ゴシラン

走ることについて語ります

大腿神経痛の治療始めました

さてさて、私が先週から悩まされてる「安静時(特に寝ているとき)の左大腿前面のしびれるような痛み」。

ついに我慢できない痛みに達してしまったので、昨晩、整骨院に駆け込みました。

 

んで、かくかくしかじかと症状を説明すると、おそらく「大腿神経痛」だろうと。

 

「大腿神経」ってのは、大腿、すなわち太ももに走っている神経ですね。

で、この大腿神経の通り道になっているのが「腸腰筋」なのであります。

 

 

そんでもって、この腸腰筋がカチンコチンに固まって、大腿神経の通り道が狭くなり、通せんぼすることによって、太ももの前面がビリビリと痛くなるのだろうと。

非常に大雑把な説明でありますが、大腿神経痛を引き起こす原因は「腸腰筋」にあるのです

 

ということで、治療としては、痛みのある左大腿前部よりは、むしろ腸腰筋周りをほぐしてもらったり、温めたり、電気を流したりとか、そんな施術をしてもらいました。

大腿神経付近の血流をよくするために、患部は温めた方がいいとのこと。

あまりに痛くて眠れないとき、「カチンコチンに凍らせた保冷剤で患部を冷やして、その部分の感覚を麻痺させたら痛みが和らいだ」ということを言ったら、「それは絶対ダメ!」とのこと。

神経痛の治療は「温める」ことが鉄則のようです。

 

んなわけで、昨日は患部に湯たんぽを乗せた状態で寝ることにしました。

しばらく苦痛が続き、「う、ダメだ。冷やしたい」という衝動に駆られましたが、30分ぐらいしたら落ち着いて、痛みがなくなってからは、嘘のようにスカッと眠ることができました。

やはり、温めた方がいいんだなあ。

 

朝になったら、痛みしびれ共に昨日の30%ぐらいになって、「お、これ行けるやん!」と。

悲観的な私は、昨日まで「ああ、この痛みだと、6月のサロマも絶望だ」と思いっきり落胆していたので、いきなり治療効果が現れたことに大いに安心し、ちっ、これだったらもっと早く整骨院に行けばよかったと思ったのであった。

 

とりあえず昨日「走っちゃダメ」とは言われなかったので、天気もいいことだし、ちょこっと走ってみましょう(ただし、「走っていい」とも言われていない)。

もし痛くなったら、今日も整骨院に行くんで、そのとき治してもらえばいいだろう(やってはいけない考え)。

 

 

5km過ぎぐらいから、左脚の感覚がなくなってきましたが、それでも昨日おとといに比べたら、かなりマシな感じでしたね。

キロ6分13秒で11kmと、無理ないペースで淡々と進めたと思います。

 

ランニング後も痛みが出ることはなく、そのまま2回目の整骨院へ。

昨日と同様の施術をしてもらい、先生から「走ってもいいよ」と許可をいただきました(さすがに、ここに来る前も走っていたとは言えなかった)。

明日のクラブ練習会で15kmぐらい走って、どのような変化が出るかというところですな。

このまま順調に治ってくれればいいのだがな。

 

この手の神経痛で大事なことは、「筋肉を縮める筋トレ」ではなく「筋肉を伸ばすストレッチをすべし」ということである

立位体前屈がマイナス20cmクラスの「鋼の肉体」を持つ硬派の私としては、これから心を入れ替えて腸腰筋や股関節周りのストレッチにいそしみたいと思います。

 

 

 

「怪我の功名」で、腸腰筋のストレッチついでに、私の課題とするストライドもついでに伸びてくれればいいですな。

故障は辛いものであるが、「自分の間違っている身体の使い方」を見直し、「正しい身体ケア」を知るいいきっかけにもなります。

 

腸腰筋、股関節周りのストレッチ

・シャワーで済ませず、入浴の機会を増やし、しっかり身体を温める

 

この2つを心がけ、単なる対症療法ではなく、根本的に治していきたいと思います。

多分、神経痛なら、病院で「神経痛薬リリカ」を処方してもらうのが、症状をやわらげるには手っ取り早いのだろうが、ここは「急がば廻れ」で、腰を落ち着けて、時間をかけて柔らかい腸腰筋を作り、神経の通り道を妨げない身体作りを目指してくことにしていきましょう。

 

さようなら。