ゴシラン

走ることについて語ります

「北海道マラソン2023」参加記(その3)

gossy54200.net

 

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ラソン大会に参加しているのか、電車ごっこで遊んでいるのか、ようわからん状態でスタートから1時間強が過ぎました。

正直、10㎞過ぎまででお腹いっぱい楽しんで、もう残りの30㎞はどうでもいいかって気分になりかけていますが、参加費の元を取るために走り続けましょう。

 

あ、ここで時系列はまたスタート時点に戻りますが、「酷道ランナーさん」のYouTubeに、私を含む「チームかっぱちゃん」のメンバーが取り上げられていました。

 


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見る人が見れば「癖の強いキャラ」の集まりかもしれませんが、私にとってはこれが普通であり、皆さん真剣にマラソンに取り組んでいるのです。

ちょっと人とは方向性がズレているだけなのです。

なんか、中高生の「不良」みたいなことを言うようであれですが、人を見かけだけで判断してはいけません。

 

では、また10㎞過ぎからレースレポを再開していきましょう。

 

このくらいの時間からは、日が陰ってきて、あまり暑さを感じなくなってきましたね。

被り物仮装に比べると負担は少ないものの、それでもやっぱ気温30度で、長袖Yシャツ、スラックスで走るものではないですな。

ノロッコ号」という余計な荷物も抱えなければならなかったし。

 

周りの声を聞くと、今回は気温だけではなく湿度にも苦しめられたランナーが多かったようですが、夏の釧路は低温ながら湿度100%近い日が続くので、じめじめ耐性ができていたのは救いだったと思います。

太陽さえ出なけりゃ、こっちのものよ!

 

ルートは石狩街道~北24条通と続きます。

24条は昔働いていた職場もあり、ちょっと懐かしい気分になりましたね。

あのころに比べると、あの辺も変わったものよ。

 

15㎞手前で、早くも先頭ランナーが折り返しでやってきます。

私がちんたら走っているうちに、彼は私の2倍以上の距離を走ってきたのね。

(ちょうど復路だと37㎞ぐらい)

周りのランナーからは、先頭ランナーに「頑張れ!」と声援が送られますが、先頭ランナーからすると「お前らこそ、もっと頑張れ」って気分だったのではないでしょうか。

 

今回、私の中でちょっと残念だったと思うのは、「釧路圏以外でのノロッコ号知名度の低さ」ということですね。

地元の湿原マラソンのときは、「あー、ノロッコだ!」と周りから声をかけられていましたが、今回は「電車」の声が多く、「ノロッコ」の声は皆無に近かったです。

さすがに「新幹線!」と声をかけられたときはズッコケそうになりましたが、善意のお声掛けに「いや、鈍行列車のノロッコ号なんです」と応えるのもアレなので、新幹線らしく、めちゃくちゃ無理してダッシュして、おばちゃん方の声援に応えておりました。

はー、しんど。

 

壱岐ウルトラマラソンでは「ノロッコ号」と、冬に釧路を走る「SL冬の湿原号」のPRに努めたいと思います。

(いや、そんなものはどうでもいいから、真面目に練習して走れ)

 

19㎞地点を過ぎ、舞台は「みんな大好き新川通」に入ります。

ここの往復約13㎞の直線コースは、景色も単調で、今まで多くのランナーたちを苦しめてきたところです。

とは言え、元札幌市北区新川民の私としては、「かつてのホーム」であったんで、むしろ慣れ親しんだ懐かしい道であったがな。

 

新川通に入ると、アスファルトが濡れており、「あ、さっきまでここ雨降ってたのね」と。

空を見ると、序盤戦と違って厚い雲に覆われており、「こりゃあひと雨来そうだなあ」とノロッコ号は「キロ7分」から「キロ6分」へ「快速運転」に切り替わります。

 

20㎞地点の「国際情報高校吹奏楽部」の応援は、今年も神レベルでしたね。

踊りながらの演奏、本当にありがとうございました。

 


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動画は去年のですが、こんなテンションでずーっと応援してくださり、我々ランナーよりも疲れたのではないでしょうか。

演奏に合わせて「YMCA」を踊りながら、20㎞地点通過。

時刻は11時8分と、関門の11時35分に比べてかなり余裕が出てきました。

まあ、完走は大丈夫でしょう。

あとはできれば大雨になる前に、ゴールにたどり着きたいところ。

 

25㎞手前の「前田森林公園」で大エイド。

去年は「雪玉」がもらえて、ひんやり感を味わえたのだが、今年は序盤の暑さのためか、すでに雪玉は品切れ。

コーラエイドはあっても、紙コップはないと、「終末ランナー」には厳しいところでありました。

結局、チョコパン食べて、どら焼きもらっておしまい。

来年はマイカップ持参で走るか。

エイドで無駄に時間費やしてしまったんで、20~25㎞は40分近くかかってますね。

途中下車の時間は終わり。

また快速運転に戻りましょう。

 

 

果てしなく続く新川通。

去年までは「折り返しはどこじゃ?どこじゃ?」と思いながら、先の見えない道を走っておりましたが、今年は折り返し地点上空にバルーンが上げられていて、目印になってよかったですね。

バルーンは実際の折り返し地点よりも、かなり奥にあったような気もするが。

 


さて、折り返しましょうか。

あとは札幌市街地に向かって走るだけです。

にしても、俺、誰に対して敬礼してるんだろね。

 

折り返し地点過ぎた辺りから、ポツポツ来始めましたね。

なんか遠くではゴロゴロ雷が鳴ってる音も聞こえるし、こっからは序盤とは違った意味で天候に苦しめられそうな予感です。

 

折り返してから1㎞ぐらいのところで、アクションカメラを持ちながら走っている女性ランナーの後ろ姿が。

ゼッケンを見ると「みゃこ」と書かれているではありませんか!!!

 

今回の道マラゲストランナーのみゃこちゃん。

サブスリーランナーということで、もっと先の方を走っていて、絶対に見る機会はないと思っていたのですが、今回は「初フルマラソン」の弟さんとご一緒に、サポートしながら走られていたのですね。

 

極度の人見知りで、自分から知らない人に声をかけることなど、ほとんどない私ですが、仮装は人を大胆にします

「これは千載一遇のチャンス!」と、思いっきりみゃこちゃんに話しかけ、YouTubeにバッチリ映り込んだ私なのでした(17分30秒過ぎ)。

 


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しかし、こうして改めて動画見てみると、ワシ、めっちゃ痛い奴だな。

普段、陰キャな人間が、無理して明るくふるまっているのがバレバレの感じで、正直見てられんかったわ。

壱岐ウルトラマラソンでは、もうちょっと落ち着いた感じで、みゃこちゃんのYouTubeに取り上げてもらうことを目標にしよう。

(いや、そんなことより練習しろ)

 

あ、取ってつけたような感じであれですが、弟のシンタロウくん、初フル完走おめでとうございます!

また気が向いたら、北海道マラソンもう一回走りに来てください。

 

さて、みゃこちゃんに「快速宣言」したワタクシは、25~30㎞を29分39秒と、無駄にキロ6を切るペースで、今回の最速ラップを刻んだのでありました。

恐るべしは、みゃこちゃん効果なのであった。

 

(つづく)