ゴシラン

走ることについて語ります

2週間遅れの母の日

5月第2日曜日。

世間では「母の日」である。

しかし、私は母の日だからと言って、贈り物を送ったことは1回しかない。

その1回も、コンビニバイトしてた人が「ノルマがあるんです。お願いします」と頼まれたから、仕方なくコンビニ指定の母の日ギフトを買って送ったというものであり、自主的に送ったというものではない。

当然、今年も何も送らずに、母の日は終わった。

まあ、母は300㎞以上離れたところに住んでいて、年に1~2度しか顔を合わせないし、別に送らなくてもいいだろうと。

 

そんな母が釧路にやってくることになった。

JRの切符が特別に安くなっていたからとか、そんな理由であった。

80にもなる母親が、JRで往復12時間ぐらいかけて、釧路まで「日帰り」でやって来るのである。

「ホテル代出すから泊っていけばいいのに」とも思ったが、そうもいかない事情があるのだろう。

 

んなわけで、今日は昼間に釧路駅で母を迎えるという重要任務があった。

まず、その前にランと風呂をチャチャッと済まそうかと。

 

 

まずは春採湖や釧路川の河川敷を11㎞ジョグ。

体調は完全ではないが、キロ6分ペースぐらいのジョグならなんとかなるか。

ジョグりながら、徐々に体調を戻していこう。

 

 

その後、スーパー銭湯で「朝風呂」。

この銭湯のギャラリーには、有名人の似顔絵がずらーっと展示されているのだが、このご時世において、大谷翔平と水原一平の似顔絵が並んで飾られているのはどうかとちょっと思った。

 

さて、さっぱりしたし、駅まで母を迎えに行こう。

定刻通りに特急はやってきて、「釧路神社に行きたい」という母のリクエストに応えたのであった。

 

 

この神社は、基本、マラソンクラブの「初詣ラン」でしか行ったことがないのだが、いつ行っても立派な松の木だのう。

どことなく、ハワイにあるガジュマルを彷彿させる。

 

んで、天皇陛下も召し上がったという、釧路の老舗蕎麦屋「竹老園」に行きます。

ローソンの「竹老園カップそば」は今まで何回も食ったことがあるが、店に行くのは初めてだったりする。

 

 

 

とりあえず、観光客向けと思われる「特選セット」を、2人でシェアする形でチョイス。

「かしわぬき」「蘭切りそば」「茶そば」「そば寿司」の4点セットとなっております。

やっぱ、釧路に来たからには、「緑のそば」を堪能してもらいたいなあと。

量的にはちょい物足りないが、満足してもらい何よりでした。

 

 

その後、天気がよかったので、白糠の道の駅で太平洋を見るなどして、しばらくぶりの「親子水入らず」のときを過ごしました。

慌ただしい日程ではあったが、この年にあって、自分の脚で立って歩き、自分の言葉でしっかりしゃべることだけでも素晴らしい立派なこと。

元気な姿を見ることができ、満足満足の「2週間遅れの母の日」でありました。

 

 

しばらくぶりの「母の日の贈り物」は、泉屋のスパゲティミートソース。

次、母親に会えるのは、8月の「北海道マラソン」ですな。

「スパカツ」のTシャツを着て走る私を、生暖かい目で応援してくだされば、ありがたく思います。

 

多分、今後母親と過ごす日数は、30日もないんだろうなあと、ふと思ったりする。

それゆえ、8月の道マラまでには完全復活して、元気な姿を見せることができるように、しっかり練習していきたいと思います。

 

お互い、後悔することのないように、それぞれの人生を精一杯生きていこう。

お元気で!

 

さようなら。