ゴシラン

走ることについて語ります

又飯時2往復リベンジ

来月開催の坂だらけである「壱岐ウルトラマラソン」に向け、ロングの起伏走を行おうと、先週、又飯時激坂コースで修業を試みた私です。

 

gossy54200.net

 

しかし、結果は20㎞で左足の甲に痛みが出て、2往復目の途中で断念。

後日、コースを変えてリベンジ30㎞走を行おうとするも、下りで同じ箇所を痛めて、途中でやめるパターンが続き、「ホントに来月100㎞走れるのか?」と自信が失われつつあります。

 

そんなわけで、今週は足に負担のかかるアップダウンを避け、更にHOKAの厚底シューズで足を甘やかす作戦に出たのですが、今度はサロマ前に苦しめられた左脚のしびれが復活してきて、「なんだかなあ」と悶々とする日々が続いています。

 

仕方がないので、昨日、久々に整骨院に行ってメンテをしてもらい、「荷重が外側に偏っているのが原因ではないか?」とアドバイスをいただき、そんで有効なストレッチも教えていただきました。

施術のおかげで今朝になって状態はよくなり、「今日は30㎞行けるんじゃないか!」と、先週のリベンジを決意したわけでありました。

 

では、行ってみよー!

 

 

今日も先週同様、天気は絶好調によかったですね。

でもって、気温はぐっと下がり、16~20度と走りやすいコンディションでした。

 

坂だらけのうねうねしたコースですが、スピードは気にせずマイペースで行きましょう。

 

 

このコースのハイライトは約700m続く、標高差50mぐらいの坂。

ただ、壱岐の90㎞以降は、これよりキツイ坂が何㎞も続くのかと思うと、このぐらいで音をあげていてはいけませんね。

 

 

坂を上り切ると、そこはただの地名を示す立て看板であった。

 

 

こっから今来た道を戻り、かなり急な下り坂になりますが、今日は足に負荷をかけないように慎重に下ります。

ちょっと痛いかなってときはありましたが、走るには支障のないレベルでホッと一安心。

 

 

15㎞で一旦スタート地点に戻り、補給。

98円のトップバリュゼリーは、貧乏人のロング走補給の味方です。

ローヤルゼリーの方がおすすめ。

実際のレースでは、こんな重い物補給食に使わんがな。

 

 

では、2往復目に入りましょう。

1往復目は抑えめに入ったので、脚には余裕があります。

あとは足が痛まないことと、シャリバテを起こさないことを祈りましょう。

 

 

海がキラキラ光っていて、いいですな。

壱岐の島の海もこんくらい美しいのだろうか。

というか、釧路でもこんだけキレイな海が見られるんなら、わざわざ壱岐の島なんかに行かんくてもいいんじゃないかと、地元のよさを再発見しながら淡々と走ります。

 

 

廃墟とネコ。

野生動物は、他にもキツネと鹿に遭遇。

まあ、道東ではいつものことだ。

 

 

今日は先週のリベンジで、無事に2往復30㎞走り切ることができました。

獲得標高も600m近くと、よい坂練になったのではないでしょうか。

1往復目よりも2往復目の方が速い「ネガティブスプリット」で、最後まで脚に余裕を残すことができたのは合格点。

 

 

坂ばっかりなので、ペースも心拍数も全然安定しませんでしたね。

ゆるいインターバル走が延々と続いている感じでした。

 

 

「ミッションコンプリート」の自分へのご褒美に、スタート地点近くにあった「中津からあげ」の店で、「チキン南蛮」を買いました。

来週、九州に行くんだから、グルメ面でも予習しておかなきゃな。

中津は大分で、チキン南蛮は宮崎なので、壱岐とは全然関係ない気もするが、北海道から見たら大分も宮崎も壱岐の島も誤差の範囲なので、これはこれでよい。

 

大変おいしゅうございました。

ごちそうさまでした。

 

 

今回、自分の中でよかったかなと思ったのは、以下の2点。

 

・カーボンプレートシューズ「HOKAカーボンX2」の採用

 

久々にみやすのんき先生の以下の本を読み直してみた。

 

 

この本の中で「カーボンプレートが入った厚底シューズは、有意に中足指骨関節と足首関節でダメージが軽減される」と書かれており、「中足指骨関節に負荷がかからないってことは、足の甲の痛みを防げるのではないか?」と思い、サロマDNF以降封印していたカーボンX2に手を出してみたわけです。

もちろんシューズだけが原因というわけではないですが、なんとなく中足骨に安定感が出てくるような気がして、甲へのダメージが軽減されているような気がします。

単なる「プラセボ効果」なのかもしれんがな。

「カーボンプレートシューズ」は「速くて筋力のある人が履くもの」というイメージがありますが、「足首から下の安定」という意味では、初心者ランナーでも恩恵があるのかもしれません。

 

・拇指球に体重をのせる

 

昨日の整骨院で「外側に荷重がかかりすぎているのでは?」という指摘を受け、今日は左足着地で「小指球側から接地し、そっから拇指球にしっかり体重をのせる」ことを意識しました。

足に痛みがあると、できるだけ体重をかけないように「ちょんちょん走り」になってしまいがちですが、それをやるとアキレス腱やふくらはぎに負荷がかかり、かえって逆効果になってしまうのかなと。

今日に関しては、甲に痛みが出た後に、「ちょんちょん走り」ではなく、逆に「拇指球中心で、足にしっかり体重をのせる」ことを心がけるようにしてから、痛みが軽減されたような気がします。

普段走っているときも、左足のバランスがイマイチ取れていない感じですので、そこは修正していきたいですね。

 

残された時間は少ないですが、もう数回ロングの坂練を入れて、故障なくきっちり仕上げていきたいと思います。

 

さようなら。