「腸活」を始めようと思う。
マラソンのような長距離走では「脚力」が全てと思われるかもしれないが、42.195kmを超える「ウルトラマラソン」のような変態世界になると、実は「胃腸力」が重要なウェイトを占めるのである。
胃腸が弱いと
「脚は残っているんだが、吐き気がして食えない」
「食えないから体内のエネルギーが切れ、脚よりも先に全身の倦怠感がひどくなり動けなくなる」
なんてことになり、まだ30km以上も残っているというのに、走るどころではなく、延々と「ゾンビ行進」をせざるを得ない状況に陥ることもある。
マラソンランナーなら誰でも知っているであろう名著「BORN TO RUN」にも出てきたように、ウルトラマラソンは正に「走る大食い競争」なのです。
ウルトラマラソンの終盤で「食えなくなる」という問題を克服するアプローチは、2つあると思います。
1つは、あんまり食わなくてもいいように「体内の脂質をエネルギーとして動ける身体づくりを目指す」ってことと、もう1つは、きちんと食えるように腸内環境を整える「腸活」である。
「腸活」とは、かいつまんで言えば、「腸内細菌」の中の「善玉菌」を増やして、腸内の健康を増進しようぜ!という活動のことですね。
腸がきれいになって、普段の消化活動がよくなれば、腸に多大な負担がかかるウルトラマラソンでも、それなりに食えるようになれるんじゃないか。
知らんけど。
んで、腸内の善玉菌を増やすためには、整腸剤を使うのが手っ取り早いのではないかと。
最近は「ヤク○ト1○00」なるものが「腸活飲料」として流行っているみたいだが、あれは糖分が多すぎるし、プロ野球横浜DeNAベイスターズファンの私としては、敵チームの飲み物は飲みたくない。
以前、整腸剤「エビオス」を飲んで、腸内環境の改善を図ろうとしたことがあったが、酒の飲めない私に「ビール酵母」のあるエビオス錠は根本的に合わなかったようで、すぐにやめた。
便秘体質はひどくなるし、屁は臭くなるしで、ロクなことがなかったのであった。
で、今回取り入れてみる整腸剤はこちら。
有名な「新ビ○フェルミン○」とどっちにしようかちょっとだけ迷ったが、「フルマラソンサブスリー」を目指す私にとっては、「ビオスリー」の方がネーミング的に「サブスリー」を達成できそうな気がしたので、そっちの方を選んだ。
私は理屈で物事を考えるのが好きだが、モノを買うときは直感で決めてしまうところがある。
まあ、ぶっちゃけ整腸剤成分の「ビフィズス菌」と「酪酸菌」の違いなどよくわからんし、とりあえず飲んでみて合わなかったらやめればいいわけだ。
あんまり神経質な気持ちで摂取するよりも、気楽な気持ちでどーんと試した方が、きっと胃腸にも優しいはずだ。
ちなみにビオスリーを試してから3日目の感想としては、いつもはいつ来るかわからないお通じの時間が朝イチになり、でもってちょっと緩めになったかなあというところである。
まあ、便秘体質の私としては、詰まるよりは出る方がいいだろう。
こういうものは短期間で効果が出るものではないので、少なくとも一ヶ月は継続して、どのような変化が出るのか見ていきたいと思う。
ビオスリーで半年ぐらいかけて、ゆっくり腸内環境を整え、11月のつくばでは「ビオスリーでサブスリー」だ!!!
さようなら。