまり汗が出なかったので、なんとも評価し難いですが、給水と電解質の補給はよかったのではないかと思います。

 

ラソンの補給と言えば「水」「糖質」が真っ先に思い浮かぶと思いますが、100kmウルトラクラスになると、ナトリウムを含む「ミネラル」の補給が鍵を握るのではないかと思います

水分と共に、汗で失われるのはミネラルなわけで。

逆に糖質は、ウルトラクラスのゆったりしたスピードなら、余程心拍数が上がらん限り、そこまで体内から失われないので(糖質よりは、むしろ脂質をエネルギーにしている)、あんまり神経質になる必要はないのではないでしょうか。

甘い物摂りすぎると、「血糖値スパイク」起こして、かえって身体が動かなくなる可能性もありますし。

 

尚、今書いたことは、あくまで私の感想であり、発言の内容には一切責任は持ちません。

補給に関しては個人差があるので、色々自分で試すしかないですな。

 

 

アップダウンや風向きの関係で、一見安定していないペースに見えますが、1周ごとのペースはだいたい同じ山を描いていて、ほぼ一定ペースで進めていたのではないかと思います(最後の1周は気持ちペースアップしたが)。

心拍数も平均で129と、マフェトン心拍数(「180−年齢」)以内で、理論的にはあまり体内の糖を使わない「脂肪燃焼」範囲でよかったのではないでしょうか。

実際、60km走が終わっても「もう20kmぐらいは行けるかな」って感じでした。

私見ですが、ウルトラでは序盤いかに心拍数を上げないかが、終盤での「撃沈」を防ぐ鍵になると思います。

 

 

シューズはHOKAの「カーボンX2」。

サロマの協賛企業に忖度するわけではないですが、やっぱり「ウルトラのHOKA」ですな。

「カーボンプレートシューズは速い人が履くもの」という先入観を持っている方も多いと思いますが、HOKAのカーボンXシリーズは、「速く走るのではなく、楽に走るため」にあるものではないかと思います。

(HOKAのシューズなら、非カーボンのリンコンやマッハの方が反発があって速く走れる)

足首から下のダメージは、フルを超える距離になってもほとんどありませんでしたね。

サブスリークラスではなく、むしろ「サブフォークラスで、今回初サロマで不安」という方に履いてほしいシューズだと思います。

いい意味で「反発がない」ので、ウルトラ終盤でも脚を残せるのではないでしょうか。

 

ただ、カーボンX2、まだ3回しか使ってないのに、もうアウトソールが削れて結構ヤバいのね。

まあ、その3回が「35km」「52km」「60km」と凄まじい距離だったというのもありますが。

このままだと、「超キャノンボールラン150km」が引退レースになって、サロマでは別のシューズを調達しなければならない可能性もありそうです。

 

さてさて、「サロマセット練1日目」の「60km走」は、無事に「サブ10」ペースで終わりました。

明日はキロ7ぐらいでいいので、ダメージを残した脚で「40kmLSD」を行うことによって、サロマ終盤で歩かずに走れるスタミナの有無をチェックしていきたいと思います。

2日で100km走れれば、本番でもペース配分や補給のタイミングを間違えない限り、サブ10は十分狙えるのではないでしょうか。

知らんけど。

 

さようなら。

第4回トラック練からの花見ラン

先週サボったトラック練習。

今週もサボってしまうと、永遠にトラック練に復活できないのではないかと思い、気持ちよく連休を迎えるために、昨日、業務終了後の重い腰を上げて、陸上競技場へと向かったのでありました。

 

 

部活の高校生の若いエキスに占領されている陸上競技場。

場違いな50のおっさんがひとり、今日もひぃこらやっていきます。

メニューは「3kmアップ+6km閾値走+3kmダウン」。

 

若者だらけの空間の中で、途中からクラブのTかやさんが現れました。

おお!ここでの同年代の方の登場はありがたい。

アウェイ感満載のトラック練の中で、思わず「同士よ!」と抱きしめたくなる衝動に駆られました(もちろん、そんなことはしない)。

練習メニューが違うので一緒に走ることはありませんでしたが、普段一緒に走っている人に見られていると思うと、自然と練習にも熱が入ります。

 

では、閾値走の結果ドン!

 

 

4kmからいきなりパワーアップしているのは、ちょうどいいペースで走っていた高校生の集団に「無断コバンザメ」していたため。

ラスト1kmは4分切れて、個人的には満足。

ひとりではペースを作ることのできない私ですが、集団に紛れると、普段より「キロ10秒」は出力がアップする他力本願の私です。

南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏

 

しかし、なんだかんだで単独でも「キロ4分10秒」はコンスタントに出せるようになってきたので、少しは成長しているのかな。

このペースが「当たり前」と感じるようになれれば、サブスリーが近づいてくるのではないでしょうか。

ラソンに特効薬などというものはなく、少しずつコツコツと「当たり前のレベルを上げる」しかないわけで。

5年前「1000m×5」のインターバルでも、1km4分20秒が精一杯だったことを考えると、まだまだ進化し続けているのかなと思います。

 

 

気温7度と低かったこともあり、心肺は割合余裕がありましたね。

ピッチもこんなものでしょう。

ガーミンコネクト、いつの間にストライドが小数第一位でカットされるようになったんだ?

ワシが知りたいのは、センチ単位なのに。

ガーミンの中の人へ、これについて至急改善を求む。

 

 

昨日も時間こそは短かったが、内容の濃い練習ができたと思います。

Tかやさん、今度は「ヤッソ800」で共にひぃこら頑張りましょう。

 

そんなわけで、昨日キツイことをやったんで、今日はゆるく「花見ラン」。

釧路市内の桜の名所をふらふらしながら、花の開き具合をチェックしていきましょう。

 

 

春採湖はまだつぼみの段階でしたね。

ここは例年、開花宣言から一週間ぐらい経ったときが桜のピークになるのだよな。

 

 

春採湖の近くの鶴ケ岱公園も同じ感じ。

一応開花宣言は出たが、なんだかんだで釧路の桜は、ゴールデンウィークが終わった後が本格的なシーズンなんだなと。

 

ただ、釧路の開花宣言の基準地となる「柳町公園」では、まだ三分咲き程度ですが、そこそこ花開いておりました。

 

 

今朝はのんびりとキロ6ペースで16km。

連休中は仕事の都合でどこにも出かけられないので、近場をウロウロしながら、釧路の春を探し求めていきたいと思います。

 

さようなら。

2023 4/23〜4/29 ランニング週記

5月になっても、相変わらず気温の上がらない釧路ですが、昨日、「観測史上最速」の桜の開花宣言がなされました。

 

 

気温的にはそれほど春の訪れを感じないのだが、桜が咲いたり、朝の4時ぐらいにはもう明るくなるぐらいに日が長くなると、春を通り越して初夏すら感じるようになりますな。

5〜6月の「ウルトラマラソン2本」に向け、走りの面でも「夏モード」にパワーアップしていきたいものです。

 

 

先週は、クロカンレースやそれに伴う移動の疲れが出たのか、全体的に低調な内容。

週間走行距離も64kmと控え目。

 

水曜の夜から、「安静にしているとズキズキ痛むが、動いていると痛くない」という謎の左大腿の痛みに悩まされ、トラック練とロング走は回避しました。

で、その分、坂ダッシュロードバイクのロングライドで補ったという感じです。

ようやく道東もロードバイクシーズンになったので、プチ故障時や疲れの強いときは、バイク練も取り入れて、脚の負担を少しでも減らしていくようにしたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今週は今日トラック練を入れて、スピード面の刺激入れをしました。

週の早いうちにトラック練やっとくと、「あー、今週のノルマも終わった」と気分的に楽になりますな。

明日から5連休ですが、待機でどこにも行けんので、近場をダラダラと走る予定です。

5連休のうちの2日で「60km+40km」のセット練を入れて、100km以上のレースに耐えられる脚ができているかどうかのチェックをしていきたいと思います。

このセット練がうまく行けば、もう40km以上のロング走練習は、小樽〜苫小牧超キャノンボールランやサロマまでやらんくてもいいかなと。

徐々に「スタミナからスピード」に移行して、秋のシーズンを見据えていきたいと思います。

 

あ、ちなみに先週からの左大腿の痛みはかなり引いて、普通に走るには支障のないレベルになりました。

なぜ治ったのかは、自分でもわかりません。

 

さようなら。

雨のクラブ練21km

今日の午前中は雨だった釧路。

 

 

金曜の段階では、「雨予報のためクラブ練習会中止」という案内があったんで、今日はこの前行った鶴居の体育館に走りに行こうかと思ったが、急遽、昨日になって「1時間に1〜2mm程度の雨だったらやる!」と、クラブ練開催の方向に転じたんで、「たまには雨の中を走るのもいいか」とクラブ練へ。

2018年のサロマは、後半暴風雨の中で行われたわけだから、雨の日に走る練習もやっておかんとな。

 


 

一時期「トレラン熱」に浮かされていたときに、レースでは必携の「シームテープで防水加工」がされているお高いレインウェアをエイヤッと買ったのはいいが、これを着て山を走ったことなど一度もなく、もっぱら「雨の日の徒歩通勤用にしか使っていない」というもったいないことになっていたのであった。

1回ぐらいはランニングで使っておいて、果たしてサロマで使えるのかチェックしておかねばな。

 

 

こんな天気でも私を含め6人の物好き熱心な方が、練習会に参加しました。

9時の段階で気温7度と肌寒いが、風がないのが救いでしたね。

 

 

昨日の「ロードバイク150km」の疲れが残っていたのでしょうな。

疲労はそうでもなく、走るのに使う筋肉は無事なのであったが、とにかく全身の倦怠感がひどく、鉛のように身体が重かった。

ハーフぐらいのジョグなら、いつものように朝飯食わんても行けるなと思っていたが、きちんと栄養を摂ってから行くべきだったかもしれない。

しかし、ウルトラ終盤のシミュレーションという意味では、こういう半分ふらふら状態のときにキロ6未満のペースで刻めたのは、よい経験になったと思う。

あまり人様にはおすすめできない練習ではあるがな。

 

昨日はロードバイクロングライド、今日はハーフジョグと、ちょっと変則的な形になったが、持久力を鍛えるよいセット練になったと思います。

本日もクラブの皆様、ありがとうございました。

 

あと、やっぱお高いレインウェアはいいですな。

撥水性は素晴らしいし、蒸れることもなく不快感は全く無かった。

「雨のサロマ」でも十分仕事をしてくれるだろう。

 

 

練習会後は、スーパー銭湯で「サ活」。

冷えた身体を、風呂とサウナで温めます。

 

いつも同じような休日の過ごし方をしているような気がするが、このワンパターンがいいのである。

有酸素運動とサウナは地球を救う」のである。

特に心の元気が失われている人は、外を散歩して、汗をダラダラ流して新陳代謝をよくすると、どす黒い心の中が洗い流されるような気分になり、元気度が5%アップするのではないかと思います。

 

あんまり月間走行距離は意識していないが、今月は435kmで終了。

ゴールデンウィークは暦通りの休みで、土日祝日は待機番に当たっているので遠くに行くことはできないが、近場をちまちまと走ることはできるので、やれることをそれなりにやっていきたいと思います。

 

さようなら。

150kmの距離感覚をロードバイクで確認

自分でもどうしてこんなものに申し込んでしまったのかよくわからないのですが、どうやら4週間後の私は、小樽〜苫小牧まで150km、自分の脚で走らなければならないようです。

 

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とにもかくにも、出ると決めたからには最大限の準備はしていきましょう。

今日のテーマは「150kmの距離を体感する」。

 

とは言え、大会1ヶ月前に、実際に150kmランニングするのはちょっと無謀なので、ロードバイクという「飛び道具」を使って、「人力で150km移動するのはどのくらいの労力なのか」ということを肌感覚でつかんでいきたいと思います。

 

 

約半年間、バイクガレージで眠っていたロードバイクを引っ張り出します。

去年は冬の間も、ローラー台使ったトレーニングしていて、たしなむ程度に自転車にも触れていたのだが、今年は3月半ばからの片道2km程度の自転車通勤しかしておらず、「果たしていきなり150kmも走れるのかしらん」という不安はあるのだが、来月はこの5倍ぐらいキツイことをするんで、この程度のことで音を上げるようではいけない。

意地でも150km走り切るのだ。

 

チェックポイントは

 

・ゆっくりじわじわ動き続けられる出力の確認

・効果的な補給食と、補給のタイミング

 

と、言ったところです。

長丁場のレースで重要なのは、走力それ自体よりも、「自分の走力をわきまえて、適切なペース配分と補給ができるか」ということだと思います。

 

私はロードバイクでは、80kmぐらいの距離で平均速度25kmぐらいの走力なんで、今日は久しぶりのロードバイクということもあり、「時速20kmぐらいで動き続ける」ことを目標としていきましょう。

補給食は何種類か用意して、何が摂りやすくて、効果があるかということを、自分の感覚でチェックしていきたいと思います。

 

では、出発しましょう。

釧路市街から片道で75kmぐらいのところを探してみると、阿寒湖がちょうどいいかなあということで、国道240号線を北上して、一路阿寒湖を目指していきます。

ちなみに、阿寒湖は今日は湖水開きの日ということで、イベント的にもちょうどいいだろう。

 

 

阿寒湖までは、これと言った峠はないんですが、標高差にして400mぐらいダラダラと上っていきます。

早くも50kmぐらいで「かったりーなー」と思ったりしますが、復路はほとんど下りで楽チンなので、もうちょっとの辛抱だと、えっちらおっちら上ります。

休憩、補給は20〜25kmで1回の割合で。

 

 

雄阿寒岳が見えてきたら、残り約5kmです。

もうちょい頑張ろう。

 

 

4時間ぐらいかけて阿寒湖到着。

ここまで約73km、平均速度は19.9kmと、ほぼ狙い通り。

 

 

エナジードリンクと赤飯おにぎりで補給。

北海道の赤飯は、甘納豆が使われているのがデフォです。

 

今日試した補給食の感想としては

 

エナジードリンク 眠気が吹き飛び、30%は疲労回復する。

・ゼリー飲料○ 飲みやすく、腹がもたれることもなく、割合即効性があるような気がする。

・赤飯おにぎり○ もっちりして食べやすい。

・コンビニデカおにぎり△ 赤飯おにぎりに比べると、パサパサして食べにくい。あと、海苔はない方がいい(食べやすさの関係)。

・ピーナッツチョコ× おやつとしては好きだが、食べるのに時間がかかるし、ピーナッツが歯についてイマイチ。

カロリーメイト× ボソボソして食いにくい。水分が持っていかれる。終盤で、咀嚼能力や嚥下能力が落ちているときは食べるのがストレスになりそう。

・大福餅△〜× 前半はいいと思うが、終盤で咀嚼力が落ちているときは食べるのに苦労しそう。あと、手に粉がつくのがヤダ。

 

てなところでしょうか。

本番ではエナジードリンクを2〜3本ぶっこみ、補給食は、固形食が受け付けられるうちは、赤飯おにぎりや大福のもちもちしたもの、終盤で胃がやられているときはゼリー飲料を流し込むという感じになりそうです。

あと、今日は試さなかったが、干し梅や塩タブで、クエン酸やナトリウムを摂ることも必要になるだろう。

 

 

ちょうど私が到着したとき、遊覧船の今シーズン初運行のセレモニーが開かれており、地元中学生の吹奏楽の音楽と、色とりどりの紙テープで出航が見送られておりました。

今シーズンも安全な湖の旅になることを願う。

 

 

阿寒某所では、桜の花が開いておりましたね。

正式な気象庁開花宣言はまだですが、釧路管内で4月に桜が咲くのは、今までになかったことなんじゃないかな。

今日は4月の末にしては肌寒い1日でしたが、唯一春を感じる瞬間でした。

 

 

復路は阿寒町のお菓子屋「松屋」でジェラートを食べ。

(写真ではわかりにくいが、無料トッピングで餅がついてくる)

 

 

サイクリングロードで鶴を見て、今シーズンの「ロードバイク初乗り」は終わりました。

ロードバイクは脚はランニングよりも楽なんだが、ずっと硬いサドルに座ってるんで尻がめっちゃ痛くなるし、ハンドルが遠くて前傾姿勢を維持するのに肩周りが凝ったりで、ランニングとはまた違った部分が消耗しますな。

たまには普段と違った刺激を入れるのもいいものです。

 

 

休憩時間込みで、約8時間半の今回の行程でした。

正直、150kmは自転車でも「こりゃかなり疲れるなあ」という距離であることがわかり、来月はこの距離を自分の脚だけで移動するのかと思うと、目まいのする思いであります。

しかし、制限時間は19時間半と、今日の倍以上使えますので、今日のような無理のないペースと補給でどうにかしていきたいと思います。

いや、どうにかするのです。

 

さようなら。