ゴシラン

走ることについて語ります

味覚障害4ヶ月後

11月に脳出血で倒れてから味覚障害になってしまい、4ヶ月が経ちました。

 

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亜鉛サプリや舌磨きなどの口腔ケアで、治そうとはしているのだが、なかなか元の味覚には戻りませんな。

 

 

先月の札幌遠征では、味覚障害のことを気にせずに、入院前好きだったものをうりゃーと食ってみたわけだが、どうも「これじゃない感」が強くてのう。

舌が「今までとは違う味」に慣れてきたってのはちょっとあるが、わざわざ高い金を払って口に合わないものを食べるのは違うなと、こっちに戻ってからは外食を控えている私です。

というか、外食をしようという気分にならない。

X(旧Twitter)上で「飯テロ画像」が流れても、「今はそんなにうまそうに思えないな」と、スルーできるようになりました。

 

んなわけで、食に関してはすっかり「保守的」になっている私。

平日に食べるものは、毎日ほとんど同じという風になってしまいました。

まあ、独り身だし、何を食べようかということに意思決定を使うエネルギーが省けてよいと言えばよい。

 

 

・朝 MCTオイルコーヒー、アーモンドとブルーベリーと95%カカオチョコにヨーグルトとMCTオイルをかけたもの

・昼 完全栄養食「BASE BREAD」と、海藻、豆腐、ちくわの入った味噌汁

・夜 キャベツ、ブロッコリー、アボカド、しめじ、ゆで卵、トマト缶、鯖缶、大豆水煮に味付けは、リンゴ酢とオリーブ油と塩と業務スーパーの「姜葱醤」。玄米と白米混ぜたもの(120g)に納豆、キムチ、もずく酢

・間食 バナナ、梅干し、プロテイン、明日葉青汁

マルチビタミンマグネシウム、カルシウム、亜鉛、ヘム鉄サプリ

 

土日で「これは食えるかなあ?」と、実験的に他の食材を試してみますが、平日は「味のわかるものしか食いたくない」ということで、ほぼこのメニューに落ち着いています。

 

この食生活に慣れてくると、「食べ物の中で『味覚』というものは、一部の要素に過ぎず、実は大事なものではないのでは?」とか「今まで自分は味覚に騙されて『身体に悪い』と言われているものを食っていたのでは?」と、味覚に対して「疑心暗鬼」の念が湧いてきましたね。

味覚障害になりたてのころは、「こんなもん食えるか!早く治れ」と思っていたものだが、今となっては「五体不満足」の乙武さんではないが「この食生活は不便だが不幸ではないな」と、悟りを開いた禅僧のようになっています。

正直、「治ろうが治らなかろうがどっちでもいいか」って気分です。

 

タカヤマラソンさんの動画に出てきた「揚げ物、洋菓子、菓子パン」は、今は全く食べたいという気分にならず、マラソンランナーとしては、これはこれで悪くない食生活なのではないでしょうか。

 


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さっきも書いたように、味覚というのは食べ物の持つ「限られた一つの側面」であり、舌と脳みそを喜ばせるようなものを食べるよりも、腸が喜ぶものを食べた方が長い目で見ればいいのではないかなあと、半分負け惜しみのようなことを思っている私です。

 

まあ、どうなってもいいやって気持ちで、亜鉛サプリと口腔ケアは地道に続けていこう。

自分の努力だけではどうにもならないものである以上、降参して受け入れるしかないですな。

 

さようなら。