ゴシラン

走ることについて語ります

大学入試教材を使ってボケ防止

今月の初めに「脳出血」で1週間ほど入院していたわけであるが、このとき強く思ったことは

 

ボケ老人にはなりたくない!

 

ということである。

 

まあ、今は「認知症」とか言うのが正確な表現なのかもしれないが、まともに意思疎通ができないのは「ボケている」と言っても差し支えないだろう。

同室に入院されている方を見て、「これが20年後の我が身か?」とガクガクブルブル震えていたのでありました。

 

そんなわけで、最近「ボケ防止策」として、無駄に通勤時の時間などを利用して、こいつの丸暗記作業をしております。

 

 

大学入試用の英単語集「DUO3.0」。

私が高校生のころは存在していなかった教材であるが、ハワイに行ったとき、こいつが一番役立った。

エレベーターで「After you.(お先にどうぞ)」と話しかけられたときは、「おお、DUOそのまんまやんけ!」と、大いに感激した記憶がある。

 

まあ、今は海外旅行など行く予定もないが、ボケ防止策として、DUOに出てくる「560例文暗記作業」は、ほどよい脳の刺激となっていいのではないだろうか。

こんなものを覚えるぐらいなら、もっと世の中の役に立つことを覚えた方がいいという話もあるが、私の脳みその中身は「ドラえもんの目次を丸暗記した」5歳のころからあんまり変わっていないのである。

 

gossy54200.net
やはり若いころに比べると、記憶力は落ちているなあと痛感。

音はそれなりに覚えられるんだが、つづりがなかなか覚えられないのう。

何度も同じ間違いを繰り返してしまい、私は「ボケてきているのか?」と不安になってしまうのである。

まあ、試験を受けるわけでもないから、どうでもいいと言えば、どうでもいいのだが。

 

で、英語のような文系科目だけではなく、数学のような理数系もやっといた方がいいだろうと、古本サイトで「白チャート」をゲット。

 

 

3冊約2000円で、ボケが防止できて、頭がよくなるんなら安い買い物ではないだろうか。

三角関数の倍角の公式を見て「懐かしい!」と思ってしまった。

 

昔、東野圭吾の小説で「数学が趣味」という頭のいい犯人役が出てきたが、確かに数学は紙と鉛筆があればできる「安上がりな趣味」としてよいだろう。

 

 

果たしてこんなことが、どのくらい「ボケ防止」に役立つかは知らんが、できるだけ脳細胞を活性化させようと心に誓った今回の入院生活なのでありました。

「AI時代」の現代ではあるが、「ボケない」ためにも全部機械に任せないで、自分の頭を使えるところは使っておいた方がええで。

 

さようなら。