ゴシラン

走ることについて語ります

2023 10/1~10/7 ランニング週記

10月になりました。

ここ道東は気温もぐっと下がり、からっとした秋晴れの日が続くようになってきましたね。

普通に外に出るにはちょっと肌寒いぐらいですが、ランニングするには暑すぎず、寒すぎずと、最適の季節になりました。

この快適な気候を利用して、2週間後の壱岐ウルトラマラソンに向けて、しっかり仕上げていきたいものですね。

 

 

週間走行距離は101㎞、獲得標高は1298m。

前週に「62㎞走」を含む132㎞を走った疲れが、週の前半はなかなか抜けませんでしたが、木曜に休足を入れて、ちょっと復活しました。

ダラダラと毎日走るよりも、週一でも休足を入れて、メリハリをつけた練習の方が有効だってことはわかっているのですが、習慣化というのは恐ろしいもので、走らない日は歯を磨き忘れたり、顔を洗い忘れるぐらいの気持ち悪さを感じてしまうのだよな。

とは言え、今はテーパリング期間なので、「5走2休」を目途に、しっかりと休みを入れて体調を整えていきたいと思います。

 

 

 

「達成不可能に思える目標」こそ、数字に勝つ唯一の方法

 

3割を超えられない選手の傾向を分析すると、3割を目標にしているケースがほとんどである。一方、3割の壁を突破していく選手は、一度も3割をマークしていないにもかかわらず、3割3分あたりを目指している

 

3割という数字が、自分の中で「目標」から「ノルマ」に変わってしまうのだ。目標とノルマ。こうして文字で見ただけでも、ノルマには身を硬くしてしまわないか。ノルマにはどうしても義務感が伴ってしまうものだ。そこから焦りが生まれ、平常心を失っていく。だからこそ、3割3分を目標にし、2割9分から3割へ打率を上げていくのも、あくまで通過点だと感じられるようにしたほうがいい

 

落合博満「采配」より)

 

私はフルマラソンで自己ベスト3時間40分ぐらいだったとき、みやすのんき先生の本に触発され、一気に「サブスリー」という目標を設定した。

その結果、「サブ3.5」「サブ3.15」は単なる通過点と考えることができ、2年ぐらいで一気にサブ3.15をクリアすることができた。

しかし、3時間一桁まで記録が伸びてくると、「サブスリー」がノルマのように重くのしかかってくる。

最近、自分の中で停滞しているのは、もちろん故障の影響もあるが、「サブスリーの呪縛」もひとつの原因なのかもしれない。

ここは一気に「2時間55分切り」、いや「サブエガ」ぐらいを目標にして、あくまで「サブスリーは通過点」と、当時「サブ3.5」が通過点だったような気持ちに返ることも必要なのかもしれんな。

 

記録更新まであと一歩で停滞している人は、一気にワンランク上の目標を持つというのもひとつの手段かもしれません。

そうすれば、おのずから行動も「ワンランク上」に向けて変わっていくことと思います。

 

ちなみに私はサブ3.5をすっ飛ばして、サブスリーを目標にしたとき、月間走行距離を200㎞から300㎞以上に一気に増やしました。

もちろん走行距離だけが全てではありませんが、このくらい「ワンランク上」の目標を持って行動することで、ようやく「ひとつ下」の目標を達成できるのかなという気がします。

 

さようなら。