怪我をして走れなかった期間、「走れないときのためにクロストレーニングとして自転車があればいいんじゃないか」と思い、発作的に購入しちゃいました。
今はコロナ禍の影響で世界的に自転車需要がものすごく、生産が追いつかない状態で、欲しい自転車を待っていたらいつまでも買えなさそうなので、買える自転車をとっとと買っちまおうという作戦に出たのでした。
買ったのはGIANTの「ESCAPE R DISC」。
平たく言えば、GIANTの代表的クロスバイク「ESCAPE R3」をディスクブレーキに替えた代物です。
定価約7万の自転車で「油圧ディスクブレーキ」がついているんだから、最近の自転車界はすっかり進化したというものよ。
せっかく自転車買ったんだから出かけましょうかということで、今日は約半年ぶりにサイクリングロードを阿寒方面へと。
冬の間は鶴野でゲートが閉ざされていたサイクリングロードも、ようやく全面開通しました。
原野の中の一本道をひたすら進みます。
このお馬さんたちに会うのも約半年ぶりですな。
冬の間元気にしとったかね。
また、今年もこの道ちょくちょく通るので、よろしゅうおたのもうします。
このままサイクリングロードの終点である阿寒町まで行ってみたい気持ちもあったが、雨が降ってきたので、山花休憩所で引き返しましょう。
ここまで17km。
山花には温泉やらキャンプ場やら動物園があります。
釧路に来てから動物園は一度も行ったことがないのだが、おっさん一人で来るようなところでもないし、無理して行く必要もないだろう。
さようなら、動物園。
帰り道は、雨だったり向かい風だったり寒さだったりで、散々な目にあいましたが、こういう外遊びは「なんかうまく行かなかったなあ。この次は楽しもう」ぐらいで終わるのが面白いんじゃないかなあと思ったりする。
知らんけど。
簡易フェンダーはつけておいてよかったです。
前後で3000円ぐらいの安いものでしたが、背中には全く泥を跳ねることはなく、十分に機能を果たしたと言えるのではないでしょうか。
釧路はこれから夏になると霧雨で路面がウェットになることが多いので、スポーツ自転車にもフェンダーは必須ですな。
雨中の34kmポタ。
ディスクブレーキは私のような握力の弱い人にとってはいいですな。
「油圧ディスクはメンテが大変」と言われるが、メンテはショップに丸投げすると決めれば、そんなに神経質にならんくてもいいんじゃないかと思います。
ブレーキ性能とは関係ないですが、フレームやリムの掃除が楽というメリットもありますな。
さて、「ESCAPE R DISC」の走行インプレ。
びっくりするぐらいよく走るってことはないですが、全てにおいて及第点。
正に「This is クロスバイク」。
リムブレーキの「ESCAPE R3」だと、安物のブレーキを使っていた関係で、「ブレーキの効きが悪くて止まらない」という欠点があったが、ディスクブレーキになってそれも解消され、万能の「汎用クロスバイク」と言ってもいいのではないでしょうか。
車で言えば、ヤリスやフィットみたいな「日常の通勤や買物から、ちょっとした長距離ドライブでも使いたくなる」という存在ですな。
マラソンの鈴木亜由子選手も故障中、ロードバイクでトレーニングをしていたということですし、私も週に1度ぐらいは100kmぐらいの距離を自転車で走って、ランニングだけでは鍛えられないようなところを鍛えていきたいと思います。
この新しい相棒で、200km300kmのブルベや、美幌のデュアスロンで遊んでみようかしら。
少なくとも16インチのブロンプトンよりはよく走ります。
比較の対象が間違っているという話もありますが。
さようなら。