ゴシラン

走ることについて語ります

味覚障害と食感

負傷したときは「すぐ戻る」だろうと思っていた我が味覚ですが、3週間を過ぎても戻る気配はありませんな。

何を食べても味気ないというのは、食べるという行為が苦痛にすら感じますが、「栄養をしっかり摂ろう」という心がけと、活動量が以前に比べると落ちているという事情から、体重、体脂肪率ともに順調に増加傾向にあります。

 

味覚障害の中でも、「何なら食えて、何ならダメか」ということは日々考えるようにしています。

今んとこダメなのが、肉肉しいもの、脂っこいもの、辛いものと、味覚が壊れる前は割合好きだったものだったりしています。

好きだったキムチがダメってのは、ありゃありゃって気分になりますが、人の味覚というものは一瞬で変わるものなのだなあと。

 

そんな中で、割合「うまい」と感じたのはこれ。

 

 

サイクリング中に食べたってこともあるが、「あんこ系」のお菓子は、まだ甘みを感じて食べられるかなと。

 

 

あと、「糖質0g麺」。

栄養的には物足りないかもしれないが、うどんやラーメンなど「ちょっと重いなあ」と感じる麺類が受け付けない現状では、これが一番食べやすい。

水切りしただけで食えるってのも、便利でいいですな。

 

では、「あんこ」や「糖質0麺」だったら何でもいいのかって言うと、必ずしもそうはならないのが複雑だ。

少しお高いきちんとしたメーカー品なら食べやすいのだが、スーパーで安く売ってるよくわからんメーカーのものは不味く感じる。

味付けは同じようなはずなんだが、この違いは何だ?

 

足りない頭で考えたところ、どうやら「食感」の違いが大きいのではないかと。

有名メーカーものは、あまり味覚を感じないながらも、きめ細かい食感で食べやすいが、そうでないものは、どうもべたべたした感じで食感がよろしくないかと。

こんなことは、味覚が壊れるまで考えたこともなかったのだが。

 

人間の「五感」というものは、実は優れているもので、「味覚」が失われた分、舌触りの「触覚」が発達していくのではないかと。

何かが失われると、別のものを発達させることによって、人間の身体というものはバランスが取れるものなのである。

ホントかどうかはワシも知らんが。

 

とにもかくにも、きちんとしたメーカーのものと、そうでないものとでは、味付けは大して変わらなくても「食感」という意味で大きく異なっているのだなあということを発見した私なのであった。

ちょっと食費はかかるが、きちんとした食感のものを、しっかり食べようと心に誓ったのでありました。

 

来月からは「完全食」として有名な「BASE BREAD」で、栄養とバランスをしっかり考えた食生活をしていきたいと思います。

せっかくの機会なんで、怪我をきっかけに食生活を見直していくことにしましょう。

どうせ味がしないんだから、菓子パンをほおばるよりも、この方が10000倍いいだろう。

 

 

途中で味覚が戻ったら、そんときはそんときで考えたいと思います。

 

さようなら。