年末になって、慌ててやってしまう節税対策が「ふるさと納税」。
「ふるさと納税」というと「返礼品」というイメージがあり、「返礼品」というと「グルメ」というイメージがありますが、現在、大絶賛で味覚障害中の私にとっては、グルメと言われても、イマイチ食指が働かない。
特に肉系の脂っこいものは、砂のような味しかしなく、全く食う気にならないのですよ。
とは言え、節税対策はやっておきたいので、これだったらまだ食えそうかなあと、12月の末に、釧路の隣町「白糠町(しらぬかちょう)」に寄付をして、「いくら」をゲットすることにいたしました。
そんなわけで、年末に寄付をして、先週「いくら」が届いたわけであります。
200gの冷凍いくらが、4パック届きました。
「12時間冷蔵庫に入れて解凍すべし」ということで、昨日の朝7時に冷蔵庫に入れて、昨日の晩御飯として、豪勢に「いくら飯」を食ったわけであります。
飯を食う前に、プールで腹を空かせておくことも忘れてはならない。
どーん!!
米よりも多いいくらの量に、テンションもダダ上がりというものだ。
しかし、味覚障害であまり味を感じることができない身。
舌磨きを始めてから、徐々に改善しつつはあるが、果たしてこれを美味しく食べられるのかは気になるところ。
せっかくのいくらが不味かったら、全てが台無しなのである。
いただきます。
うむ、舌先では苦く感じてイマイチかも……。
しかし、舌の奥の方に入れて、時間が経つと、いくら本来のうま味が口いっぱいに拡がるではありませんか!
う、うまい!!
これだけ物を食ってうまいと感じたのは、すごく久しぶりかもしれない。
ごちそうさまでした。
「食事=栄養補給」と、カプセル剤を飲むような食事が続いておりましたが、ようやく「食事=楽しみ」と感じられるようになりました。
いくらは、あと3パック残ってるんで、これを週に1回の楽しみにしていこう。
これで生きる希望が湧いてくるというものだ。
デザートの「甘熟王バナナ」は、ほとんど味がしなかったが、そんなことは些細な問題だ。
少しずつ「美味しい」と感じられる食べ物が増えて、また食事の時間が楽しみになるときが来ればいいですなあ。
尚、舌磨きは、舌だけではなく、上あごの部分も磨いてあげると、より効果が出ると思います。
ありがとう、白糠町。
また、そのうち気が向いたら走りに行く。
さようなら。