ゴシラン

走ることについて語ります

サロマセット練2日目

昨日は「サロマ湖100kmウルトラマラソン対策」として、60kmのペース走を行いました。

今日は昨日の余韻にひたることなく、更に40km走って、自分を痛めつけましょう。

 

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ウルトラマラソンで大切な練習は、2日連続のロング走「B2B(バックトゥーバック)」を行うことです。

あえて疲労を残した脚で、ロング走をすることによって、ウルトラマラソン終盤のよいシミュレーションとなります。

まあ、私のように「60km+40km」のような極端なB2Bをする必要はないと思いますが、本番前に2〜3回は「40km+20km」ぐらいのB2Bをやっておくと、100km走れる持久力(脚力、精神力ともに)がつくのではないでしょうか。

責任は持てませんが。

 

というわけで、昨日の今日で、明らかに40kmも走れるような状態ではないのだが、本番は「1日で100km」走らなければならないわけだから、このくらいは朝飯前までは行かなくても、晩飯前ぐらいには片付けておきましょう。

 

今日はLSDペースで、マラニック的に「釧路の桜を楽しむラン」にしていこうかなと思います。

釧路の桜の名所と言われているところを、テキトーにダラダラ走りましょう。

本日のシューズは「HOKAクリフトン8」。

 

 

まずは8kmぐらい走って、別保(べっぽ)公園へ。

最初の1kmは7分ぐらいかかり、めちゃくちゃ脚が重かったですが、人間の適応力というのは素晴らしく、動いているうちにキロ6分半ぐらいのペースで割合ラクに進めるようになりました。

脳みそが「やめたい」と訴えかけても、それを無視して、できる範囲で動き続ければ意外となんとかなるものです。

 

 

5月14日に「桜まつり」が行われるようですが、それまで桜が散っていなければいいですがな。

 

 

別保公園の桜は、まだちょっと寂しい感じでしたね。

5分咲きぐらいと言ったところでしょうか。

 

 

まあ、それでもピンクの花びらを見ながら走るのは、昨日の「景色が変わらないぐるぐる走」と違って、前に進もうとする意欲がわいてくるものです。

 

お次は釧路市桜ケ岡にある「茅野公園」

桜ケ岡って地名からして、「ここは桜が綺麗でっせ」と訴えかけているようですな。

 

 

ここは別保公園よりも、いい感じで咲いていましたな。

公園サイズはこじんまりとしていますが、バーベキューコーナーもある施設です。

コロナ禍になってから、バーベキューコーナーが開放されてるかどうかは知らんけど。

 

 

うむ、いい桜だった。

悪い桜ってのがあるのかは知らんけど。

次行ってみよう。

 

 

今度はおとといも行った、春採湖のある「春採公園」。

部活動の若者がビュンビュン走っていましたな。

私も見習いたい気分であったが、今日はちょっと無理だ。

おっさん、マイペースでのろのろ走らせていただきます。

 

 

おとといよりは花開いていますが、ここも別保公園同様、まだ5分咲きぐらいと言ったところでしょうか。

さすがにここまで20km以上走って疲れてきたんで、そろそろ休憩入れるか。

 

と言うことで、和菓子屋「二幸」でお菓子を買って、鶴ケ岱公園で桜を見ながら優雅に食おうと思っていたのだが、二幸、すげー行列じゃねえか。

駐車場には普段いない警備員もいるし。

今日は「こどもの日」だから、かしわ餅需要で行列ができているのかね。

 

私は「行列に並んでまでモノを食いたい」という執着心がないので、そのまま空身のままで鶴ケ岱公園に行くことにします。

腹は減ったが仕方がない。

 

 

鶴ケ岱公園もいい感じで桜が咲いていて、よろしかったのではないでしょうか。

と言うか、桜にもだんだん飽きてきて、雑になってきていますな。

 

 

お目当ての和菓子屋は激混みだったので、仕方なくコンビニで串団子をゲットして、釧路川河川敷で食べます。

やっぱ、ワシは「花より団子」の人間だな。

うん、ここまで無補給で20km以上走ってきたんで、コンビニ団子でも十分うまかったよ。

結局、どんな素材や調味料や調理技術よりも、「空腹である」ってのが、食い物をおいしく食べる最大のポイントだよな。

 

25kmぐらいになってから、一気に色んなところのガタが来る。

それは左大腿だったり、左膝だったり、メンタルだったり色々だ。

こういうときは、どうすればいいか?

つべこべ言わずに、若干ペースを落としながら淡々と進むのだ。

 

ウルトラマラソンでは、苦痛にあえぎながら、淡々と進んでいるうちに、ふとスーッと楽になることがある。

それはウルトラマラソン界隈では「復活」という。

フルマラソンでは、一度ペースダウンしたら基本「もう終わり」となることがほとんどなのだが、なぜかウルトラでは「復活」するのだよな。

今日の私に関して言えば、30km過ぎから突然吹っ切れた感覚が生じた。

残り10kmを切って、脳が「行ける」と判断したのかもしれんね。

 

ということで、最後の目的地「柳町公園」。

 

 

ここの桜が一番満開でしたな。

天気がいいこともあり、散歩している人もかなり多かったです。

 

 

外は日差しがあって暖かかったので、ローソンでアイスを買った。

レジでアイスを「温めますか?」って聞かれて、「何言ってんだコイツ?アイス温めでどないすんねん、アホか?」と思って、そのまま公園のベンチで食ったのだが、このアイスが妙にカチンコチンで固くて、しかも不味い。

で、パッケージをよーく見ると、この一見アイスに見える物体、「電子レンジで温めて、ドロドロにして食べる」のが、どうやら正しい食べ方のようだ。

最近のコンビニデザートは複雑である。

と言うか、アホなのはレジのおねえさんではなく、私なのであった。

よい勉強になりました。

ごちそうさまでした。

 

 

最後は「アイストラップ」に引っかかってしまったが、休憩多めながらも、どうにか歩くことなく40km走り切ることができ、2日間の「サロマセット練ミッション」をコンプリートしたのでありました。

せっかくの休みに、なんて無駄に疲れることしてるんだ、俺。

 

 

ペースも上り坂以外では「キロ7」を下回ることはなく、心拍数も抑えめに体力を消耗せず走れたのではないかと思います。

ただ、先週痛めた「左大腿から股関節」がまた痛み出し、ここはしっかりケアせんとならんなあ。

大きな故障につながらなければいいのだが。

とりあえず、5月27日の「150km超ウルトラキャノンボールラン」までは、昨日今日のような「身を削る」ような練習はせず、「いのちだいじに」で行きたいと思います。

 

さようなら。