ゴシラン

走ることについて語ります

「ほんべつクロスカントリー大会」参加記

さてさて、この前の日曜日に参加した「ほんべつクロスカントリー大会」、正式な結果が発表されました。

 

 

記録は「33分5秒」、順位はだいたい真ん中ぐらい。

せめて上位1/3ぐらいには入れるんじゃないかなと、甘い期待を抱いていましたが、こういうマイナー大会に遠くから出るようなランナーは、やっぱガチランナーが多いんだなという印象を受けました。

50人ぐらいの「一般男子の部」参加者の中で、11人が30分以内とハイレベルな戦いでありました。

 

では、レースを振り返りましょう。

開会式は9時からでしたが、8.0kmスタート時間が10時15分と時間がありましたので、軽く3kmアップジョグ。

軽くと思いながらも、ついついレースの高揚感からかキロ5ペースとアップにしては速すぎたかな。

今思えば、無駄な脚を使ってしまったかも。

 

アップ後は、とにかく外が寒いんで車の中で待機。

ローカル大会で、スタートと駐車場が近いと、車の中でぬくぬくできていいですな。

 

10時にスタートラインに整列。

 

gossy54200.net

 

速報で書いたように、記録証は「セルフサービス方式」と簡素なのだが、スタート点呼にやたら時間をかけていましたね。

自転車のロードレースレベルに、ガチで一人ひとりゼッケン順に整列させて、チェックしておりました。

寒風吹きつける中、「いいから早くスタートしてくれ」と勝手なことを思っておりました。

一生懸命点呼を取ってくださったスタッフの皆様、申し訳ありません。

 

ちなみに服装は、ノースリーブのシャツにアームカバー、ランパンにゲイター、シューズは「ヴェイパー様1号」ことヴェイパーフライNEXT%。

走ってるときはこれでちょうどよかったけど、とにかくスタート前が鬼のように寒かったでござる。

 

 

tamq.hatenablog.com

 

今回は秋の「BAMBI100」で100マイルに挑戦されるタマ子さんへの応援の意味も込めて、去年もらった「100マイルキャップ」を被って走ります。

 

点呼が終わって予定の3分前であるが、「寒いのでさっさと始めましょう」ということでスタート。

尚、スターターはゲストランナーとして3.2kmの部を走られた、市橋有里さんでした。

 

先頭集団はものすごい勢いで飛び出します。

最初は上り基調の芝生。

向かい風もあって全然進まんぞ。

というか、ヴェイパー、芝生路面では反発を感じず「ただの不安定なシューズ」でめっちゃ走りにくい。

周りを見ても、ヴェイパー履いてる人ほとんどいないし、シューズ選択失敗したと思いながら走ってました。

 

序盤はアップダウンあり、あちこちにコーナーありと、ややテクニカルなコース。

急な下りで、俗に言う「膝が笑う」状態になって、スピードの制御が効かず、転ぶんじゃないかと思いました。

日頃、アスファルトの真っ直ぐな道ばっか走ってると、こういう不整地のアップダウンに対処できないね。

最初の1kmは4分半ぐらいかかりました。

 

上りで細かいピッチでちょこまか走っていたら、クラブの若いスピードランナーNさんにゴーカイに抜かされます。

股関節をしっかり使って、上りでもしっかりとストライドを保つ走りは、見ていて勉強になりますわ。

こっからはどうにかNさんの背中が見える位置で走っていこうと、必死になって追っていきます。

 

序盤は冷たい雨が降り出し、どうなることかと思いましたが、雨はすぐにやんで、2km過ぎた辺りから、コースはほぼ真っすぐなロード。

やっと、こっからヴェイパー様の本領発揮!

と行きたいところだったが、Nさんの背中はどんどん小さくなっていくし、新たに2人に抜かされて、苦しい展開が続きます。

 

ロード区間は、前半「上り追い風」、後半「下り向かい風」で、ほぼサブスリーペースで進みます。

トラック練習と同じぐらいのペースなんだが、全然余裕ないな。

スライド区間でタマ子さんに遭遇して、エール交換。

 

結局、5km過ぎからは順位の変動もなく、心臓はバクバク、呼吸もゼーハーしていたが、頭の中はアドレナリンも特に放出されず、終始ボーッとしたように淡々と走ってゴール。

ゴール後、「楽しかったですね」というNさんの声に、ようやく我に返って、「そっか、そう言えば変化に富んで楽しかったかもなあ」という感想を持ち始めた私。

結果はイマイチでしたが、苦手としている「短い距離のスピード」「不整地のアップダウン」を経験でき、今後のフルマラソンやトレイルランにつながるよい練習になったと思います。

大会関係者の皆様、寒い中の運営、ありがとうございました!

 

 

桜はまだ咲いていませんでしたが、ツツジがあちこち咲いている本別公園でした。

さようなら、本別公園。

今後はもっといい天気のときに来たいのう。

 

 

帰りに道の駅で納豆を購入。

こういう知らないマチでのイベントは、そのマチを知るきっかけになっていいですね。

これから豆を買うときは、意識して本別産かどうかチェックすることにするよ。

 

 

帰りはちょっと遠回りして、本別の隣町「浦幌町」にある山間の秘境温泉「留真(るしん)温泉」で、冷えた身体とエキサイトした筋肉をいたわります。

強アルカリのぬめぬめした湯がよかったですな。

近くにあったら毎週でも通いたくなる温泉でした。

 

あ、ちなみに10月に浦幌町でも「うらほろマラソン」が開催されるんで、近郊の方もそうでない方も、どしどし参加しましょう!

と、言っときながら、私は仕事の都合でこの日は参加できないわけだが。

 

urahoro-studyum.com

 

去年は、あの「大迫傑選手」もゲストで登場した「うらほろマラソン」でしたが、今年はそういう案内がないってことは、大迫さんは来ないのだろうなあ。

まあ常識的に考えて、MGC1週間前に、浦幌に来る余裕などないよな。

 

ここ数年、「わざわざ遠くまで行って、車の運転時間の半分の時間も走らないのは行くのがもったいない。時間の無駄だ」と避けてきた、短い距離のレースですが、たまには頭を無にしてゼーハーするのもいいものですな。

今回の結果を糧にして、7月末の湿原マラソン(10km)では40分切れるように精進していきたいと思います。

 

さようなら。